【IKEDA隊長が解説】窓は大きい方がいい?断熱性能と「豊かな暮らし」を両立する設計のポイント
大きな窓には憧れるけれど、暑い・寒いなどの「断熱性」の問題が気になるという方も多いのではないでしょうか?
実は、断熱性能を維持したまま大きな窓は設計の工夫で実現できるんです!
この動画では、「大開口・大空間作り」のポイントや、実際に設計の工夫で夢をかなえた8つの実例をご紹介いたします。
樹脂サッシ、ドリプルガラス、障子の採用などの設えの他、外と中を繋げる事で生まれる豊かな暮
皆さん、こんにちは!池田隊長です。
2025年4月から「省エネ法」が改正され、小規模な住宅でも断熱性能や省エネ性能を適合させることが求められるようになります。[00:20]
これに伴い、「より高い断熱性能」を求める方が増えているのはとても素晴らしいことなのですが、一方で**「断熱性能ばかりに目がいってしまい、窓が小さくなり、暮らしの豊かさが後回しになってしまう…」というケースも少なくありません。[00:54]
そこで今回のブログでは、「窓は大きい方がいい」というテーマで、断熱性能を担保しながらも、外とのつながりを楽しむ「おかにわの家づくり」について、実例を交えて解説していきます!
なぜ「設計」が重要なのか?
ひと昔前は、窓(開口部)は家の中で最も熱が逃げやすい場所でした。しかし最近は、製品の進化により窓自体の断熱性能が格段に高まっています。[01:11]
だからといって、ただ窓を大きくすれば良いというわけではありません。 大切なのは、「窓を大きくした分、建物の他の部分や障子などの付属部材でどう断熱をカバーするか」を計算する【設計力】です。[02:30]
窓には「中と外をつなぐ」「風を通す」「光を採り入れる」という重要な役割があります。外観のデザインにも直結しますし、何より「どんな景色を切り取るか」で暮らしの豊かさが大きく変わります。[01:32]
ここからは、実際に私たちが手がけたお住まいの実例を見ながら、その設計の工夫をご紹介します。
実例1:樹脂サッシと「障子」で断熱性を高める
最初にご紹介するのは、「くろすぎな家」です。[03:26] こちらのお住まいでは、幅約2.5mという非常に大きな窓を採用しています。
これだけ大きな窓をつけると通常は断熱性能が下がってしまいますが、ここでは「樹脂サッシ」を採用し、さらに「障子」を組み込むことで性能をカバーしています。[03:42]
実は「障子」は、建築物省エネ法の計算において、唯一「付属部材」として断熱性能に加算できる優れものなのです。[04:55] この工夫により、大きな窓で木々を眺めながらも、東京ゼロエミ住宅の認証(断熱等級6以上)をしっかりと確保しています。
また、窓から見える景色も設計の大事な要素。おかにわの設計スタッフ(アキー)が、植木屋さんと一緒に「家の中から木がどう見えるか」をミリ単位で調整して植栽を配置しています。[06:07]
実例2:木製サッシで外との境界をなくす
次にご紹介するのは、「FUSSAハウス」です。[07:31]
こちらもリビングと庭をつなぐ大きな窓がありますが、熱を通しにくい「木製サッシ」を採用しています。[08:02]
2枚の大きな窓が壁の中に完全に引き込まれる(全開口になる)よう設計されており、窓を開け放つと、外の庭とリビングが一体化して、本当に気持ちの良い空間が生まれます。[08:24]
さらに、窓の高さと天井の高さを揃えることで、視線が外へとスッと抜け、実際の広さ以上の開放感を感じられる工夫も施しています。[08:43]
実例3:街のポテンシャルを最大限に活かす
東京などの住宅密集地でも、窓の工夫次第で豊かな暮らしは実現できます。
隣の家との距離や防炎の制限を緻密に計算し、シャッター無しで大きな窓を配置することに成功しました。ソファーでくつろぎながら、お庭の木々を借景として楽しめます。[09:44]
また、目の前に小さな公園があるお住まいでは、春には窓一面が「桜色」に染まるように窓の配置を計算。[11:33] さらに、山が見える高台のお住まいでは、パノラマの景色が楽しめるよう建物の角に大きな窓を配置。夜になると、遠くの街明かりが見え、まるで旅行先の別荘にいるような非日常を味わうことができます。[13:25]
いずれのケースも、「その土地が持つポテンシャル」を最大限に引き出すために、窓の位置や大きさを設計しているのです。
まとめ:断熱計算をしてくれる工務店を選ぼう
「窓を大きくすると寒くなるのでは?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし今の時代は、窓を大きくしたプランでも、事前にしっかりと省エネ計算(断熱計算)を行うことができます。[19:05] 「光熱費がどれくらいになるか」という目安も出すことができるので、数値的な裏付けを持った上で、安心して大きな窓を楽しむことができます。
おかにわでは、ただ数値(断熱性能)を追い求めるだけでなく、「緑が見える」「空が見える」「風が通る」といった【暮らしの豊かさ】と【高い性能】を両立する設計を大切にしています。[18:07]
「どんな窓から、どんな景色を見て暮らしたいか」。 家づくりの際は、ぜひそんな視点も楽しんでみてくださいね!











