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IKEDA隊長コラム

岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL1「伐採・架線集材」

隊長です。

 

ゴールデンウィーク明けの先日、ほぼ全社員で、岡庭建設の国産構造木材を提供してくれている秩父の製材会社「ウッディーコイケ」さんへ見学しに行って参りました。ウッディーさんは、秩父で製材業とプレカット等(部材加工)を営んでいる会社で、私たちと長年にわたり多摩産材やその他の木材関連でお付き合いさせていただいております

と言うことで、全社員でバスに乗って秩父へゴー!。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中々、見られることないと思いますけども、構造材である「柱」や「梁」など加工されたものを買ってくるわけではなくて、当然のことながら山から木を切り出して長い工程を経て構造材になっていくんですね。

 

この一連の流れは、IKEDA隊長チャンネルにて動画にして公開しようと思っていますので、少々お待ちを・・そしてお楽しみにです。

そこで、今回のコラムでは簡単にその木材流通に対しての流れについて簡単にお伝えしておきますと・・

 

まず、当然ながら木を植える「植林」から始まり

 

「植林」→「下草刈り」→「間伐」→「伐採」→「山から搬出」→「製材」→「人口(天然)乾燥」→「プレカット」→「植林」

 

ざっとこの様な循環となります。

 

今回はこの伐採現場と製材場、プレカット加工の部分を見学させていただきました。

言葉で書くと簡単ではありますが、その伐採から搬出はとても大変なんですね。写真↓。

 

【架線集材という手法を見学】↑写真

 

丸太って山で木を切りそのままトラックで運んでくると言うイメージを持っている方もいるかもしれませんが、そんな簡単ではないんですね。上の写真のように急斜面の山を切り開いて木材は運び出されます。さて急斜面からどのように運ぶのでしょうか?とてもトラックなどが行ける場所ではありませんよね・・

 

よーく見ると写真↑の上にワイヤのようなものがありますよね。この急斜面の山と麓のところにワイヤーで結び動力でワイヤーが回転して1本ずつ 丸太を運び出すとても大変な作業なんです。将来は変わるかもしれませんが、あの急斜面に簡単にロボットが行けるわけではないし、ドローンで釣り上げて運んでくると言う時代も来るかもしれませんが、現時点ではそれらの方法はまだありません。と言う事は、あの急斜面の中に人がいて、ワイヤーをくくりつけ、そして合図とともに下に運び出すというのが1連の流れになります。ですから、急斜面の山の中と山の麓に人がいて、人為的に運び出す、この方法が「架線集材」と呼ばれる長年に渡る木材切り出し手法なんです。

 

 

 

そして運び出されたものが麓で一時貯木されます。この貯木されたところで、今度は3メーターとか4メーター等一定の長さに重機で切断していきます。

でないと、トラック等で運び出せませんからね。また、その切断方法が見応えありました。(いずれ動画で)

*赤ヘルを被っているのはスタッフたち。社員大工を含め40名ですが、まーよくこれだけヘルメットが在庫されたんだとある意味関心しました・・笑

 

 

故に、普段建て方等で 岡庭建設の構造材を当たり前に組み立てていましたけども、まずこれだけの危険な場所から1本ずつ大切に育て、大切に切り出している姿は本当にスタッフと共に見学して良かったと感じました。まだまだ、木材が住宅部材として出荷されるにはなすべきことがありますが・・・。

その模様は引き続きです。まずは伐採現場の見学報告まで。m(_ _)m

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

 

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