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IKEDA隊長コラム

中野9坪半の家/中野区

12月9日(土)〜10日(日)で開催されました。「よつむねの家〜完成見学会〜」

 

師走のころを迎えながらも、多くの方々にご参加頂くことが出来ました。

 

「よつむねの家」は中野区の住宅密集地での建設。かつ狭小敷地の中で建築された住宅

 

でもあります。故に住まいの至る所に工夫が存在しているのも特徴です。

外壁はエンジ色のガルバリウム。エンジ色はブラックなどの引き締まるイメージよりも

 

すこし、落ち着いた佇まいとなる色でもあります。木とのコントラストも◎ですね。

さて、内部についても少し触れておきましょう。

 

コンパクトな住まい故、収納にも工夫があります。本を沢山読まれるお施主様用に本棚も

 

多めに計画。おっと、その本棚の間には・・?、建替ではじまった家造り、既存の住宅の

 

床柱を取り外し、「よつむねの家」の一部に取り付けています。既存の住宅から受け継ぎ

 

今後長きに渡り「よつむねの家」の一部として生き続けます。

 

そうそう、カウンターに取り付いている脚も既存住宅の丸柱を再利用したものです。

南側の壁面には障子いっぱい!

 

障子の向こうは光や風を取り込む吹き抜けが・・

 

吹き抜けから自然を感じながらも、プライバシーを保つためにと障子をとりつけています。

 

通り抜ける障子と吹き抜けを眺める障子。その場をうまく利用しながら収納も設けています。

吹き抜けを眺めると、大きな窓から光が降り注いでいます。

 

密集した地域で、以下に光を取り込むのかが設計のポイント。

 

計画した通り、明るさを1,2階に感じられる空間となりました。

 

窓を拭きに行くためのメンテナンスブリッジも、格子の木組がデザイン的に空間をより

 

演出してくれますね。

 

という事で、中野区で建築した19坪の住まい「よつむねの家」のプチ紹介と見学会の報告

 

でしたー。参加されて皆様お疲れ様でした。

 

 

 

 

隊長