IKEDA隊長コラム
2018.07.24東京都が木塀(木の塀)を国産材等へ/朝日新聞
先日7月21日の朝日新聞のに(紙面・WEB共)この様な記事がでていました。
大阪北部地震により女子児童がなくなるという傷ましい事故があり、改めてブロック塀、
特に基準と合致していない、古いなどのブロック塀の確認、検証が行われている模様です。
そこで、東京都が試験的に、都立高校などの公共施設等において、ブロック塀等を「木塀」
に交換、設置のし直しを行うそうです。塀の木部は「多摩産材等」国産材を利用していくそうです。
以下新聞記事
記事にも記載されている通り、費用のことや、耐久性や腐食性など検証し耐震性などの
安全性を確保しながら検討するとのことが重要です。
社会的には今までは塀=ブロック塀を設置し、手入れをしてこないのが一般的。木塀は
自然の材料ですから、日に日に劣化し最後は腐食し交換が必要になるんですね。
でも、ブロック塀のように重量物ではないので、交換もしやすいですし、しっかり点検して
いくことで、長持ち安全性を確保することができます。(立地条件、材料、設置方法等で異なります)
近年、防腐処理等もされる材料もあるとかです。
おかにわ建設では、新築でもリフォームその他でも比較的木塀の設置を古くから積極的に行っています。
これは木の家を手がけていることもあり、建物との調和も考えてのこと。お客様からの要望も多いです。
更に、街の景観や植木のバランス、そして軽くて手入れ、交換しやすい、故に安全でも
あるということなんですね。板材も最近は国産の杉材で薄めの板を利用していますから
軽くて比較的安価に設置出来るという理由もあります。
それと併せて、理解も必要です。
おかにわと家造りされる人は、木の家や木の塀に共感を持たれる方が多いです。
ですから、後に時期の差異はありますが交換があることを認知しています。
でも、必ずしもすべての方がそうではなく、
「腐らないの?」
「シロアリに食べられちゃうのでは?」
「交換する必要性あるんでしょー」
と多々問いかけられることも現実です。それは今までに経験、目視してきた塀では無いですし
人それぞれ価値観がありますから、出る意見としては当然ですね。
ですから、多摩産材等を利用した木塀が今後なを一層普及しくれれば、木の付き合い方だけでなく
山の育成や管理、環境にも貢献できとても嬉しいことですが、その一方で、しっかり、木塀にする
メリットとデメリットを知りながら利用されていくことを望みます。
でも、安全なブロック塀も大事ですが、木塀という発想が小池知事から発言された事には個人的に
嬉しくもありました。ぜひ、理解認知され、多摩産他、国産材木塀が普及することを期待しています。
隊長
隊長、全国工務店を代表して(JBNの理事)として「住宅生産団体連合会」委員会出席中
岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー)
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