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2022.02.25インボイスって知ってますか? その3
さて、30年以上前に始まった消費税ですが、税を負担する人は消費者です。
ですが、私たち個人個人が税金を納付しているわけではないですよね?
消費税を納付するのは、モノやサービスを売った人になります。
つまり、モノやサービスを売った人は、消費した人から税金を預かり、代わりに消費税を納付するのです。
ですから、100円の商品はあくまでも100円であり、消費税分3円は預かっているにすぎない訳です。
ただし、そのモノやサービスを売った人も、モノを仕入れたり、お店の水道光熱費を払ったり、色々なものを消費している消費者でもあり、消費税を支払っています。
100円の商品のために70円のものを仕入れたら2円の消費税を負担しています。
そこで大蔵省(今の財務省)の人は考えました。
預かった消費税3円から支払った消費税2円を引いた1円だけ納付してくださいと。
これが消費税のシステムで、その後1997年に5%、2014年に8%、2019年に10%と段階的に税率が上がっていきました。
豊村
岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています。