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IKEDA隊長コラム

液状化現象・液状化マップ/災害から学ぶ

隊長です

 

元旦に発災した「令和6年能登半島地震」

 

未だ、被害状況も多大で復旧が進んでいない状況を報道や知人などの情報から目にしたり、聞いたりしています。

 

地震被害、そして短時間で押し寄せた津波や、大規模火災、そして液状化現象など、幾つもの被災事象によりこれまでに経験したこのない災害状況かもしれません。
 
いち早い復旧、復興を祈るばかりではありますが、現地では同業の工務店や職人さんたちも活躍されているようです。
 
災害は他人事ではなく、明日、いえ今この時に起こる可能性があることを意識しておかなければなりません。
 
その上で、災害から学ぶべき点は学び、私達も地域の住生活に活かさなければと思います。
 
今回は「液状化現象」について改めて記しておくと共に、東京都ベースですが液状化の可能性たる「液状化予測図」たるサイトや「液状化危険度分布資料」などが公開されていましたので情報として記しておきます。
 
 
◯東京都液状化予測図
 
◯東京都液状化化危険度分布
 

改めて液状化現象とは(砂質地盤に起こりやすいです)

液状化現象は、地盤が振動や地震などの外部の力によって、本来はしっかりと固まっているはずの土壌が一時的に液体のように振る舞う現象を指します。これは、土壌中の水分が一時的に土粒子と一体化することで、土壌全体が液体状態になる現象です。

特に、地震の際に液状化現象が起こることがあります。地震による振動が土壌に伝わると、土粒子と水分の間の圧力が変化し、水分が一時的に土粒子と密着して粘性を持ちます。これにより、土壌が液体状態になり、建物や構造物が沈んだり傾いたりする可能性があります。液状化現象は特に砂質の土壌でよく見られ、地盤の安定性を考える上で重要な要素となります。

 

あくまでもイメージですが、透明プラスチックコップに、砂と水を一定量入れて、揺すると水が浮き上がって来ます。これが液状化現象の状況です。砂は人の目には小さいですが、土の中では砂は粒子が大きく、揺すられることで液体状になります。

 

液状化エリアかどうかを知る

液状化の現象は専門的な内容になりますから、覚えなくても良いのですが、液状化するエリアでは住宅、建築物に大きな影響を与えるばあいがありますから、以下の点は把握しておきましょう。

・何よりも大事なのは、自分自身の住むエリアや住宅が液状化する立地なのか。

・これからや土地探しほか物件選定する立地が液状化の可能性があるのか

・答えが有るわけではないのですが、エリア内であった際に平時の準備と有事の際の行動などをどの様にするのか。

 

しっかり把握する、確認することが今回の災害から今一度知ることだと思います。

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

 

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IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m