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IKEDA隊長コラム

リフォーム新聞に掲載

業界紙「リフォーム産業新聞11月15日号」におかにわリフォーム工房の

木で取組むリノベーション「木ノベーション」が記事になり掲載されました。

イマイチな顔写真も掲載されてるんですが・・。

 

先月、「ウッドデザイン賞」を受賞した木ノベーションですが、無垢の木など

を多用し、設計技術、デザイン技術、そして職人技術を活かすリフォーム、リノ

ベーションをと、おかにわリフォーム工房で開発したものが話題になっています。

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住まいには住まう方の価値観が当然ありますが、我々地域工務店としては、自然素材

を多用したリフォーム・リノベーションに積極的に取組んでいきたいと考えております。

 

【自然素材を利用する理由は?】

 

昔の家は比較的隙間が多かったので、ある意味自然に換気されている状態で、あまり

化学物質の影響を受けにくかったのです。昨今住宅の気密化が進んでいて、計画

的に換気しないと二酸化炭素や新建材と呼ばれる、フローリングや、ビニールクロス

から発する化学物質が室内に充満し、シックハウスや化学物質過敏症などを起こす可能

性が高まり、平成15年に建築基準法でシックハウス対策の法律が制定されました。

 

室内の化学物質の量が定められ、24時間換気扇などを作動させるなどの義務になった

わけですが、当然ゼロになったわけではないですし、微量でも影響を受ける人もいます。

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自然素材を利用すると、化学物質をゼロにすることは出来ませんが、ゼロに向かう事

はできます。家の中には家具を購入したり様々な家財も持ちこまれる訳ですから、総量

を考えると、室内面積の大きい床・壁・天井の素材を自然素材にすることは室内の空気

環境を良質化する上でとても有効的です。

 

でも、近年、新建材の多様化で組み立てることしか出来なくなった大工さんも多く、

木を削れる職人さんが減ってきているのも現状で、組み立てやすい新建材等でリフォーム

されることが新築同様大半です。

 

自然素材を利用していると言うことは、室内の空気環境をかえだけでなく、職人さんの

技術を永続的に残していける事にも繋がります。

「木ノベーション」は新築だけでなく、既存住宅のリフォーム、リノベーションでも自然

素材を多用できる、あらたなリノベーションのあり方を考えたコンセプト住宅なんですね。

ぜひ、この機会に知って頂けると幸いです。

 

 

木ノベーションの生みの親でもある「隊長」でしたー

 
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