メニュー

スタッフブログ

遺言書って? その1

前回まで、民法改正に伴う相続についての変更点を書いてきました。

 

今回からは、あんまり意識していない方も多いかもしれないけど、準備しておいた方が良い「遺言書」についてです。

 

 

 

自分には財産がないから遺言書なんていらないと考えてる人も多いと思います。

また、自分の家族は相続で揉めるはずがないと思っている方も多いかもしれません。
でも、いざ揉めてしまうと禍根を残すことになりかねませんので、備えておくことに越したことはありません。

 

そもそも遺言書とは何でしょう?

 

遺言書とは、自分が死んだ後に自分の財産をどのように分けるかを示したものです。

これがない場合は、財産を相続人が相談して決めることになります。

 

一番簡単な書き方は

「財産の一切を ××に譲る」ですかね。

 

でもこれだと以前に書いたことがある遺留分を侵害してしまう場合がありますので、おすすめできません。

 

なので、出来れば細かく書いた方がよいです。

 

例えば、自宅の土地  ××市××町×-×の土地 ××㎡を   ○○に

    自宅の建物  ××市××町×-×の建物 1棟を   ○○に

 

    ××銀行××支店 定期預金を  ▼▼に

 

 

みたいな感じで書いていきます。

 

長くなるので、以下次回に続きます。

 

豊村

 

 

 

遺書を書いている人のイラスト(男性)

 

岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています。