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2020.09.18遺言書って? その2
遺言書の続きです。
遺言書には色々財産を書いていくわけですが、書き漏れが出てくることが多いです。
また、こんなもので?という事で揉めることもあります。
例えば、宝飾品、時計などの貴金属、着物、ゴルフ会員権、ゴルフクラブ、車などなど。
でも、これらを一つ一つ書いていくのも大変です。
そんな時は、
前述したもの以外の財産については××に譲るとしておけばいいです。
忘れていけないのは負の財産です。
つまり、借金や未払金、葬儀費用です。
住宅ローンは団体信用生命保険(団信)に入っていれば、弁済されるので問題ないのですが、
車のローンや期限が未到来の固定資産税、亡くなる時に入っていた病院の入院費などもだれが負担するか書いておいた方が良いです。
葬儀費用もだれが負担するか書いておいた方が良いでしょう。
預金を相続する人が、これらの負の財産を相続するのが、後々揉めないと思います。
それから、相続人を代表してこの遺言を執行する人も指定しておいた方が、後々スムーズです。
「この遺言の執行者として××を指名し、この遺言執行のために必要な行為のすべての権限を与えるものとする」
こんな感じです。
長くなったので次回も遺言書について書きます。
豊村
岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています。