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IKEDA隊長コラム

東京ゼロエミ住宅について/導入促進事業

 

 

東京の住宅は省エネ化が進む?

6月27(土)28日(日)にて、東京ゼロエミ住宅について、そして、東京ゼロエミ住宅導入促進事業についての説明会を行いました。昨年度に引き続き、東京ゼロエミ住宅の仕様で建築する事で補助などの恩恵が受けられますから、現在家づくりを検討、進行中の方々にしっかり情報提供をさせて頂きました。

 

2019年12月に東京都が、2019年5月、U20※東京メイヤーズ・サミットで、世界の大都市の責務として、平均気温の上昇を1.5℃に抑えることを追求し、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現することを宣言しました。

 

その中には、再生可能エネルギーの更なる推進、水素エネルギーの普及拡大、ゼロエミッションビル、ビルのCO2を0を目指すべく施策や様々な産業におけるゼロ・エミッション化について2030年、2050年と段階的な目標やアクションプランが掲げられています。その中に当然、「住宅」についても触れられていて、2030年の目標に「東京ゼロエミ住宅」の全面的な普及 に向けた導入支援と記載されています。

 

この10年で大都市東京の住まいが一気に省エネ化が加速することが考えられます。

 

 

東京ゼロエミ住宅とは?

 

東京ゼロエミ住宅とは、簡単にいうと東京都が推進する「高度省エネ住宅」!です。

 

最も新しい省エネの法律「建築物省エネ法」の基準が平成28年に国で定められています。

東京ゼロエミ住宅は、国が定める水準(1次消費エネルギー量で)よりも30%以上エネルギー消費を抑えた住宅なんです。30%?と聞いても何が凄いのか、凄くないのかわからないと思いますが、暖房や冷房、給湯や照明等のエネルギーが更に30%削減できる住宅ということなんです。

更に「ゼロエミ住宅とは?」

 

 

東京ゼロエミ住宅はお得?

 

それでもまだ分からない・・という方も多いと思いますので、先にお得感をお伝えします。平成28年度の最も新たな基準で建築される住宅と比べて更に30%エネルギー削減できる東京ゼロエミ住宅相当の高性能住宅になると約ー6万円ほど年間光熱費の差額が生まれる(住団連調べZEH基準相当)とシュミレーションされています・・驚。6万円/12ヶ月とすると、5千円/月平均に下げられると言うレベルなんですね。これを一昔前の一般的な住宅と比べると更に約6万円ほどの差がでますから、建物の高断熱化や住まいに取り付く設備の高性能化はとても重要だということなんですね。

(実際の光熱費を保証するものではありません)

 

東京ゼロエミ住宅の仕様とは?

◯建物の高断熱化(細かい基準はお問いかけください)

 

・壁の断熱材を厚くしたり、高性能化する

→ガラス繊維の断熱材で、壁で105ミリ 屋根で180ミリ相当

 

 

・窓の性能を高める 例:アルミペアガラスサッシよりもアルミ樹脂複合サッシにする

→東京は準防火地域で、防火用サッシでアルミ樹脂複合になる場合が多いです。

 

◯建物の取り付く設備の高性能化

 

・照明器具を蛍光灯ではなくすべてLEDにする(東京ゼロエミ住宅は更なる要素も)

・水栓はエコ水栓にする

・主たる部屋には高性能エアコンを設置

 

・・・・など細かな水準が定められていて、その水準を上回る必要があります。

 

 

気になるコストは・・・

岡庭建設では、認定長期優良住宅や、認定低炭素住宅を所得することが大半です。そこに+αの設備仕様にするだけですので、建物仕様的には殆ど差が生まれません。(エアコ設置有無はありますが)し岡庭建設では現在、「東京ゼロエミ住宅」を建設してもコスト差も殆どありません。

(助成事業の際の申請費は別途必要です)

 

 

 

東京ゼロエミ住宅建設で助成も

 

冒頭に記載したとおり、令和元年からスタートした東京ゼロエミ住宅。

3年間は(予定)東京ゼロエミ住宅で建築する人に対して(東京都内で)一定の助成金を受けることができます。当然予算の枠がありますので、すべての方がその恩恵を受けられる訳ではありませんが(応募が多いと抽選)折角なので該当する際には応募することをオススメいたします。

 

 

 

此度の見学会、説明会でも「東京ゼロエミ住宅導入促進事業 説明会」と題して、今年度の募集時期や必要事項、昨年度、岡庭建設でその恩恵を受けた事例などをお話させて頂きました。

1時間一組(説明会はオンラインを含め複数組)で開催いたしましたが、15組とほぼすべての時間に予約が入る盛況ぶりでした。これから住まいを建築する上で情報はとても重要だと言うことを皆様よく知っておられます。今回の貴重な情報をぜひとも活かして頂ければです。

詳しくは「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」へ。

 

という事で、まだまだスタートしたばかりの制度ではありますが、2030年、2050年と東京都の掲げる気候変動への大きなミッションがスタートしています。後々にエネルギーや光熱費、更には暑い寒いのストレスを無くすべく、高度省エネ住宅「東京ゼロエミ住宅」について建築しない手はないと思います。

 

 

 

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隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m