IKEDA隊長コラム
2016.08.29中古住宅購入時に改修費補助!
先週8月21日の日本経済新聞の朝刊に「中古住宅購入時に補助」という一面記事が出ていましたね。
「中古住宅を購入する際にリフォームの工事費を1件あたり最大で50万円リフォーム等の費用に補助しようという制度で、中古住宅の適正な流通を意識した政策のようです。対象は40歳未満の購入者ということで若年層の住宅所得者を対象としているようです。秋の国会で審議され、早めれば年内には制度のスタートも見込まれております。また、国の動きや情報を元にお知らせしてまいりますね。(日経電子版の記事より)
空き家が増えてくる中で、既存住宅の活用はとても重要なことですが、現段階、日本では住宅の資産価値を20〜30年で価値が0になってしまうという、古い基準などがそのまま。いざ中古住宅を購入する際に銀行で担保評価されず、借り入れしにくいなどで中古住宅を断念しなければならないことなどもあります。
しかし、近年、徐々にそれらを見なおそうと施策や、民間独自の動きなども始まってきています。
岡庭グループの岡庭不動産でも昨年、一昨年と国土交通省から「中古不動産取引における情報提供促進モデル事業」に2年連続採択され、中古住宅の活用方法から価値付などを進める仕組みづくりに取組みました。そして、今年度も金融機関の協力を頂く方向であらたな取組を始めるところです。
中古住宅だけの話ではなく、私共が建築し携わってきて住まいをしっかり守り、そして維持された住宅が価値が認められるよう日々社会活動を含め取り組んでおります。
これから先を見据えて、キーワードは「住まいの維持管理!そしてインスペクション(住宅検査)住宅履歴〈情報蓄積)です」
おかにわ建設でスタートした維持管理メンテナンス「おうちクリニック」はそのために始めたサービスでもあります。
随時、中古住宅補助のことや、「おうちクリニック」の詳細についてもお伝えしてまいりますね。