IKEDA隊長コラム
2016.09.06猛暑バンザイの家
2016年の今年は台風9,10、11号の3連続台風が発生・上陸するなど異例の台風ルート
に見舞われる夏でもありました。次は13号が・・。
ようやく最近、少し秋風まじる気配を感じる朝夕ですが、それでも本日の日中のように32度の猛暑日
になる日がまだまだ続きますね。もう、この暑さにうんざり・・と思う方々も多いと思いますが、この
猛暑を味方につける住まいのあり方があります。「正しく猛暑バンザイの家」!
それは、太陽熱を利用する家!にするとホント、猛暑に感謝したくなります。
【太陽熱温水器の利用】
一つは、屋根の上に太陽熱温水器を載せる手法。これは、とても効率がよく屋根の上に温水パネル
を載せることでパネル内の水に直接太陽熱があたり、短時間で温水にすることができます。また、
温水温度差はありますが、一年を通してお風呂のお湯などに利用できます。。
【空気集熱式ソーラーの恩恵】
もう一つは、隊長の家やスタッフの家もそうですが、太陽の熱を空気で温め活用する手法。
ソーラーれんや、そよ風、OMソーラーと呼ばれる空気集熱式ソーラーでその恩恵が受けられます。
この空気集熱式ソーラーは冬の太陽熱は床下に送り暖房熱に、春から秋口は、その熱を温水器に
送り温水を貯めることに役立てます。
台風が去った後に残暑厳しい日が続いていますが、本日のお昼ころでも屋根の温度が80℃前後。
その熱をそのまま温水器に送ることで、300リットルの水のタンクが50℃台の温水になります。
そのお湯は、混合水栓(青:水・赤:お湯のある蛇口)の取り付いている場所全てに利用すること
ができます。お風呂は40度前後で入浴しますから、温水器のお湯に自動に水を足しながら沸かす
ので、給湯器はまず着火せず、かつ温水も残りが多いので比較的高い温度のままです。
モデルハウス「R-ECO HOUSE」でも体感、ご覧になることができます。
おかげ様で、この時期の猛暑や、残暑のおかげでお湯が余るほど取れて仕方がありません。
猛暑がバンザイな家ってなかなか無いですよね。ホント太陽熱、自然エネルギーの力は凄いです。
【・・で、光熱費やすくなるの?】
ちなみに、こちらは隊長宅のガス代情報です。
今年の8月は8M3で1752円。昨年が3M3で1199円でした。
昨年が暑かったのか、我が家の意識が低かったのか・・・汗
いずれにしてもこの時期は毎年ガス代は1000円台程度。うちのスタッフ宅では更に低い家も・・。
猛暑が続くと嬉しい。これも日々暮らす楽しみの一つでもあります。