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2022.01.28建設キャリアアップ登録への道 その6
さて、建設キャリアアップ登録では、技能者を4つのレベルに分けています。
一番最初はレベル1
それから熟練度に応じてレベル2、3と上がり、最後はレベル4です。
レベルを上げるためには、就業日数と資格が必要になってきます。
ここにも問題点があります。
例えば、大工
レベル2になるには、3年という就業年数と、丸ノコの作業者の資格などが必要です。
レベル3になるには、7年の就業年数と、各種技能講習を受けたり、各種技能士の資格が必要です。
最後のレベル4になるには、10年の就業年数と、基幹技能士というのになるか、各種の表彰を受けることが必要です。
岡庭建設にかかわる職人さん達は、経験10年以上のベテランがたくさんいます。
ベテランの職人さんも就業年数は遡って登録することは可能です。
問題は資格です。
就業年数はクリアしていて、それぞれのレベルに値する技能の持ち主でも、資格がなければずっとレベル1のままになってしまうのです。
岡庭建設では社員大工に積極的に必要資格を受けさせています。
その為、レベル4の大工が1人、レベル3の大工が1人、レベル2の大工が3人います。もう2人大工がいますがキャリア1年の新人なので、レベルは1です。
でも、資格はもっていないけど、熟練した職人というのもたくさん存在します。
今までは必須ではなかったのに、今更必要と言われのは、やはり問題と言えます。
続く
豊村
岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています。