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スタッフブログ

耳が聞こえないということ

 

花粉症とかけまして メロンとときます

 

(そのこころは)

 

どちらもマスクが売れています……。 

 

お後がよろしいようで。 ちゃんちゃん。

 

こんにちは!! おかにわかずきです!!!!

 

 

わたしのこと

そういえば、きちんとした自己紹介をしていなかったなと思いまして、

(というのもここでお話ししないと後々で『えっ』ってなってしまうので)

 

名前は おかにわかずき です。(本日2回目)

 

昨年の1月から岡庭建設で働かせてもらっています! 今年25歳です!

 

趣味は読書と映画観賞と温泉です!!!

 

岡庭建設に入る前は、OKANIWA WORKSという協力業者組合の中の1つ、岸鳶工業さんのところで

 

2年間基礎工事の見習いをしておりました。

 

パソコンに明るい事から会社では主にネットワーク関連・HP・フェイスブック(の中の人)などを

 

主に担当しております。

 

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小学3年生ぐらいからパソコンを触り始めて、アレはなんだろう? コレはなんだろう? と

 

触っていくうちにパソコンが得意になってきました。

 

というよりは「言語が文字で見える」のがとても楽しかったのでしょうね。

 

そう思った理由は、私の抱えている障害にあります。

 

私は感音性難聴で、1歳のときから重度の難聴と向き合っています。

 

1歳の時におたふく風邪に罹り、後遺症で感音性難聴という障害を抱えることになりました。

 

今でこそ補聴器がありますが、それを外すと全くと言っていいほど聞こえません。

 

名称未設定

 

写真は実際に装着している補聴器です。 人工内耳と言います。

 

コードの先の丸いやつは磁石です。 小学4、5年の時に手術をしまして、

 

耳の穴をずっと奥にいくと蝸牛(かぎゅう)という聴覚神経を司るところにいくんですが

 

普通であれば空気を振動して伝わった音が鼓膜を通り、ここに到達して、それが神経を通じて音と認識されます。

 

そこに信号を受け取る磁石 みたいなのを埋め込んでいます。

 

私の場合は、空気を振動して伝わった音を耳にかける本体についているマイクが拾い、その音をコードを通じて電気変換し、直接蝸牛に電気信号として送信しています。

 

通常のタイプの補聴器よりははるかに聞き取りやすいのです。(通常タイプは簡単に言うならば耳の穴に拡声器を押し当てているようなものだと思ってください。通常タイプ=アナログ 人工内耳=デジタルといった認識でおそらくあっています……)

 

ですが、大抵の方が勘違いされているであろうポイントが1つあります。

 

聴覚障害の人は補聴器をつけたからといって聞こえているわけではないんです。

 

個人的な解釈ですが、「音」を聞くことはできても、その「音」が何の音なのか判別できて初めて「聞こえる」という事だと思っています。

 

例えば、皆さんは

 

「今日はいい天気だった」を聞いて「今日はいい天気だった」と認識できますよね。

 

それが、「今日はいい天気だった」とは聞こえなかったとしたらどうでしょう?

 

「きょ◆▷あいいt#’&き○っあ」 と聞こえたらどうでしょう?

 

ああ、「今日はいい天気だった」って言ったんだなとわかるでしょうか。

 

「音が聞こえないから」ではなく『音を判別できない状態』であるからこそ障害なのです。

 

逆に、伝音性難聴というものもあります。

 

これは簡単にいうと聴力が著しく低いという事で、補聴器をつければ「音を判別」できる方もいらっしゃいます。(外耳と中耳に機能障害がある、感音性は内耳・神経に機能障害がある)

 

これは見た目だけでは決してわからない事です。

 

聴覚障害が「見えない障害」たる所以はここにあります。

 

幸い、会社においては、社員の方々に理解があったので、

 

口を大きくあけてもらったり、筆談だったりと、とても助かっております。

 

さて、

 

1歳の時に訓練を始めて6歳になる頃には「読唇術」を習得していました。

 

小学〜中学で「指文字」を覚えました。

 

高校で「手話」を覚えました。

 

ですから、見学会で少し意思疏通が難しい人がいたらそれは私です。

 

そんな時は口を大きくあけてくれたりすればきっとわかると思います。

(受付係なので、案内は別の者にお願いいたしますが)

 

さらにいうと手話ができますので、耳が聞こえない方のご案内が可能ですよ!

 

ですからどうぞ皆さまお越しくださいませ!

 

 

 

花粉のこと

休みの日に病院に行ったんです。

 

去年まで毎年通っていた医院さんがもう院長さんが年で閉院してしまい

 

今年はどこいこう……と悩んでいたとこに、とある病院を紹介されました。

 

家から自転車で3分、4分……ぐらいのところで、

 

「そういえばこんなとこあったなあ!!」 という感じの場所でした笑

 

初めてだったので、受付で「初めてなんですけど……」と言うと

 

マスクつけられたまま喋りかけられたので

 

「耳聞こえないんです」と言ったところ。

 

「ああ……」と言われ、すぐに筆記対応してくれました。

 

そして待ち、呼ばれました

 

中ではお医者さんが、初めてにもかかわらず筆談で対応してくれました。

 

そして最後には受付で

 

image1

 

 

処方箋とこの紙をもらいました!!

 

インターネットの受付も出来るとのこと、助かりますね〜。

 

何よりは紙におこしてくれたその「心遣い」がとても身にしみました。

 

細かなところですが、とても大事な事だと思っています。

 

ひとのあたたかさがとても心地よい休日でした。