IKEDA隊長コラム
2019.03.08ZEH等3省連携事業説明会が開催されました
あまり耳にされることは無いかも知れませんが、政府には
「エネルギー基本計画(平成30年7月閣議決定)」というものがあり、「住宅について
は、2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年まで
に新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標を設定されているんです。
これは、地球温暖化防止、気候変動防止に向けて、世界中がCO2削減に向けて様々な取り
組みを施しているところですが、国内ではこのエネルギー基本計画に基づき住宅分野での
エネルギー、CO2削減に向けた施策があります。その計画に基づき私達工務店やハウスメ
ーカー等でも省エネ住宅、昨今でいえばZEH(ゼロエネルギー住宅の普及が望まれている
んですね。
※ZEHとは?:断熱性能などを大幅に向上させるとともに、効率的な設備システムの導入に
より、室内空間の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー
を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅.
という定義があり、いくつか定義にも種類があります。
隊長コラムでも幾度か書きました「東京ゼロエミ住宅」も同上の計画に基づき東京都の独自
の取り組みとして始まりかつ、独自の水準を掲げて取組むことで話題になっています。東京
の場合は、敷地の大きさや、法的規制により屋根に再生可能エネルギーを搭載することが難
しく、その分、建物、建築物そのものでエネルギー消費を削減していく事を目指した制度で
もあります。ZEHにはならないけれども、確実に消費エネルギーを各住宅で30%以上削減
できる!住宅なんですね。間もなく31年4月以降で制度がスタートするものと思われます。
話を全国的に戻すと、
これらのZEH住宅の普及をするべく、太陽光発電など設備系の施策を担う「経済産業省」、
環境全般の政策を担う「環境省」、建築物や住宅などを担う「国土交通省」が連携し、これ
らのZEH普及に取組んでいく、後押ししていくことになります。
ZEHになるとこのように3省に関係性がまたがり、なんだかなーともやもや感はあるのですが
まー合同で推し進められるということと、それぞれに担う役割を明確に決めて施策が遂行され
ていくようなので、連携が無いよりも手を繋いで推し進められることは喜ばしいことですね。
・・・って偉そうに語ってますが・・笑。
今回はその後押しとなる、「ZEH等3省合同説明会」として、担うZEHへの内容を説明される
のと、併せて補助事業の内容が示されるということで、隊長も説明会に参加してまいりました。
参考までに!
隊長
岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー)
おかにわのインスタグラム→「instagram]
「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」
よりよい住生活に向けて
隊長、全国の工務店を代表(JBNの理事)して「住宅生産団体連合会」委員会出席中
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