IKEDA隊長コラム
2019.01.30小金井の家のリノベーション/小金井市
1月26日(土)〜27日(日)で開催された戸建てリノベーション
「小金井の家」の木ノベーション 完成見学会
大変多くの方々にご見学頂くことができました。
木と自然素材を多様した、おかにわリフォーム工房ならではの木ノベーション。
3年前に1階と外周部をフルリノベーションし、今回は2階全面のリノベーションをする
ことになりました。
【素材感】
杉材やひのき材を多用した仕上げの中に、古材を多用しています。
時代建具である蔵戸 や簾戸なども組み入れ、お施主様の暮らしに見合った空間に。
おかにわリフォーム工房では、古材会社なども提携しているので、このような、味のある
建具や家具なども入手し、より木ノベーションの味わいを高めています。
ご興味あればぜひぜひご利用ください。
【住宅性能】空間デザインだけでなく、性能面をしっかり向上しています。
=耐震性=
4年前、計画を始める際の耐震性能は、現行基準を100%とすると約13%程度でした。
ですから、とても危険な状態。大地震には持ちこたえることは不可能な住宅でした。
1期と今回の2期目の工事で、耐震性は現行基準以上、約103%程度まで向上させています。
これらも、ただ単に耐震性能を上げていうだけでなく、取り払う、付け足す壁や構造等を考慮
しながら構造計算し、豊かな空間を実現しています。
=断熱性能=
築32年のお住まいとなると、意外と断熱材が入っている家と、この当時は断熱材が少ない家が
多く存在しています。今回の小金井の家も断熱材が少ない状態から、断熱材の入れ替え、付加工事
を行ってきています。壁には柱いっぱいにセルローズファイバー、屋根、天井にも同素材を300ミリ
も入れ現行の基準以上の断熱性能を確保しています。また、既存の窓は、真空ペアガラスを採用したり
一部には窓をペアガラスで新設するなど、耐震だけでなく断熱、温熱環境の向上化を図りました。
見学会場でも昨日と本日の日射の効果もあり、無暖房でいられる状況です。太陽熱の恩恵と断熱性能
の効果で、ここまでエアコン等の利用減、すなわちエネルギー量の削減につながります。
既存住宅での十分に性能向上が可能だと言うことですね。
おかにわの木ノベーションは、豊かな暮らしと性能を向上させる計画、工夫がコンセプトでもあります。
次回は現在進行中の、マンション木ノベーションの見学を予定しています。
また随時進捗をお知らせいたしますね。
隊長
隊長、全国工務店を代表(JBNの理事)として「住宅生産団体連合会」委員会出席中
岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー)
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