IKEDA隊長コラム
2020.12.11オンライン&リアル家造り学校1時間目/12月
先日「家づくり学校1時間目12月」が開催されました。
今回は、来場2組、オンライン3組の計5組の方々が、忙しい師走の時期にも関わらずご参加頂きました。
何と、会場に来られた方2組が、海外から日本国籍を所得された方という偶然も・・
家造り学校もグローバルになったものだなーと勝手ながら実感していた隊長です・・・笑
日本に長く住まわれていることもあり、家づくり学校の内容についても、しっかりご理解いただけたみたいです。
セミナー後の、14年間続けてきたなかで初めて頂く質問の内容が・・・・・
「なぜ、日本の住宅は住み続けていくと価値がさがりつづけるのか?」
ごもっともな質問です・・涙
欧米は、住み続けることで価値が下がらない、いや、上がることも多いんです。
5000万円で住宅を購入して、売却してもその価値が変わらないかっり、上昇する。
これは、住宅をメンテナンスする文化が根づいているからこそなのかもしれません。
逆に日本の住宅はこれまで、完成したらその後家に対する関心がへり、後に雨漏りする、給湯器が故障するなど事象が置きてから、メンテナンスの行動に移しますが欧米では
日々、価値が下がらないようにメンテナンスをしているんですね。映画の中でも芝を刈ったり、窓や壁などを塗装しているシーンもでてきくる位、手入れがまめに行われています。
故に建物寿命も長くなり築75年、100年の建物が当たり前に残っているんですね。この文化の違いもありますね。
でも、昨今日本でも、そして私達岡庭建設でも、つくったら終わりではなく、定期メンテナンスを実施しています(おうちくりにっく等)ので、メンテされた住まいは今後その
ことがしっかり記録されていれば、後に売却するなどの際にも評価される時代にやがてくると考えられます。
昨年、私達が建築した住まいを売却するケースがありましたが、メンテナンス、そして建物の図面や事象なども明確化されていること、そして、引き続き岡庭建設でメンテしていくことが付加価値化して、約20年前の住宅がその当時に近い価格で売却されたケースもあります。やはり内容の見えるかと付加価値化と安心は重要!
政策や、制度もその方向に。いい例が長期優良住宅の普及でもあります。
国内の住宅も欧米のようにしっかり作り、しっかり家を守る時代に入ってきています。今すぐではないですが、価値が築年数で下がるのではなく、付加価値が評価される時代が
くると考えられます、これには住まい手様のメンテ力も必須ですが。
質問に対しその様な回答をさせていただきましたが、欧米の方々から見ると本当に住宅の価値を築年数でみている日本って変ですね・・・。。
でも、私達も自分たちが手掛けた住まいがその後に評価されるよう、引き続き住まいを「しっかりつくり、しっかり守り」続けて参ります!
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