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IKEDA隊長コラム

解決寒い家ー②/健康と断熱

解決寒い家②  寒い家は健康に影響していることが見え始めています。寒いと風邪を惹くではないですが、温度の低い場所にいて、健康になる?ということは無いのではないでしょうか。その様な検証結果、先回のコラムから現行基準の住まいは5%程度しかない事なども踏まえ、今後は既存住宅の断熱化、寒い家を解決することは急務です。

 

(以下資料他 国土交通省の報道発表より)

 

2014年〜2018年頃に掛けて、国の事業により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査支援を行い検証がされました。2019年に第一回につづいて第二回の検証結果からの中間報告です。

 

=中間報告から=

  ○平成28年度までに、断熱改修を予定する住宅について1,680軒、3,441人の改修前調査を実施するとともに、断熱改修を 実施した住宅について403軒、676人の改修後調査を実施した。
 

○得られたデータに基づき検証を行ったところ、住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認された。
 
・得られつつある知見-1:  個人属性、生活習慣、室温から血圧を推計するモデルを作成。起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。

 

・得られつつある知見-2:  室温の低い家に住む人ほど、起床時の血圧が高血圧となる確率が高い。
   

・得られつつある知見-3:  室温の低い家に住む人ほど、動脈硬化指数と心電図異常所見が有意に多い。
   

・得られつつある知見-4: 断熱改修後に起床時の血圧が有意に低下。
  

 ・得られつつある知見-5: 就寝前の室温が低いほど、夜間頻尿リスクが有意に高い。
     

・得られつつある知見-6:  断熱改修後に夜間頻尿回数が有意に減少。

 

 

知見1から起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。と、室温と血圧の関係性が影響している可能性を意味する結果が見えはじめています。隊長は建築士なので、医学的なことは良く分かりませんし、建築によって病を治すこともできません。しかし、傾向として温度と健康が影響するのであれば、断熱化等するなどの対処をお手伝いすること、この様なあまり表にありそうでない、情報をお知らせすることはできますので、微力ながらその様な行動等や「解決寒い家」に寄与できればと考えております。

 

 

既存住宅の断熱、性能向上化は人生100年時代、健康と医療費の軽減にも繋がります。

その様な事を今後は地道に地域で伝え続けていく所存です。

 

という事で、

第一回の「解決寒い家」

 

1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。

 

 

 

詳細・お申し込みは「イベント情報」へ

 

 

 

 

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