IKEDA隊長コラム
2017.10.25東京都住生活月間2017で講演
10月24日(火)「東京都庁都住生活月間2017セミナー」にて登壇させて頂きました。
(場所:東京都庁 都議会議事堂1階 都民ホール)大変光栄です・・笑。
さて、今回のセミナーのテーマは豊かな住生活の実現に向けて〜選んで育む既存住宅〜
と題して「既存住宅(中古住宅)の、売りたい、買いたいを主としたセミナー。
増え続ける既存住宅購入に対し東京都がより安心安全な既存住宅取引を目指す上での情報
発信でもあるわけです。
というのも、既存住宅を買いたいけど・・・耐震とか雨漏りとか大丈夫なの・・・
と心配が先立ち中々、買いにいたるまでいかないケースも多く見受けられますし
逆に売りたい場合には、誰もが高く売りたいわけですよね。ですが、耐震もなく雨漏り
もする住宅でしたら、その値段も下がるわけです。悪質なケースですとその事実を伝え
ず売却される・・・なんて場合もあり(一定の瑕疵担保期間がありますが)買主がババ
を引いたような物件を負動産として手に入れることになります。
【30年4月からは改正宅建業法と安心R住宅制度が!】
【改正宅建業法】
それらの、問題点を改善するべく様々な国の制度等も進み、特に特徴的なのは30年4月
から施行される「改正宅建業法」。この改正により、これからは既存住宅の売買時には
インスペクション(住宅検査)の斡旋が義務化されます。例えば、買主さまに、宅建業者
がインスペクションしますか?と問いかけることや、契約時の重要事項説明書に記載される
事が義務化されるわけですね。これにより、既存住宅の売買が今よりも安心した取引に向か
うことになります。
【安心R住宅】
これは、既存住宅売買時の見える化みたいなものです。安心R住宅は、売買時に、一定の耐震
性や、瑕疵保険の付保他、各団体により一定の基準が定められ、その基準に合致した物件には
この「安心R住宅」の商標をつけて売買(流通)市場にだすことができます。
ですから、買う方から見るとこの「安心R住宅」の商標がある、ないで買い方も異なりますし
安心して既存住宅を購入することもできますね。→詳しくは隊長コラム(安心R住宅について)
さて、講演の模様は3部構成となっていまして、1部では、上記に述べた通り、制度設計が
ほぼまとまった「安心R住宅」の担当官(国土交通省)から施策報告を、2部は学識者、
江口先生より、実践される熱海でのまつづくりを含め、「選択肢を増やすリノベーション」
についての基調講演が行われました。
そして、3部はメディアの立場から、リクルートスーモ副編集長福澤様、インスペクション
会社さくら事務所大西社長様と続き、最後に隊長が、岡庭グループ、岡庭建設で取組むワン
ストップサービスについて講演させて頂きました。
例として、新築の土地探しもそうですが、中古住宅を購入する際などは、隊長だけでなく、岡庭
不動産の担当者や、おかにわリフォーム工房の人たちと一緒に物件を見に行くことも多くあります。
不動産知識の高いものと併せ、建築やリフォームが分かる人たちと一緒に見ることで、物件の
情報、状態、リフォーム費用までも瞬時に把握、判断することができるからなんですね。
物件というものは、状態はどう?リフォームはいくら掛かるのだろう・・・。
なんて考えている間に買い手が入るケースも多々ありますからー
後、弊社で特徴的なメンテンスシステム「おうちクリニック」についても。
と、実践にもとづき講演並びにパネラーを務めさせて頂きました。
最後は登壇者で記念写真!
左から、リクルートスーモ 福澤副編集長、江口先生、隊長、さくら事務所大西社長様
貴重な機会と貴重な出会いに感謝です。
また200名ほど集まった、都民の皆様、そして主催された東京都様にも改めて感謝申し
あげます。m(_ _)m
隊長