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IKEDA隊長コラム

住まいの環境デザイン・アワード審査員

昨日は、東京ガス主催の「住まいの環境デザイン・アワード 授賞式」に参列

 

といいましても、今回は受賞ではなく、審査員という立場での出席です。

弊社でも「2011年にビルダー賞」「2013年に環境デザイン優秀賞」の大きな賞を受賞しておりますが、

もうでないで!と言うわけではなく、隊長も、工務店団体等の役なども努めている事からなのか、昨年より審査員

という役回りでこのデザイン賞に関わっています。

 

「住まいの環境デザイン・アワードとは?」

 

“人と環境と住空間デザインの真の融合”をテーマに、環境性能と住空間デザインとの調和を図り、暮らしの主人公

である住まい手の思いを実現した都市型住宅の好例を募っていて、過密傾向にある都市部において、限られた敷地

や既存住宅の活用、さらには周辺への環境配慮やコミュニティ形成など、課題解決をも目的としています。それら

の課題に果敢に取り組み、成功している好事例を見出し、次世代へつながる環境デザインを発信していければと、

この賞があり、アワードをきっかけに社会的なメッセージや各取組につながればと今年で10年目を迎えます。

 

詳しくは東京ガスのサイトをご覧あれ。

 

会場は霞が関の「イイノホール」。とても大きな会場での授賞式。

著作権等の関係で、授賞式の模様等は撮影できませんでしたので、後日公式に公開され次第ご報告いたしますね。

 

詳しくは、主催者:東京ガスのHPでご覧頂ければと思いますが、

今年のグランプリは、建築家によるマンションリノベーション作品。

 

ただのマンションリノベーションだけでなく、既存住宅で有りながら得られる光の環境デザインと

得られた熱や、生み出す熱の負荷を減らすために断熱を改修する工夫なども評価されています。

 

今まで環境とデザインという事で、比較的新築住宅の方が新たな考えの基、計画されていく関係から高い評価

を得ていましたが、近年既存住宅での環境デザインや工夫も多く、ついに既存住宅改修がグランプリを受賞と

いう結果となりました。

 

最後の好評で審査員を代表し東京都市大学教授の宿谷昌則氏より

 

「自分の体で感じる(暑い、寒い)ことから出発し、環境空間を意識化していき、その結果としての空間デザイン

が表現できるようにもっともっとなっていってほしい」との言葉が印象的でした。

 

 

いわゆる基準を満たしているということなどの数値化だけでなく、体感から考えるということが大事だということ

ですね。。。。同賞の来年に向けてのヒント、そして、今後の家づくり技術のヒントにもなったことでしょう。

 

と、また専門的な話になりましたが、審査員を努めつつもまた一つ大きな気づきと学びをいただきました。

 

 

 

 

隊長