IKEDA隊長コラム
2017.05.26構造計算のお勉強
本日は、少々気難しい記事です・・笑
一昨日に参加してきた「木造軸組工法住宅の・・設計」講習会
本年度に改定が行われた関係もあり、自社の緻密な構造設計に活かすべく参加です。
木造建築物の構造計算というものは3階建て以上が義務付けで、2階建ての住宅は必須ではありません。
ですから世の中的に大半の木造住宅は細かな構造計算たるものは行われていないのが現状なんです。
岡庭建設では、木造2階、注文・分譲住宅を含め全棟構造計算を行い、お引き渡しの際に
その計算書もお渡ししています。
最近の住宅事情で分かりやすく説明すると、省エネ住宅をと太陽光発電を屋根に載せたりするとします。
この太陽光発電、いがいと重たいんですよね。
という事は、住宅それぞれに重さが異なるということでもあります。
その重さが異なるわけですが、その重さを加味しないで家造りが進んでいるケースも多いのです。
という事は、既存の住宅に太陽光を載せるという事はどういうことか・・・・意味分かりますよね。
人間だって、お子様を肩車したら体が辛くないですか・・それも一生・・・笑
ですから重さも形も性能も異なる住宅は、その住宅それぞれに
構造の設計と確認をしていく必要が本来あるという事なんです。
その構造計算を行う企業岡庭建設としては、この講習会で配布されるガイドブックは正しく構造
のバイブルでもあるのです。
この改定には構造に熟知した人たち、国の方々も含め改定されていきます。
今回の改定には隊長も理事を務める工務店団体(JBN)も参画し、
机上だけでなく、設計と施工に携わるものとしての声も反映されている模様です。
技術高き仲間の名前があることがなんだか嬉しいです。
という事で、本日学び改定された事項を含め今後の家づくりに活かして参ります。m(_ _)m
隊長