多摩産材を使った家づくりコンクールで優秀賞を受賞いたしました
お知らせ4月12日(火)14:00~14:04(TV朝日)にて
今回受賞した「あらいろの家」を特集した東京都の広報番組が放映されました!
多摩産材を使った家づくりコンクールとは
東京都は東京の木・多摩産材を使用し、木の良さをいかす知恵や工夫を盛り込んだ住宅に対するコンクールをひらきました。
このコンクールを通して、木の住宅の良さを皆さまにしってもらい、
さらには、多摩産材を使った木造住宅の建築促進、更には森林整備につながる多摩産材の利用拡大をすることを目的としています。
詳しくはこちらより→東京都都市整備局のページへ
審査の基準
主に多摩産材の使用状況、木材の魅力の発揮、住宅の品質、機能性、空間デザイン、住宅の維持管理のしやすさ等があげられます。
受賞した「あらいろの家」って?
慣れ親しんだ地域で建て替えの家です。
もとの家よりもサイズを小さくし庭を広く取っています。
暮らしの中に自然を取り込むということと、緑と木のある風景を街に提供したいという住まい手の想いから、内外の空間の繋がりや、地域に開くということを考えた家となっています。
内部は国産の材にこだわり、軸組は多摩の木で作っています。
ご家族で沢山の本をお持ちで、随所に本を収納する場所があり、その場所は図書館なみの重さを想定して構造設計を行っています。
その重さをしっかりと支える梁を仕上げで覆わず、美しい杉の木目をそのまま露しています。内部の木部と外の緑が調和し安らぎの空間となっています。
共働きで忙しいご夫婦は、当初簡単にすっきりと収納するために多くのクローゼットを要望されていました。
それでも引越しの際に、収納があるとそれだけ要らないものが増えてしまう事を実感された奥様より、収納を減らし自分の把握できる量で住いたいとの思いを伝えられ、シンプルなプランとなりました。
街中の井のある暮らしとは、家のサイズも持ち物も自分たちにとって必要な分だけを望み、庭や家の外観は自然や街並みに開くという謙虚な佇まいの家です。
空間を演出する窓 |
庭のビオトープ |
多摩産材のリビング |