【IKEDA隊長が解説】全部壊さなくてもOK?「性能向上リノベーション」の考え方と実例
「リノベーション」と一言でいっても実にさまざま。
間取り替えだけではなく、住宅の性能を高めるために断熱を入れ直したり、地震に備えてしっかりと軸組を補強して耐震性を高めたり。
「我が家の場合はどこまでやる必要があるんだろう?」なんて迷われている方も多いと思います。
この動画では、最近増えてきているお問いかけの中から、よくあるご質問をいくつか抜粋して事例をご紹介すると同時に、リノベーションの考え方や気をつけなければいけない点などについて解説をしていきます。
これからリノベーションをお考えの方はぜひお聞きください!
皆さん、こんにちは!池田隊長です。
最近、おかにわには「リノベーション」に関するお問い合わせがとっても増えています。[00:21]
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「性能向上リノベーションって、家を全部スケルトン(骨組みだけ)にしないとダメなの?」
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「費用はどれくらいかかる?」
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「部分的なリフォームじゃダメなの?」
こんな風に、「どこまでやればいいのか想像がつかない…」と悩まれている方が非常に多いです。[00:45] そこで今回のブログでは、私たちが手がけた実例をご紹介しながら、おかにわが考える「既存住宅(中古住宅)の性能向上リノベーション」について、分かりやすく解説していきます!
実例1:モデルハウス「藤町テラス」の場合
まずは、今から28年前に「新築」として建てられ、近年リノベーションによって生まれ変わったおかにわのモデルハウス「藤町テラス」を例に見てみましょう。[01:27]
建てられた当時の断熱性能は「等級4」相当、耐震等級は「1〜2」の間でした。[01:39] この建物をリノベーションする際、私たちは一度、柱や梁を残して屋根から壁までを全て裸の(スケルトン)状態にしました。
そこから、基礎の補強を行い、新築と同じように高性能な断熱材をしっかりと施工。その結果、耐震等級3、断熱等級6という「今の新築住宅レベル」の高性能な家へと生まれ変わらせることができました。[04:20]
実例2:築50年のタバコ屋さん「和久二商店」の場合
もう一つの実例が、世界的な建築家・隈研吾さんと一緒に取り組んだ「和久二商店(わくにしょうてん)」のプロジェクトです。[11:17]
こちらはなんと築50年余り。元々はタバコ屋さんだったため、建物の正面が全面ガラス張り(開口部)で、耐震性や断熱性がほとんどない状態でした。[12:12]
こういった古い建物をリノベーションする場合、最初から最後まで「想定通り」に進むわけではありません。 解体しながら基礎の状態や木材の傷み具合を確認し、その都度「どの部材を交換するか」「どう補強するか」を判断していく必要があります。[12:43]
この和久二商店では、デザインの制約上、最高等級の性能まで引き上げることは難しかったものの、耐震補強を施し、断熱性能も2025年からの義務化基準(等級4)以上に引き上げることができました。[13:23] 現在、店舗として使われていますが、オーナー様からも「本当に揺れない!」「エアコン1台で十分暖かい!」と嬉しいお声をいただいています。
成功の鍵は「見極める力(インスペクション技術)」
既存住宅のリノベーションって、実は新築を建てるよりも難しい面があります。[05:37] なぜなら、築年数も、使われている素材も、当時の大工さんの腕も、一軒一軒全く違う「多様なもの」だからです。[07:05]
だからこそ重要になるのが、**「建物の状態を正しく見極める力(インスペクション技術)」**です。[07:37]
おかにわでは、設計スタッフの多くが「東京都の耐震診断資格」や「既存住宅状況調査技術者」などの公的資格を取得しています。[07:54] 長年、新築住宅で培ってきた「設計・施工の技術力」と、既存の家を正しく診断する「見極める力」。この2つが揃っているからこそ、安心で快適なリノベーションをご提案できるのです。
まとめ:「全部やらなきゃいけない」わけではありません!
「性能向上リノベーション」と聞くと、「家を全部壊して、最高等級まで性能を上げなきゃいけないの?」と思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。[14:58] おかにわは地域密着の工務店です。お客様の暮らし方やご予算に合わせて、
といったように、**「何が一番優先すべきことなのか」**を一緒に考え、最適な答えを導き出します。
さらに、2025年4月からは建築基準法が改正され、一定規模のリノベーションには「建築確認申請」が必要になります(4号特例の縮小)。[17:01] 手続きが少し複雑になりますが、プロである私たちがしっかりサポートしますのでご安心ください。
「うちの家、リノベーションでどこまでできるんだろう?」 と想像がつかない方も、まずはざっくばらんに、おかにわまでご相談くださいね!











