IKEDA隊長コラム
2020.01.09ゼロエミッション東京戦略発表/東京ゼロエミ住宅
2019年12月27日に
東京都は、2019年5月、平均気温の上昇を「1.5℃に抑える」ことを追求し、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現することを宣言し、その実現に向けたビジョンや具体的な取組、ロードマップをまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定し発表致しました。
この策定に際し、東京都は、今、直面している気候危機を強く認識し、具体的な戦略をもって、実効性ある対策を講じるとともに、全ての都民に共感と協働を呼びかけ、共に、気候危機に立ち向かう行動を進めていく「気候危機行動宣言」をしています。
私共、住生活や、建築に携わる分野としては、2050年に向けたチャレンジとして、新築住宅は全て「東京ゼロエミ住宅」にし、既存住宅も高断熱化や高効率設備、再生エネルギー等の活用を標準化していくものです。
東京ゼロエミ住宅の制度化される以前、技術的な事他(東京エコハウス)、微力ながらオブザーバーとして出席しておりましたが、東京ゼロエミ住宅は、住宅の性能と高効率設備のバランスがとても良くできた制度かつ、エネルギー削減効果も高い住宅の仕様であると一技術者としても実感しています。
その2050年「ゼロエミッション東京戦略」において、都内で建築を携わる工務店として「東京ゼロエミ住宅」普及は不可欠。岡庭建設でも更なる東京ゼロエミ住宅の普及に取り組んで参ります。
(春以降東京ゼロエミ住宅完成関学会が続きます)
また、住宅だけでなく、事業者等のビルなどのゼロエミ化も始まります。
併せて、重点的対策が必要な3つの分野について、より詳細な取組内容等を記した「東京都気候変動適応方針」「プラスチック削減プログラム」「ZEV普及プログラム」を策定されています。
特にプラスチック問題は深刻ですからね。
という事で、世界の大都市における責務として、的確なビジョンと具体的策の矢が多岐にわたり示されました。
東京都のHPに、行政だけでなく都民、企業、区市町村他、多様な主体者と共有し、力を併せてこの一大プロジェクトに取組持続可能で魅力ある都市、東京を構築していくと。気候変動を含めた環境対策はもう待ったなし。他人事ではなく一人一人が「今すぐでしょう!」という気持ちで取り組まなければです。
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