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IKEDA隊長コラム

「花粉の少ない森づくり運動」

昨日は工務店、住宅事業者として2つの委員会へ出席。
午前中は、国の施策でもある住宅の省エネ化を推進する全国的な取組に関する委員会。

29年度から建築物の省エネ化の義務化が進められます。まずは、大規模な建築物は

国の定めた基準に適合する必要性があり、早ければ2020年に住宅の省エネ基準適合義務

化となります。

 

そのための周知期間として技術者の講習会等が進められておりますが、隊長も省エネ住宅の

基本性から設計、施工編のテキストづくりにこの5年間携わっております。

 

午後からは、東京都の「花粉の少ない森づくり運動」推進委員会と都の関連施策の委員会に出席。

現在、都内の山にあるスギ・ヒノキの平均樹齢が30年を超え、花粉保有率も大変多い状態との

ことです。花粉は飛散の問題から、都民の健康などにも影響することから、このような花粉の少

ない森づくりが求められているということですね。

 

その上で、森の木々を伐採活用する上で、住宅生産に携わる者が委員会において必要ということで

この度、東京都の工務店、設計事務所、職人団体等の地域住宅生産者の協議会を代表し都知事の

委嘱を受けて本委員会の今回から出席する運びとなりました。

 

おかにわの家造りでは「多摩産材」も利用しながら家造りを手がけておりますが、今後更に都内の

住宅事業者や、ものづくりにおいて、積極的に多摩産材の活用により、苗木の植替えや山の維持や

活性につながっていくものと考えられます。

 

どちらも社会課題に向けた取組ですので、微力ながら社会に寄与できればです・・・。

大きな委員会は、高層ビルの上での開催が多いようですね・・・高所ニガテデス・・・汗

 

花粉関連の委員会情報は都のHPで情報公開されていくようです。
また、東京都の花粉飛散予測も発表されましたので参考までにどうぞ御覧ください。

今年は都内で0.7〜1.0の飛散率で2月15日ころから飛散されるとの予報です。

例年相当ですね。隊長も花粉症ですが、委員会も通じて得たこともありますので、多摩の森

今後の家造り等に活かして参ります。

 

隊長