【IKEDA隊長が解説】高低差のある敷地は避けるべき?土地探しで知っておきたいメリット・デメリット

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土地探し・土地選びシリーズ第3弾は「高低差のある敷地」をピックアップ!

土地選びの際、敷地は平らなものと思っている方も多くいるかと思いますが、決して平らな土地ばかりではありません。 現地へ行ってみたら敷地に高低差があったということは珍しくないお話。

一見、デメリットとも思われがちな「高低差のある敷地」も設計手法で上手に施せばメリットにも変わります!
今回はそんな敷地の見極め方について、気になるデメリット・メリットをそれぞれ5つのポイントにまとめました。
さらに、坂道や段差があるケース、隣接地との関係等、敷地の高低差が建物に影響する場合について 実際に検証したの4つ事例について解説をしていきます。

土地探しからの家づくりをご検討中の方はもちろん、お建替の方にも影響するかもしれない敷地の高低差。
あなたもしっかりと知識を身に着けて賢く土地選びをして下さいね。

皆さん、こんにちは!池田隊長こと、岡庭建設の池田です。[00:00:05]

これから土地探しをされる方や、建替えをご検討中の方。候補の土地を見に行った際、敷地の中に「段差」があったり、道路から「坂」になっていたりすることはありませんか?[00:00:37]

「平らな土地(平坦地)じゃないと家を建てるのが大変そう…」と避けてしまう方も多いですが、実は高低差のある敷地には、気を付けるべき「デメリット」だけでなく、意外な「メリット」も存在します。

今回は、敷地の高低差が建物に与える影響について、5つのデメリットと5つのメリットに分けて分かりやすく解説していきます!

高低差のある敷地・5つのデメリット

まずは、土地購入前に必ず知っておきたい「費用」や「リスク」に関するデメリットです。

  1. 基礎のコストが上がる場合がある: 段差をまたいで家を建てる場合など、基礎の高さや形状が複雑になり、コンクリートや鉄筋の量が増えてコストアップに繋がることがあります。[00:01:49]

  2. アプローチ・外構工事の費用がかかる: 道路から玄関までの高低差が大きいほど、階段やスロープを作る距離が長くなり、外構工事費用がかさみがちです。[00:02:15]

  3. 土留め・擁壁(ようへき)が必要になる: 土が崩れないようにコンクリートなどで壁を作る「土留め」や、高低差が大きい場合には規定に沿った「擁壁」を作る必要があり、これにも費用がかかります。[00:02:45]

  4. 将来的な維持管理・メンテナンスが必要: 擁壁も人工物ですから、永久に持つわけではありません。20年、30年と経った時にやり替える時期が来ることを想定しておく必要があります。[00:03:26]

  5. 災害リスクの可能性がゼロではない: 古くて強度が不足している土留めや擁壁をそのままにしておくと、地震などの災害時に崩壊してしまうリスクが潜んでいます。[00:04:05]

高低差のある敷地・5つのメリット

デメリットを見ると「やっぱり平らな土地が良い!」と思うかもしれませんが、見方を変えると以下のようなメリットに変わります。

  1. 土地の購入コストが下がる場合がある: 階段が必要だったり、将来の擁壁やり替えリスクがあったりする分、周辺の相場よりも土地の価格が安く設定されているケースがあります。[00:05:07]

  2. 浸水のリスクが減る: 道路よりも敷地が高い位置にある場合、万が一の大雨でも、道路側の水が敷地内に流れ込んでくる(浸水する)可能性を大幅に減らすことができます。[00:06:34]

  3. 周辺環境の「展望」が良くなる: 高台になっている敷地であれば、周辺の家よりも視線が抜け、素晴らしい景色を楽しめることがあります。[00:07:18]

  4. 道路や通行人から「目線」がズレる: 道路より敷地が1m高いだけでも、道を歩く人から家の中が見えにくくなり、プライバシーを守りやすくなります。[00:07:42]

  5. 「設計の手法」によって大きな魅力に変わる!: 極端な高低差でなければ、段差を活かしたスキップフロアにしたり、植栽と建物を美しく絡めたりと、平坦地にはない「豊かな暮らし」をデザインすることができます。[00:08:25]

注意!自分の敷地内だけでなく「お隣との高低差」も確認を

土地を見る時、自分の敷地の中が平らかどうかばかり気にしてしまいがちですが、実は「お隣の敷地との高さの差」も非常に重要です。[00:09:42]

現地を見に行った際は、お隣との間にあるブロック塀などの段数を数えてみてください。(※ブロックは1段約20cmです)

たとえば、自分の敷地からは2段(40cm)下がって見えても、お隣の敷地からはもっと高く積まれているかもしれません。[00:10:06] この「高低差」によって、自分の家を建てる際の基礎の作り方や、万が一の土砂崩れへの対策費用が変わってきます。

スマートフォンに入っている「計測(距離を測る)」アプリなどを使って、簡易的に高さをチェックしてみるのもおすすめです![00:12:09]

まとめ:高低差の判断は「作り手」と一緒に!

すでに擁壁がある土地を買う場合、その擁壁が安全かどうかを一般の方が見極めるのは困難です。東京都の「多摩建築指導事務所」などからも、擁壁の安全確保に関するパンフレットが出ているほど、専門的なチェックが必要な分野でもあります。[00:18:07]

「この段差だと、基礎や外構にどれくらいプラスで費用がかかるのか?」 「この高低差を活かして、どんな素敵な設計ができるのか?」

土地を買う前に、私たち「おかにわ」のような建築のプロにぜひ一度ご相談ください! デメリットを把握した上で、それを上回るメリット(設計の工夫やコスト減)が見込めるかどうか、一緒にジャッジしていきましょう。

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