IKEDA隊長コラム
2016.12.23レジリエンス住宅チェックリスト
一昨日のことですが、午後から分単位に3つの委員会に出席。午後一番から国土強靭化関連
、レジリエンス住宅WGへ、からの災害時の木造応急仮設住宅建設に関する全木協東京都協会
定例会に会長として出席。その後、ストック住宅関係の委員会と慌ただしい一日でした。
一つ目に参加した、内閣官房と連携して進められている、レジリエンスジャパン推進協議会
での内容について、弊社の取組とリンクするので少し触れておきましょう。
隊長も2年ほど前から同団体の取り組む、「レジリエンス性を確保した住宅のあり方検討総合WG」
(国と民間が一体となり災害に強い住宅のあり方を検討)へ全国の工務店を代表で委員として参画
しております。→こちらのサイトでもワーキングメンバーが公開されています。
今年最後となる委員会ともあって、来年度の方向性等の発表や討議などが行われました。ここで詳し
い事はあまり説明できませんが、来年度からはこのレジデンス性の高い住宅の普及啓発に向けた取り
組みなどや、消費者様の災害への意識向上に向けた取組なども始まっていく模様です。
2016年に「レジリエンス住宅チェックリスト」が発刊され、平時の際から、災害時への意識や準備
レベルをこのチェックリストで確認出来るようになっていて、意識啓発から準備対応への行動促進
を、ツール等を介し広めていく事が考えられます。→レジリエンス住宅チェックリストのサイト
岡庭建設では今年の4月にオープンした「R-ECO HOUSE」は地域の方々に安心安全な住宅だけで
はなくゼロエネルギーを目指し住宅とともに、レジリエンス性の高い住宅として建設されています。
(平時に楽しく暮らせ、有事に活躍できるモデルハウスとして東京で初めてのお目見えとなりました。)
例えば、薪ストーブのように平時にはピザを焼いたり、お菓子を作ったりと楽しい生活の一つとして
利用することができますが、災害時には、暖房として利用したり、火をおこし、炊き出し等に利用する
ことを想定しております。それ以外にも様々な工夫が施されていますので、モデルハウスを見学いただ
きながら一歩先のエコハウスを知って頂き、これからの家づくりのあり方を知ってもらえれば幸いです。
このようにレジデンス住宅の委員を務めながら、地域社会が安心安全でより良くなる様にと実物を建築
し多くの方にご覧いただける場を設けさせていただきました。更なる取組もモデルハウスで既に始まっ
ています!。近々、モデルハウスのレジリエンス度をチェックしご覧頂く予定です!。