ひととわ不動産×岡庭建設×EIKA studio 東久留米市「学園町の杜 木立の家」プロジェクトがはじまります

お知らせ

この度、私たち岡庭建設は、東京都東久留米市学園町にて始動する新たなまちづくりプロジェクト「学園町の杜 木立の家」の施工を担当させていただくことになりました。

本プロジェクトは、ひととわ不動産がコーディネーターを務め、EIKA studio(建築家・榮家志保氏)が設計を手がける、住まい手参加型の「コーポラティブハウス(共創型戸建住宅)」です。

「みんなでつくるくらし。」を理念に掲げる私たち岡庭建設にとって、この意義深いプロジェクトに参加できることを大変光栄に思います。

プロジェクトの舞台「東久留米市学園町」の歴史と緑

「学園町の杜 木立の家」が誕生する東久留米市学園町は、1925年に学校法人自由学園によって開発された、日本でも数少ない「学園都市」の一つです。 100年以上の歳月をかけて、歴史的な建築物と深い緑に囲まれた住宅地が調和する、美しいまちなみが育まれてきました。都心からほど近い立地ながら、まるで避暑地のような緑豊かな風景が広がっています。

この素晴らしい環境は、自然に維持されてきたわけではありません。2008年には、この地の文化と理念を未来へ継承するため、住民の総意によって「学園町憲章」が制定されました。 「我が街を自らが育んでいこう」という想いのもと、新築や開発時にも既存の樹木を可能な限り残し、植樹や生垣を奨励することで、住民自らが暮らしの豊かさを守り続けてきた歴史があります。

プロジェクトの意義:「木立」とともに歳月を重ねる「育てる暮らし」

本プロジェクトは、この学園町の歴史と理念に深く共鳴し、「学園町の杜 木立の家」と名付けられました。

“木立”とは、単に敷地に植えられる樹木だけを指すのではありません。学園町に連綿と続く緑の風景そのものであり、そして私たちが施工を担当する「国産材の家」もまた、その”木立”の一部として重なっていくという想いが込められています。

「学園町の杜 木立の家」に住むということは、そこに暮らす人々が、木々とともに歳月を重ね、このまちの風景を未来に向けて「育てていく」こと。本プロジェクトは、そんな”育てる暮らし”に共感してくださる方々と共に、この場所をつくりあげていくことを目指しています。

コーディネーター「ひととわ不動産」と「コーポラティブハウス」という選択

このプロジェクトでコーディネーターを務めるのが、まちづくりやコミュニティ形成において豊富な実績を持ち、過去には「ひばりテラス」のコーディネートを手がけるなど、住民同士のゆるやかなつながりを育む場づくりを得意とされている【ひととわ不動産】です。

今回、【ひととわ不動産】が提案するのが「コーポラティブハウス(共創型戸建住宅)」という形式です。 これは、あらかじめ完成した住宅を「買う」のではなく、同じ想いを持つ人々が集まって建設組合をつくり、住まい手自身が主役となって設計やルールづくりから参加するスタイルです。

学園町の景観を守り育てるためには、個々の家がバラバラに存在するのではなく、まちなみ全体を見渡した計画が不可欠です。コーポラティブ形式を採用することで、各家庭の庭の枠を超えた「つながる緑」や「共有の外構計画」が可能となり、地域の風景や生態系を分断せず、より豊かに育てていくことができます。

「どんな暮らしをしたいか」「どんな風景を残したいか」を住まい手同士が話し合い、共感しながら進めるこの形式こそ、学園町憲章の精神を現代において体現する、最もふさわしい家づくりであると言えます。

設計「EIKA studio」と岡庭建設の役割

設計は、建築家の榮家志保氏が主宰する「EIKA studio」様が担当されます。
建築と風景との連続性を大切にし、その土地の持つ景色や地形を生かす設計思想は、学園町の豊かな緑と呼応し、住まいに新たな価値をもたらしてくださるものと期待しています。

そして私たち岡庭建設は、西東京市で50年以上にわたり培ってきた技術と経験をもって、施工を担当いたします。 住まい手が主役となる「コーポラティブハウス」のプロセスは、私たちが掲げる「みんなでつくるくらし。」の理念そのものです。

また、「愛着を持って永く住み継ぐ自然素材の木の家」をコンセプトに、太陽や風の力を活かす「パッシブデザイン」を重視する私たちの家づくりは、学園町の自然と調和し、”育てる暮らし”を実現するための確かな基盤となります。社員大工の手による確かな技術で、世代を超えて住み継がれる価値ある一棟をお届けします。

プロジェクト詳細について

「学園町の杜 木立の家」は、歴史ある学園町の新たな1ページを、住まい手、コーディネーター、設計者、そして施工者が一体となってつくりあげるプロジェクトです。

プロジェクトのより詳細なコンセプト、募集に関する情報、およびととわ不動産の想いについては、下記リンク先の特設サイトをご覧ください。

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