スタッフブログBLOG
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記事一覧へ僕がいつか家に作りたい部屋
こんにちは、おかにわかずきです。今日はタイトルのお話をしようと思います。半分趣味のような話です。いや… …全部趣味の話です。みなさん家づくりをする中で、「絶対にこれはほしい!」というような部屋・設備、ありますか?たとえば、音楽系だったら防音室、芸術系だったら工房、他にも書斎、秘密基地(?)とかとか。ぼくは書斎もほしいです。 ”も”なんです。いっちゃん欲しいのは「ホームシアタールーム」席は4から6席ぐらい、大きなスクリーンに投影機、あとはポップコーンを作る機械も。防音で重低音が響くような音響システムも入れたいな。開演のブザーもつけたいな、35mmフィルムも上映できるようにしたいな。あっ、椅子はリクライニングできるとなおいいな。なんて現実的じゃないんでしょう。でも夢見る分には……笑 僕は映画が好きです。本も好きです。これまでの人生で一番続いている趣味かもしれません。その次は将棋です。でも正座できないので和室は寝転がる派です。畳の匂いってどうしてあんなに落ち着くんでしょうね……日本人のDNAに組み込まれているとしか思えません。さて、そう、家につくりたい部屋の話です。地方だともしかしたらできるのかもしれませんが、東京だとやはりどうしても土地の広さがネックになってきます。いっそ地下を掘るか……? いやいや、めちゃくちゃ費用が嵩んでしまう。 ものすごーく現実的な路線だと、テレビのある部屋をちょっとシネマちっくに改造するところが関の山でしょうか。最近だと音響システムも結構本格的なのが出ているので、防音さえしっかりすればできそうです。……とここまでは、独身だからこそ出来るんだ! とツッコミが入りそうなのですが。やはりパートナーや、子ども、または二世帯でなどの色々な条件が入ってきます。となればやはり優先するべきはそちらで、シアタールームは泣く泣く諦める他ありません。書斎ぐらいは頑張って付けたいなと未来予想図を作っています。……とはいえ、何かの間違いで宝くじでも当たったら、もしかしたらつけるかもしれません。。。 家を建てられる、または買われる皆さまも、おそらくそういった悩みの上で(ホームシアターほどではないとはおもいますが)色々と取捨選択をされているのだろうと感じております。将来的に少しの間取り変更で、もしかすると自分のスペースが作れるかもしれません。畳2畳あれば、ものすごく落ち着く空間、おかにわならできます。というのも、「ふじまちテラス」にある「癒しの間」が本当に落ち着く空間と好評をいただいております。友人談ですが「ここで仕事したい」「ここで本読みたい」「チルれる」といった絶賛を頂いております。もちろん、お客さまからもご好評を頂いています!!このブログを読んでいるそこのあなた!もしふじまちテラスを見たことがなかったら、ぜひ見にきてください!下記にリンクを添付します! さて……、どういう着地で終わらせるか迷いに迷ったらこうなりました。でも、作りたい部屋がある。っていうのは素敵なことだと思っています。部分的にでも希望を最大限に叶えられるようなプランを提案できるように。家づくりで後悔しないように、私たちも全力でサポートします! それではまた!
完成見学会 開催中です
こんにちは 広報 吉松です。本日9/28(土)と明日、29(日)に西東京市にて完成見学会を開催中。会場は東伏見駅から10分ほど、当社からも徒歩圏内にございます。初日となる本日は薄曇りながら、少し蒸し暑い気温。真夏の暑さはないけれど、じんわり汗ばみながら準備を完了させました 午前中のお客様から一番質問が多かったのがこれ2階廊下にある山のような形状の壁↓↓↓↓↓↓↓
夏の結露は現場で防ぐ!
こんにちは 広報 吉松です。結露は、家の中と外の寒暖差によって発生します。結露が発生しやすいのは、室内外の温度差が大きい所や、空気の入れ替えが少なく湿気がこもりがちな所。結露といえば、冬の窓辺、というイメージがありますが本当に怖いのは「夏の結露」というのが前回のお話。夏の結露が増えている原因は、高温と共に多湿であること。夏の湿気を含んだ空気が、壁の中にも入ると、エアコンで外気より冷やされた空気壁が伝わり、壁内の温度を下げます。結果として、壁内の水蒸気がエアコンで冷やされた壁内の低温部分に触れ結露が発生してしまうのです。壁の中に一度、結露してしまうと拭くこともできず、そのままカビや土台の腐食の原因になります。
小春日和の家 完成お披露目会、もうまもなく開催!
9月28日(土)29日(日)西東京市新築注文住宅の建物完成お披露目会を開催いたします。 今回は、現場で撮った写真を一部ご紹介!天気があまりよくないですが……こちら、モスグリーン色のガルバリウム鋼板 丸波仕上げの外壁です。濃い色が好みだけど、黒が苦手な方はぜひ一度仕上がりをご覧いただきたいです。人気のカラーのひとつです。
結露はおうちの涙
水は「H2O」 では氷は?中学生の娘が理科のテスト勉強中、質問がありました「H2O → H2 + O2」ってどういうこと?それを聞いて私の記憶の扉が、「ああ、元素記号の試験が一桁ですごく怒られたな・・・ここから理科がキライになったな・・・元素記号の手の数って何だろう・・・」まさに、文系人間の第一歩が、この勉強でした。さらに、追い打ちの質問「H2Oって、水のことでしょ?じゃあ氷は?」たぶん、水も氷もH2Oだと思うのですが、なぜ?と聞かれると、私にはこたえられませんでした。「ググるから、いいや」と娘は部屋に戻っていきました。私は「英語だったらなんでも聞いて」と答えるのがやっとでした。 水が水蒸気になるのは「100℃」ではない・・・らしい水も氷も水蒸気もみんなH2Oである。娘の教科書に書いてありました。水はH2Oという分子ですが、液体のとき、水分子はつながり合っていて、エネルギーによってつながり合いが壊れると、水は水蒸気に変化する、というところまで理科の教科書を読んで初めて理解しました。 ※原子の話と分子の話をごちゃごちゃにして把握しているから説明できなかったわけです・・・ さらに、水が沸騰するのは100℃である。これは私でも知っています。でも、水が液体から水蒸気になるのは、もっと低い温度でなるそうです。洗濯物で考えるとわかりやすいですね(100℃にならないと水のままなら、洗濯なんてできません)洗濯物が乾くために重要なのが、気温・湿度・風。気温が高く、湿度が低く、風がある、この条件が揃うと乾きやすくなります。気温が高くても、湿度が高い室内では乾燥に時間がかかりますよね。夏場で気温が高く、カラッとしていると「早く」水蒸気になる逆に冬場で天気が悪いと、乾燥するスピードも「遅い」。つまり、温度・湿度によって、気化する「早さが違う」ということになります。 水蒸気に早くなる条件空気は温度によって含むことができる水蒸気の量が決まっています(飽和水蒸気量)。そして、実際に存在している水蒸気の割合のことを「相対湿度」、分かりやすい言葉では「湿度」という。 つまり、湿度50%とは、決まっている水蒸気の上限(飽和水蒸気量)に対して、実際には半分、ということ。上限の量は、気温が高いと多い=水蒸気を多く含むことができる寒いと低い=多く含めない。 そして、飽和水蒸気量を超えるとどうなるか?水蒸気が水に変わります。 例えば、冷たいコップに入ったビール。コップは冷やされるので、その周りの空気の温度が下がる→飽和水蒸気量が下がる→水になる(水滴になる)となります。水蒸気が水になったものを「結露」といいます。結露が起きやすいのは、高い温度で水蒸気を多く含んだ空気が、急に冷やされる・冷たい空気にぶつかると水滴になってしまいます。 ・・・とここまで、理科が苦手な私が説明を書いたのには、今回は「夏の結露」の話がしたいからなんです。 ▶ここまでの話、私の文章がわかりづらい人はこちらをご覧ください結露のしくみ-中学https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005401395_00000 結露はおうちの涙家の中には「水」を使う場面がたくさんありますよね料理・お風呂・冬の加湿器、さらに最近は部屋干しする方も増えています。さらに、家の中で使う「木」も水分を含んでいます。 寒い冬、家の中で加湿器をして寝たら、朝見たら窓が結露で濡れている、というイメージあります。これは外の寒い空気が、部屋の中の暖かく水蒸気の多い空気にぶつかって結露したもの。一方、夏にも結露は発生します。どんどん高温になる外気と、家の中の冷房した空気の温度差が原因です。例えば家具の裏やクローゼットの中など空気の流れが悪い部分。冷房の空気と滞留した空気がぶつかって結露してしまう。風が流れていないから、そこに水分が留まりカビなどの原因になります。 湿気を含んだ外壁の建材などは、太陽の熱で暖められることで蓄えていた水分を放出。壁の中の湿度を高めてしまいます。冷房された空気が壁の内の温度を下げ結果として、壁内の水蒸気がエアコンで冷やされた壁内の低温部分とぶつかって結露が発生してしまう。 夏の結露の怖さは「見えないところ」に起きること。冬の窓の結露は、できたとしても拭き取れますが壁の中や基礎などは拭けません。壁の中の結露は木材を腐らせ、家の寿命を縮めます。 「結露はおうちの涙」。 夏の結露は、本当に家にとっては大敵です。中2レベルの理科もおぼつかない私が、ようやくここまで説明しました 「じゃあ、どうしたらいいんだ!」については、次回に!
2024.09.16(月)
美味しいお菓子と飲み物を楽しみながら過ごす時間の大切さ。|ふじまちテラス
先日、ご相談でご来社くださったお客様より、紅茶のお手土産をいただきました!東大和市にある木下園製茶工場さんでつくられている「東京紅茶」緑茶用の茶葉でつくられた紅茶なので、とても日本のお菓子にも良く合うとのこと。早速、休憩時間に何人かで一杯いただきました(^o^)/渋みが少なくスッキリとしていてとても美味しかったです!束の間のほっこりタイムでした〜。ふじまちテラスモデルハウスにご来場のお客様も召し上がれますので、気になる方はお気軽にスタッフにお声がけください♪(なくなってしまったらすみません!)〇〇様、お気遣いいただきまして誠にありがとうございます!現在、モデルハウスでは「くらしcafe」を開催中です。「くらしcafe」は、家づくりやこれからの暮らし方について、ざっくばらんに話せる岡庭建設オリジナルのイベントです。美味しいお菓子を楽しみながら、木の香りが広がる快適な「ふじまちテラス」で、まるでcafeでおしゃべりしているかのようにリラックスして過ごしていただけます。家づくりの悩みや、普段は聞きにくいことも、気軽にご相談ください。(イベント名には、そんな思いを込めています。) 「家づくり相談」と言っても、皆さまの状況はさまざまですよね。家づくりを始めたばかりの方、ご両親の家の建て替えを考えている方、または現在のマンションを売却し、新しい場所で新築戸建てを検討している方もいらっしゃいます。私たちは、おかにわグループとして「新築部門」「リノベーション部門」「不動産部門」と連携していますので、さまざまな住生活に関するお悩みにお応えできる体制を整えています。まずはちょこっとお話聞いてみようかな〜という方ももちろん大歓迎です◎ お気軽にどうぞ〜! 広報 佐藤
2024.09.11(水)
「困ってない空き家」が生まれ変わって人気の街に
陸の孤島?世田谷のミッドエリアを走る世田谷線東京で一番面積と人口が多い世田谷区。成城・深沢などの高級住宅地があったり、デパートが集まる二子玉川芝居のまち・下北沢など、有名なエリアはあります。世田谷区は「東急ゾーン(田園都市線・東横線)」と「小田急・京王線ゾーン」がありますが、その二つをつなぐ「東急世田谷線」という短い電車が走っているのはご存じですか?世田谷線は三軒茶屋から下高井戸までの5キロ、わずか10駅を18分で結ぶ。今や都電荒川線と2線のみとなった、東京の路面電車です。のどかな路線で、利用する人もそれほど多くない地元の路線。東急と小田急、環七と環八に挟まれたこのゾーン、人によっては「陸の孤島」と呼びます。 先日、この路線の真ん中くらいにある「松陰神社」駅に行くことがありました。以前いったときの印象は、にぎやかな商店街がある町で、八百屋さんやお肉屋さん、おでんタネを売っているお店なんかがあってローカルな味わい。 ↓前はこういう昭和なマーケットが残っていました(在りし日の共悦マーケット)そして、今回いってびっくり。「おしゃれー!」ローストコーヒーを出すお店や、こだわりのパン屋さん、おしゃれなアイテムがそろう古本屋バナナトーストが自慢のカフェ・・・。その隣には、昔ながらの八百屋さん、中華やさんなど、古さと新しさがまぜこぜになっています 仕掛け人がかたる「困っていない空き家」問題少し以前の記事ですが、松陰神社に起きた変化について、面白い記事がありました今、松陰神社前が面白い。人のつながりが街を変えていく街づくりの方法https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00309/ 駅前にまた一つ「松陰PLAT」という新たな建物が生まれた。線路に沿ってベンチを兼用した階段が広がる気持ちの良い建物は、アトリエやカフェ、雑貨店など小商いのお店が8店舗入っている。取り組みをしている地元で不動産業などを営む「松陰会舘」の常務取締役の佐藤芳秋さんは生まれた時からこの街で過ごし、この街とともに成長してきた。何故いち企業が街づくりに取り組むのか?この街でもやはり「空き家」が課題としてあった。それも「困っていない空き家」。芳秋さんはそこに危機感を抱いていた。原因の一つは世代交代だ。初代、二代目が商売をやめた後に後継者がおらず、そのまま閉じてしまい、数年前からシャッターがちらほらと見られるようになった。経済的に困っているわけでもなく、手放す気もない。建物をなくすと税金があがる。それらの理由でそのまま残っている。さらに、最近このエリアが注目されたことで家賃帯が上がってきており、家賃収入を見込んでの建替が起こっている。それによって、かつては職人や八百屋さんなど街に根ざした商売が多かったが、今はその仕事内容も変わってきている。これからの世代を作っていく子供達にとって、街に多様性がなくなることを危惧していた。 「ソフト面が大事」「この街の良さは人のつながり」と取材中、何度も芳秋さんは繰り返した。古くなった建物を単純に建て替えるといったハードの改修はコストが高くなり、街の機能も変わっていく。ハード面だけではなく、街にどんな機能が必要か、どんな人に働いてもらいたいか、どんな人に暮らしてもらいたいか、というソフト面、その両面で考える必要があるのだと。 だから、大家さんのリテラシー向上も必要だと言う。個人商店を経営して、自分が引退した後もまた若い人を応援してあげられる、そんな気概をこの街の良さとして引き継いでいきたい。これらの課題を解決するためにも、松陰神社前にはテーマが必要ではないかと「まだ固まっていないけど」と前置きして「その一つが”商売”や”小商い”なんじゃないかな。それができると面白いな」と話す。アイデアの一つとして「困っていない空き家」に対して、この街で商売したい人のリストを作り、空いている店舗とマッチングしていく。空き家バンクの逆バージョンだ。そしてそれは単純な店舗のマッチングではなく、元々あった商売を変えずにその商店を継ぐようにする。商店街として「どんな機能=人」が必要なのか。空き家という建物を継ぐのではなく、機能を継いでくれる人が必要だ。機能と人を結びつけながら小商いの街としてこの街を活かしていきたいと、芳秋さんは考えている。実際に、人気の焼き菓子屋さん「MERCI BAKE(メルシーベイク)」は和菓子屋さんの跡地に、街の機能を継ぐという形でその場所で始めることにしたエピソードもある。 気になる以上・問題未満の「空き家」今、「空き家」というとすぐに「問題」という言葉がくっつき、過疎化や都市の再生のように非常に大きくとらえられます。しかし、東京に住んでいると過疎化という言葉にはピンとこないような気がします。でも、「空き家」については、なんとなく気になりませんか?例えば、毎日の中でふと気になる、しばらくしまったままのシャッターの建物や、個人でやっていたお店が駐車場になったまま、のような景色。「問題」というほどではないけど、なんか気になる・・・松陰神社では、このなんか気になるを地元の若者の発想から徐々に変わり、いまや人気のスポットに。街のポテンシャルを引継ぎ、次世代にバトンを渡していく。東京的な「空き家」へのアプローチだと思います。人気の世田谷でも、もともと陸の孤島と言われた場所。それがこうやって人気になるのですから、理想的といえるのではないでしょうか? バナナトーストと中学生女子そもそも、松陰神社には、その先の三軒茶屋まで「娘のスマホデビュー」という重大ミッションの途中で立ち寄りました。一緒にいた中2の娘に、「人気のバナナトースト、食べる?」と聞いたのですが、「今度、友だちと来るから」と断られてしましました。ちょっと食べてみたかった、バナナトースト。おじさん一人で入るにはハードル高めでしたインスタから画像だけお借りします 広報 吉松
2024.09.07(土)
急に思い出した”豪雨”と”うわばき”の思い出
夏休み明けの高校にて明日から9月。お子さんの夏休みが終わるという方も多いのではないでしょうか?夏休みの直前にやってきた大雨。窓の外を見ながら、急に思い出しました。 私が高校生だったはるか昔の夏休み明けのこと。学校に行くと通学口が異様な様子。なにかと聞くと、高校の隣に流れる善福寺川が夏休み中の豪雨で氾濫。不運にも靴箱が真ん中くらいまでに置きっぱなしだった上履きが流されたり、泥だらけだったり…(今となっては夏休みくらい上履き持って帰れよ!と思いますが、男子校だったもので・・・)幸い、私の靴箱はセーフでしたが、休み明けから掃除させられたような記憶があります。 あの、流されていった上履きは、どこにいったのでしょうか? 「川の街・水の街」東京そもそも善福寺川は現在はコンクリートで囲まれた狭い川ですが、昔から洪水被害が多い川だったそうです。東京全体の水害リスク予測がわかる「水害リスク情報システム」を見ると、母校もリスクの高い場所にありました。 東京全体で見ると、23区東側の荒川近くのエリア、そして城南から国立・日野を流れる多摩川近くは水害リスクが高く、さらに小さな川に沿って中リスクの線が東西に向かって走っていて東京が「川の街・水の街」であることが改めてわかります。 善福寺川のように、普段は氾濫するとは思えないような小さな川が、洪水のリスクが大きい場合もあります。また、昔の川が暗渠になってしまって、普段はまったく存在がわからないのに洪水がある場所だったり、見ただけではわからないこともしばしば。昔から住んでいる人なら、ある程度予測はできても新しく引っ越そうと思う人には、洪水リスクを予測することは見た目だけでは不可能といえるでしょう。 ハザードマップの意義と作成基準新たに土地を購入する場合、「ハザードマップ」でリスクを説明することは不動産業者でも義務になっています。ハザードマップは、災害リスクの高い地域を視覚的に示し、住民や関係機関が適切な防災対策を講じるための重要なツールです。地震、津波、洪水、土砂災害など、地域ごとの特有のリスクを地図上で示すことで、災害が発生した際の避難行動を迅速に行えるようになります。 この情報には、その地域の土地の成り立ちや、災害の要因となる地形・地盤の特徴、過去の災害履歴、避難場所・避難経路などの防災地理情報がすべて入っているそうです。 不動産購入で土地を選ぶとき、駅に近いか、学校の通学区か、スーパーなどが近いか、などに注目してしまいます。実際、希望の条件に合う土地は少なく、多少のマイナス要因も目をつぶりがち。購入をしたい土地について、リスクが高い土地なら、それに合わせた対策も講じておく。土地と建物、トータルで考えることが、洪水の多い東京の家づくりでは必須といえるでしょう。
2024.08.31(土)
もう一度考えたい「地震」や「台風」のこと
「防災ギフト」がやってきた夏休み期間中、自宅にこういうものが来ました※NHKニュースより抜粋東京・世田谷区は災害時の在宅避難で必要になる防災用品を1人3000円分、すべての区民に選んでもらう形で提供することになりました。これは世田谷区が能登半島地震などを受けて各世帯の防災力を高めてもらおうと35億9000万円余りの予算を計上して実施します。在宅避難などの際に役立つ防災用品を集めたカタログギフトをことし8月以降、全世帯に配布し1人3000円相当のポイントをあわせて付与して、必要なものを調達できるようにします。備蓄用の水や食料、断水した場合に使える携帯トイレのほか、モバイルバッテリーや家具の転倒防止器具、それに揺れを感知すると電気を遮断する感震ブレーカーなどを選べるようにすることを検討しています。同様の取り組みは去年、江東区でも行われていて、参考にしたということです。世田谷区は「首都直下地震が起きれば、在宅避難が一定期間に及ぶことが想定される。1週間分の備蓄を進めてもらえるようカタログギフトを見て、自分の家に何が足りないか考えるきっかけにしてほしい」と話しています。 昨今の状況を見てもわかるように、都心部で万が一の災害時、全員を「避難所」に収容するのは不可能。行政の方針として万が一の災害時にはできるだけ「在宅避難」、つまりは自宅で過ごすことを求めています。 当初の3日くらいはライフラインが来ていなくても、なんとか生き延びる、そして1週間分は備蓄する、そういう「避難」を推奨しているようです 災害時 大切なのは「その後」 地震や台風など、災害が起きたときくらしを守る「家」は何ができるのか? 「地震に強い家」として、耐震・耐久性を確保する「台風に強い家」として風に強い屋根材にしたり、窓にシャッターを設けるこういった被害を最小限にする対策は、これまでかなり検討され多くのメーカー・工務店では「耐震等級3」をアピールしています。 ただ、これからは「在宅避難」の時代。災害が起きてから、ライフラインが完全復旧するまでの少なくとも3日間をできるだけ自宅で過ごせるような「自助」な家づくりを住まい手のご家族のライフスタイルに合わせて考えることが求められるようになりました。 小さなお子さんがいるご家庭やお年寄りがいる家庭で、もしこの酷暑の夏に災害があったら?必要な備えは、それぞれのご家族構成によって当然変わってきます。 欠かせない「水」をどう確保する?防災用にミネラルウォーターを家族分、揃えておくという対策をしている方は多いかと思います。しかし、必要なのは「飲料水」だけではありません。 例えばトイレ用の水。これもあったら助かります。それを考えて、雨水を溜められるタンクを設置したり、災害時に強い省エネタイプで大容量の「高効率給湯器」も選択する方は増えています。 電気は「創電」×「蓄電」×「節電」の3本柱太陽光発電システムを導入して、万が一の停電時に対策する。この考えはかなり浸透してきました。 その発電した電気を夜でも使えるようにするための「蓄電」については家庭用の蓄電池という選択肢と、EV車で充電しておく二つのアプローチが一般的。 さらに、電気をできるだけ使わずに快適性を高める「住まいの省エネ性能」は平常時でもメリットがありますが、もし停電したとしても、暖房・冷房をつけずに、できるだけいつものように暮らせたり、あるいは、日中に太陽光で発電している時間に冷房をつけて、そのまま夜も外からの熱をシャットアウトしその涼しさをキープする、など暑い夏に必須な備えとなっています。 くらしながらでも「備え」を整える こういう対策は、新築の住宅ではもちろん対策できますが今お住まいの一戸建ての性能向上リフォームすることで備えることができます 例えば、モデルハウスをリノベーションした「ふじまちテラス」。断熱性能の向上をしながら、再生可能エネルギー、蓄電池とEV用コンセント、水の面ではさらにはエコキュートと雨水タンクなど、災害時を考えたハード面とソフト面での対策をプラスしました。 「新築住宅」であれば、全部を一度に備えることができます。しかし、今お住まいの家だからこそ、明日起きるかもしれない災害に対して、やるべきことは少しでもいいので、まずは自分の家族に必要なものに向き合い、整えはじめることだと考えています 気になることを少しづつ対策どこかで大きな地震が起きると、防災グッズが品切れになる、というニュースをよく見ます。ただ、喉元過ぎれば・・・で、買ったはずの水がどこにあったか・・?ということもあります(残念ながら、我が家でも買っておいた缶詰が消費期限を切れていました) とはいえ、玄関横に大きな備蓄庫を作って、その分家族の収納がなくなるというのは本末転倒。日々のくらしを大切にゆたかにすることを大前提に、最適なスペースを防災にあてる。 「起きてほしくない」と思う災害ですが、年に何回かは向き合うことが必要な時代なのだと思いました。
2024.08.25(日)
家づくり学校1時間目開催報告|2024年7月
暑い日が続いておりますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。先日、かき氷屋さんのキッチンカーがふじまちテラス前で出店してくれました。@takachan.shizurun(Instagram)ふわふわのミルクのかき氷!とても美味しかったです〜〜♪涼めました〜(^o^)また出店がある場合は、ふじまちテラス @fujimachi_terrace のストーリーズよりお知らせいたします! 7月21日(日)家づくり学校1時間目〜家づくりのはじめかた〜を開催いたしました。今回もオンラインとご来場のお客様との同時開催です。オンラインご参加の様子ご来場参加の様子ご来場は席数に限りがあることもありますが、満席。多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございます!!一部ではございますが、お客様よりいただいたアンケートをご紹介いたします。webアンケートよりご来場アンケートよりまたまたネタバレ防止(?)のため、虫食い状態にはなりますが、うれしいご感想を多くいただくことができました。ご回答くださってご参加のみなさま誠にありがとうございます! 次回の家づくり学校は2時間目!内容は順不同なので1時間目に出られていない方も大歓迎です♪(画像をクリックするとイベントページへ移動します) 広報 佐藤
2024.08.16(金)