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2016.08.05家を買うためには その11
家を買うためには その11です。
前々回耐震性能について書いた時に「住宅性能表示制度」というものが出てきました。
これには10分野の物差しがあると書きました。
今回はその10分野の内訳について書きたいと思います。
①「構造の安定」・・・地震などに対する強さ
②「火災に対する安全性」・・・出火を防止する事、安全に避難や脱出ができること、外壁・床・屋根などが火に強いこと
③「柱や土台などの耐久性」・・・防腐対策、防蟻対策、防湿対策
④「配管の掃除や補修のしやすさ、更新対策」・・・配管や内外装など比較的耐用期間が短いものについて、維持管理や更新工事がしやすいこと
⑤「省エネルギー対策」・・・冷暖房をいかに使用しないで快適な環境を得ることができるかということ
⑥「シックハウス対策・換気」・・・室内の化学物質濃度を低減させる対策
⑦「窓の面積」・・・日照、採光、通風などに対する配慮
⑧「遮音対策」・・・足音や物の落下音・話し声・騒音などの伝わりにくさ
⑨「高齢者や障害者への配慮」・・・バリアフリー、介助のし易さなど
⑩「防犯対策」・・・開口部の侵入対策
以上の10分野が、等級などによってその性能を表す指針となっています。
住宅を購入する場合、この「住宅性能表示制度」がどうなってるか、確認してみてくださいね。
toyomura