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IKEDA隊長コラム

熊本視察/木造応急仮設住宅他

今週は熊本の復興状況を視察して参りました。

 

現在、東京の代表主幹事工務店ということで、有事の際に応急木造仮設住宅建設を担う

 

役割が弊社にあります。その上で平時の際に、起きては欲しくありませんが、有事の際に

 

おける準備を進められるだけ進めています。今回は、熊本県の木造応急仮設住宅建設を

 

担った工務店、エバーフィールド様に、当時の被災状況の中で仮設に取り組んでいった

 

苦労や実務的なお話を伺うことができました。

↑の写真は応急木造仮設住宅と合わせ見学した、買取型災害公営住宅建設の状況です。

 

仮設の住宅だけでなく、公営住宅(賃貸)を建設し、被災された方々のために用意される

 

住宅を建設しているところです。こちらも、県の採択を受けエバーフィールドさんが、工事

 

を手がけています。災害公営住宅という在り方も学ぶことができました。

 

東日本大震災を期に、木造の仮設住宅建設に我々工務店が手がけることになり、木のぬくも

 

りだけでなく、性能面も大事にして建設されたことが評価となり、現在全国32都道府県で

 

災害協定を締結しています。(締結団体は全木協:全木協東京都協会の会長工務店が岡庭建設)

 

東京も2013年7月11日に締結し、現在30社近い地域工務店でその準備を進めています。

 

まだまだ、やらなければならないことが山積みですが、平時の時点で検討共有ができること

 

に感謝しなければです。東日本、そして熊本の災害はこのような準備が道半ばの中で発災し

 

対応してきています。その対応力、ネットワーク力、現場力の土壇場力を心から尊敬すると

 

ともに、経験者の方々からご教授いただきながら、今後も有事に向けた準備を進めていく

 

所存です。

 

 

隊長

 

 

 

 

『隊長のコラム外通信』 〜熊本城のいま〜

 

 

視察最終日に、現在修復中の熊本城を見学しました。

 

天守、本丸などに足場がかかり震災から2年が経過した今の状況です。

 

石垣は大きく崩れたのは報道などで見かけましたが、その崩落具合を目にすると

 

やはりショッキングな一シーンでした。でも、この様な状況を目にすることも大事であり

 

この時代に生きたものとしてしっかり震災の恐ろしさを目に焼き付けて起きたいと思いました。

 

 

 

まだまだいたるところで、震災後そのままの状況が多い熊本城

 

報道などであと20年は修復にかかると言われていますが、その意味がこの地にくることで

 

理解できます。

 

被災された熊本県の方々や熊本城の修復に関わる皆様にぜひ頑張っていただきたいです。

 

 

以上隊長から熊本視察報告でした。

 

 

 

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