IKEDA隊長コラム
2016.12.03ビンテージ住宅
今後、少子高齢化により人口が減少していきます。それに伴い、地域社会においても、
住宅の空き家や賃貸住宅の空室なども問題視されてきているのはご存知だと思います。
築55年の戸建てシェアハウス・シェアオフィスを訪れる
自然の流れだから、仕方がないと思ってしまう時もありますが、常に訪れる社会問題を
解決していかないと、地域の衰退に歯止めをかける事はできませんね。
新しい価値観を生む空間
隊長も、住生活に関わる者として、日々その問題の解決となるべくヒントを探しに行動を
心がけていますが、この度、大家業や不動産コンサルに取り組む福岡県の会社様を訪れ
ました。(スペースRデザイン)大家業は街づくり。と以前は収益としての建築(箱)づくり
がメインであったそうですが、事業を継承を機に箱から場への取り組に変換され、建築、
不動産、コミュニティデザインの3つの要素を兼ね備え、箱から場づくりを進められています。
半世紀近い建物をリノベし満室の建物
岡庭ファーム、にわのいち、住まいて忘年会など、工務店としての場づくりや街づくりに
取り組んで参りましたが、不動産系の方々の取り組みもまた新鮮でありました。
こちら、ほぼ半世紀にわたるマンションですが、古くても空室がありません。入居者も、
個性ある幅広いジャンルの方々が拠点としていて、相互のコミュニティー力や絆力が強い
とのことです。
価値観の合う人が集まる場
これから、20年、30年、いや100年先まで建物を使い、住み続けるヒントを沢山得ること
が出来ました。少し整理をして今後地域に、そして社会に伝えて参りたいと思います。
明日は年に一度の岡庭ファミリー住まい手忘年会の日。住み手と一緒に飲んで食べて、話し
てと楽しい一日を迎えます。また、ブログでもご報告いたしますね!
■先進的な取組に感銘を受けた「隊長」でしたー