IKEDA隊長コラム
2016.12.14西東京市/新築住宅のスタート
新しい家づくりが西東京市で始まります。「やえがしらの家」
受け継いだ地からの家づくり。今後この地で豊かな暮らしを世代を超えて育んで欲しい。
そのような想いを含めつけたハウスネーミングです。
「やえがしら」の意味ですが「やえ」は「八」をあらわし、受け継いだ地から永続的に豊
かな暮らしが広がり続ける、まさに末広がりな暮らしを意味しています。
また、この地は街区のはじまりのような角地の敷地。角地の敷地は誰でも手に入れること
が出来るわけではないので、このような立地で建築できるのも先代のおかげでもあります。
角地になると建ぺい率にも割増があり、建ぺい率の高くないこの西東京市ににおいては、
嬉しいアドバンテージです。この立地条件を活かすことから生まれた吹抜。
この吹抜が、「やえがしらの家」の象徴的空間かもしれません。
立地により生まれた吹抜から、光と風を取り込む工夫がなされています。吹抜があると
窓が拭けないなどのデメリットもありますが、窓が開けられる工夫が施され、明るさと
通風性の双方を取り入れることができました。
吹き抜けから降り注ぐ光の中には家族の集うリビング。その中にはゴロッとできる小さな
小上がり畳が。見上げれば吹き抜けと、平面的だけでなく立体的な空間も「やえがしらの家」
の特徴でもあります。また、敷地も道路から1M程度高い所に位置していて、この高低差を
利用した工夫もなされています。その立体的かつ起伏を活かした暮らしは、ぜひ完成した際
に目にして頂ければ幸いです。
受け継いだ土地から豊かな暮らしを育み続ける「やえ」に対し、街区のはじまるとなる角の
敷地、そして立地、住まい手様のお名前を含め「頭」(かしら)とし「やえがしらの家」
と言うネーミングが生まれました。
そして先日、晴天の中で地鎮祭が執り行われました。
隊長は出張中のため残念ながら参列ができませんでしたが、設計を担当している芹沢隊員と
岡庭常務に参列していただき滞りなく式が執り行われました。
さーいよいよ着工の時を迎えましたね。大切な地での家づくり。住みてとつくり手で様々
な打合せを進め、今に至ります。その想いを形に!おかにわワークス共々、力を合わせ
素敵な器の完成に向け取り組んで参ります。
「やえがしらの家」のお施主様、この度は、おめでとうございました!!!