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急に思い出した”豪雨”と”うわばき”の思い出
夏休み明けの高校にて明日から9月。お子さんの夏休みが終わるという方も多いのではないでしょうか?夏休みの直前にやってきた大雨。窓の外を見ながら、急に思い出しました。 私が高校生だったはるか昔の夏休み明けのこと。学校に行くと通学口が異様な様子。なにかと聞くと、高校の隣に流れる善福寺川が夏休み中の豪雨で氾濫。不運にも靴箱が真ん中くらいまでに置きっぱなしだった上履きが流されたり、泥だらけだったり…(今となっては夏休みくらい上履き持って帰れよ!と思いますが、男子校だったもので・・・)幸い、私の靴箱はセーフでしたが、休み明けから掃除させられたような記憶があります。 あの、流されていった上履きは、どこにいったのでしょうか? 「川の街・水の街」東京そもそも善福寺川は現在はコンクリートで囲まれた狭い川ですが、昔から洪水被害が多い川だったそうです。東京全体の水害リスク予測がわかる「水害リスク情報システム」を見ると、母校もリスクの高い場所にありました。 東京全体で見ると、23区東側の荒川近くのエリア、そして城南から国立・日野を流れる多摩川近くは水害リスクが高く、さらに小さな川に沿って中リスクの線が東西に向かって走っていて東京が「川の街・水の街」であることが改めてわかります。 善福寺川のように、普段は氾濫するとは思えないような小さな川が、洪水のリスクが大きい場合もあります。また、昔の川が暗渠になってしまって、普段はまったく存在がわからないのに洪水がある場所だったり、見ただけではわからないこともしばしば。昔から住んでいる人なら、ある程度予測はできても新しく引っ越そうと思う人には、洪水リスクを予測することは見た目だけでは不可能といえるでしょう。 ハザードマップの意義と作成基準新たに土地を購入する場合、「ハザードマップ」でリスクを説明することは不動産業者でも義務になっています。ハザードマップは、災害リスクの高い地域を視覚的に示し、住民や関係機関が適切な防災対策を講じるための重要なツールです。地震、津波、洪水、土砂災害など、地域ごとの特有のリスクを地図上で示すことで、災害が発生した際の避難行動を迅速に行えるようになります。 この情報には、その地域の土地の成り立ちや、災害の要因となる地形・地盤の特徴、過去の災害履歴、避難場所・避難経路などの防災地理情報がすべて入っているそうです。 不動産購入で土地を選ぶとき、駅に近いか、学校の通学区か、スーパーなどが近いか、などに注目してしまいます。実際、希望の条件に合う土地は少なく、多少のマイナス要因も目をつぶりがち。購入をしたい土地について、リスクが高い土地なら、それに合わせた対策も講じておく。土地と建物、トータルで考えることが、洪水の多い東京の家づくりでは必須といえるでしょう。
2024.08.31(土)

もう一度考えたい「地震」や「台風」のこと
「防災ギフト」がやってきた夏休み期間中、自宅にこういうものが来ました※NHKニュースより抜粋東京・世田谷区は災害時の在宅避難で必要になる防災用品を1人3000円分、すべての区民に選んでもらう形で提供することになりました。これは世田谷区が能登半島地震などを受けて各世帯の防災力を高めてもらおうと35億9000万円余りの予算を計上して実施します。在宅避難などの際に役立つ防災用品を集めたカタログギフトをことし8月以降、全世帯に配布し1人3000円相当のポイントをあわせて付与して、必要なものを調達できるようにします。備蓄用の水や食料、断水した場合に使える携帯トイレのほか、モバイルバッテリーや家具の転倒防止器具、それに揺れを感知すると電気を遮断する感震ブレーカーなどを選べるようにすることを検討しています。同様の取り組みは去年、江東区でも行われていて、参考にしたということです。世田谷区は「首都直下地震が起きれば、在宅避難が一定期間に及ぶことが想定される。1週間分の備蓄を進めてもらえるようカタログギフトを見て、自分の家に何が足りないか考えるきっかけにしてほしい」と話しています。 昨今の状況を見てもわかるように、都心部で万が一の災害時、全員を「避難所」に収容するのは不可能。行政の方針として万が一の災害時にはできるだけ「在宅避難」、つまりは自宅で過ごすことを求めています。 当初の3日くらいはライフラインが来ていなくても、なんとか生き延びる、そして1週間分は備蓄する、そういう「避難」を推奨しているようです 災害時 大切なのは「その後」 地震や台風など、災害が起きたときくらしを守る「家」は何ができるのか? 「地震に強い家」として、耐震・耐久性を確保する「台風に強い家」として風に強い屋根材にしたり、窓にシャッターを設けるこういった被害を最小限にする対策は、これまでかなり検討され多くのメーカー・工務店では「耐震等級3」をアピールしています。 ただ、これからは「在宅避難」の時代。災害が起きてから、ライフラインが完全復旧するまでの少なくとも3日間をできるだけ自宅で過ごせるような「自助」な家づくりを住まい手のご家族のライフスタイルに合わせて考えることが求められるようになりました。 小さなお子さんがいるご家庭やお年寄りがいる家庭で、もしこの酷暑の夏に災害があったら?必要な備えは、それぞれのご家族構成によって当然変わってきます。 欠かせない「水」をどう確保する?防災用にミネラルウォーターを家族分、揃えておくという対策をしている方は多いかと思います。しかし、必要なのは「飲料水」だけではありません。 例えばトイレ用の水。これもあったら助かります。それを考えて、雨水を溜められるタンクを設置したり、災害時に強い省エネタイプで大容量の「高効率給湯器」も選択する方は増えています。 電気は「創電」×「蓄電」×「節電」の3本柱太陽光発電システムを導入して、万が一の停電時に対策する。この考えはかなり浸透してきました。 その発電した電気を夜でも使えるようにするための「蓄電」については家庭用の蓄電池という選択肢と、EV車で充電しておく二つのアプローチが一般的。 さらに、電気をできるだけ使わずに快適性を高める「住まいの省エネ性能」は平常時でもメリットがありますが、もし停電したとしても、暖房・冷房をつけずに、できるだけいつものように暮らせたり、あるいは、日中に太陽光で発電している時間に冷房をつけて、そのまま夜も外からの熱をシャットアウトしその涼しさをキープする、など暑い夏に必須な備えとなっています。 くらしながらでも「備え」を整える こういう対策は、新築の住宅ではもちろん対策できますが今お住まいの一戸建ての性能向上リフォームすることで備えることができます 例えば、モデルハウスをリノベーションした「ふじまちテラス」。断熱性能の向上をしながら、再生可能エネルギー、蓄電池とEV用コンセント、水の面ではさらにはエコキュートと雨水タンクなど、災害時を考えたハード面とソフト面での対策をプラスしました。 「新築住宅」であれば、全部を一度に備えることができます。しかし、今お住まいの家だからこそ、明日起きるかもしれない災害に対して、やるべきことは少しでもいいので、まずは自分の家族に必要なものに向き合い、整えはじめることだと考えています 気になることを少しづつ対策どこかで大きな地震が起きると、防災グッズが品切れになる、というニュースをよく見ます。ただ、喉元過ぎれば・・・で、買ったはずの水がどこにあったか・・?ということもあります(残念ながら、我が家でも買っておいた缶詰が消費期限を切れていました) とはいえ、玄関横に大きな備蓄庫を作って、その分家族の収納がなくなるというのは本末転倒。日々のくらしを大切にゆたかにすることを大前提に、最適なスペースを防災にあてる。 「起きてほしくない」と思う災害ですが、年に何回かは向き合うことが必要な時代なのだと思いました。
2024.08.25(日)

家づくり学校1時間目開催報告|2024年7月
暑い日が続いておりますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。先日、かき氷屋さんのキッチンカーがふじまちテラス前で出店してくれました。@takachan.shizurun(Instagram)ふわふわのミルクのかき氷!とても美味しかったです〜〜♪涼めました〜(^o^)また出店がある場合は、ふじまちテラス @fujimachi_terrace のストーリーズよりお知らせいたします! 7月21日(日)家づくり学校1時間目〜家づくりのはじめかた〜を開催いたしました。今回もオンラインとご来場のお客様との同時開催です。オンラインご参加の様子ご来場参加の様子ご来場は席数に限りがあることもありますが、満席。多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございます!!一部ではございますが、お客様よりいただいたアンケートをご紹介いたします。webアンケートよりご来場アンケートよりまたまたネタバレ防止(?)のため、虫食い状態にはなりますが、うれしいご感想を多くいただくことができました。ご回答くださってご参加のみなさま誠にありがとうございます! 次回の家づくり学校は2時間目!内容は順不同なので1時間目に出られていない方も大歓迎です♪(画像をクリックするとイベントページへ移動します) 広報 佐藤
2024.08.16(金)

実家はリアルな「お宝」?
先日、自転車を購入するためにジモティというサイトを見ていましたら子どものころに遊んだゲームソフトが高値で売られていてビックリ!同時に、友だちに貸したっきり帰ってこない「借りパク」状態であることを思い出しました。あのソフト、返してくれないかなぁ 原宿に突然「実家」ができた!ニュースを検索していたら、面白い記事が出てきました 株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、年末年始の不要品が多く出る時期に向け、「実家に眠っている意外に価値があるモノ、使っていないモノ、粗⼤ゴミとして捨ててしまったモノ」といった⾃宅や実家にある不要品の価値を可視化し、実家に眠っているような懐かしいモノとの再会ができる没⼊型施設「ウチの実家」を2023年11⽉29⽇(⽔)から12⽉3⽇(⽇)の5⽇間限定で、原宿で開催いたしました。「ウチの実家」は、実家にありそうで懐かしく、「メルカリ」で出会えるモノ2,000点以上で構成された、疑似実家を体験できる没⼊型施設です。開催期間5日間で累計入場者数約1,800人を記録し、最大80分待ちになるほど連日行列を生むイベントとして大きな反響をいただきました。開催期間中に訪れた来場客からは、「思ったより”実家”だった」や「エもすぎた」「実家に実際に売れるものがあるかもしれない」などのコメントが挙がり、本当の実家に帰ったような気持ちになって感動している人や、不要品に価値があることに気づき、実家に帰った際に自分の実家を改めて確認してみたいといった声も多数続出しました。 「ウチの実家」実施背景日本全国の家庭に眠る、1年以上使っていないモノを「かくれ資産」と定義して価値を調査したところ、全国で推計66兆円という結果になりました。前回2021年に調査した際は44兆円でしたので、約1.5倍に拡大しています。前回調査より拡大している背景としては、フリマアプリの利用拡大もあると考えています。今は使っていないものの、誰かにとって価値があるモノという認識が広がったと想定しております(※1)。かくれ資産を1人あたりに換算すると約53.2万円になります。こうして自宅にあるモノに価値があるという結果が出ている一方で、これからの季節、大掃除等で不要品を処分される方も多いと思います。 実際に処分する予定である不要品を調査し、その価値についても調べたところ、1人あたり約8.5万円もあることが分かりました。こういった傾向がある中、「実家に眠っている意外に価値があるモノ、使っていないモノ、粗大ゴミとして捨ててしまったモノ」など含めて、自宅や実家にある不要品の価値を知ってもらいたくメルカリは11月29日(水)から期間限定で没入型体験イベント「ウチの実家」という企画を開始しました。※1:「2023年版日本の家庭に眠る“かくれ資産”」に関する調査」(2023年11月)https://about.mercari.com/press/news/articles/20231115_kakureshisan/ コロナが終わって久々の帰省。「実家」を考える人が続々8月に入り、帰省する方も多いのではないでしょうか?ここ2・3年コロナで帰省できなかった人も多く、その期間に改めて、今のライフスタイルと実家の距離を考え直した人、毎年会っていたら気づかなかった、親の変化なども敏感に感じることも多いはず。 一方、国レベルで見ると“所有者不明土地”が大きな問題になっています4月のNHKクローズアップ現代では“相続したくない土地”が続出! 所有者不明土地の波紋という特集がありました 使い道もなく売ることも難しい土地を相続したことで、名義変更や引き取り手探しに悩む人が続出。そのまま放置されて生まれた「所有者不明土地」は国土の24%に。国は4月から相続後の名義変更を義務化。不要な土地を個人間で売買できるマッチングサービスや有償で引き取る民間業者も現れる一方、土地を買い取り活用する自治体も。人口減少が進む中、土地管理の在り方を考えました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4894/ 明るく楽しく「実家」を語る 「お宝伝説」将来の実家の相続をどうする?などを家族で話すのは少し暗い気持ちになりがちですが、メルカリのイベントではないですが、「家の中にお宝があるかも?」という目線で楽しく実家について語れば、明るく前向きに話せるかもしれません。この夏、帰省する方は、少し話してみてはいかがですか? 広報 吉松
2024.08.03(土)

狭い道路に埋まる「宝」
あれ、この道は?こんにちは。広報の吉松です先日、数十年ぶりに同窓会で出身小学校に行ったとき、自分の記憶を頼りに、かつての通学路を歩いていると友だちと毎日、かけっこをしていた道は、大人になってみると「路地」というくらいとても狭くて、ヒヤヒヤする思いでした。 あれ、この道は、よく見ると「道路」ではなく、勝手に抜けてはいけない「私道」だったのでは?時効ということで・・・ 武蔵野市の「道路」と「ムーバス」 私が育った武蔵野市といえば中央線の吉祥寺。中央線は中野から立川までまっすぐ東西に走っていて明治時代に、路線計画を立てるときに地図に定規でまっすぐな線を引いたから、という説があるほど、当時は邪魔するものがなにもないほど「畑」しかなかったそうです。 昭和2年の古地図を見ると、二股に分かれた玉川上水と五日市街道が東西に向かって走っていて、南北に結ぶの道路は農道の名残のような細い道しかなかったことがわかります。 実際、このあたり細い道路が入り組んでいて、車よりも自転車が便利な街。路線バスが入れない交通空白地域が多いため、1995年に「ムーバス」というコミュニティバスがはじまりました(私が子どものころは、雨が降っても駅までは自転車が当たり前、でした) 多摩地域は、畑が多く、かつての農道の名残だったりあるいは一部を住宅化したことで、車が入りづらい狭い道が多く生まれたという背景があります。また、かつて大きな敷地を持った地主が徐々に畑を切り売りしたため、狭い「私道」と「公道」が入り組んでいる場所も多いそうです。 住宅業界を悩ます狭い道路の「再建築不可」住宅「再建築不可」物件は、日本で1割近いといわれています。再建築不可とされてしまう一番の要因として挙げられるのが、建築基準法上の「接道義務」を満たしていないケース。建築基準法上の道路というのは、原則として幅員(道路の幅)が4メートル以上のものをいいます。そして、建築物を建てる土地は、幅員4メートル以上の道路に、2メートル以上接していなければならない、という決まりが接道義務です。 この法律は万一火災などが起きたときに、消火活動や救助活動がスムーズに行うことができない可能性があるので、建物を建ててはいけないという規定だそうです。 再建築不可が生まれたのは、昭和25年の建築基準法の制定によって、間口2mの接道義務が生じてしまったため、それ以前に建てられた建物で間口が2m以下の建物が建て替えられなくなってしまったためと言われています。 昔の法律で建てた家が建築不可になった、というケースもありますが、相続関係、例えば親の借地にして家を建てたが、その後に所有権に変更。しかし、どちらかが土地を売却してしまい、残った接道のない家が建築不可になってしまった、など、長い歴史を経て、建築不可になってしまったケースも多いようです。 「実家」「空き家」を不動産×建築で解消岡庭建設には、建築不可の家についてご相談をいただくことも多くあります。不動産の会社に、ほとんど値段がつかないと言われた方もいらっしゃるようです。 法律から見れば、価値のない土地でも、長く住んでいた人・思い入れのある人には「宝」のような土地。不動産と建築を掛け合わせてみることで、売るだけではなく住まいとしてもう一度、価値を生み出すような新たな解決が生まれるかもしれません。ぜひ、「建築不可」でお悩みの方は、一度ご相談ください。 広報 吉松
2024.07.27(土)

実家は思い出の宝箱か〇〇箱か・・・
同窓会、その後先日、小学校の大きな同窓会、今風に「ホームカミングデー」がありました。なつかしい先生に会えるのと昔からガラッと変わった校舎の中に入れるというので同級生たちが30名ほど大集合。驚いたことに、過去の卒業アルバムが陳列されていたり、同級生の書いた絵画が貼られていたり、数十年分の思い出がなつかしい学校の体育館に並んでいました。 もっと驚いたのは、ここから先。同級生のLINEグループには、こんなものがあったというので「小学5年生のときに学校でいった演劇のチラシ(なんと劇団四季!)」「先生が手書きで書いた合唱コンクールの楽譜」「卒業式の父母に配布された式次第」・・・ いやー、みんなモノ持ちがいいね!と思いつつ私の実家を探ると、今は使っていない納戸部屋から出てきたのは小学校1年生のときに先生からもらった年賀状と卒業式のVHSテープ。数十年ぶりに発掘されたお宝ですが、それを見た妻は一言。「ビデオなんて見る方法がないんだから捨てれば・・・」 なつかしいお宝が埋まっている実家というタイムカプセルも思い出を共有していない人から見れば、ただのゴミ箱。とはいえ、次の同窓会で披露するためそそくさと、私の洋服ダンスの奥のほうにしまいました。 「実家の片付け」でやること 「実家に誰も住まなくなったので、荷物を整理したい」という話をよく聞きますが、一番困るのは「捨てる」「捨てない」の判断ではないでしょうか?「ときめくかどうかの基準で残すものを決めて断捨離(byコンマリ先生)」は理想ですが、兄弟姉妹がいたりしたら、自分には「ときめき」でも、兄弟には「なにこれ?」というものが大半でしょう。小学校のように、決まった倉庫があるならいざ知らず、実家という限られた場所にあるものは、まるで地層のように奥深くにいろいろなものが眠っています。 あるサイトを見ると「実家の片付けを成功させるポイント」として・親・兄弟で片付ける日程を決める・小さなスペースから片付ける・思い出の品の整理は最後にする・一時保管コーナーを設けるとありました。親だけでなく、兄弟姉妹間で取り組むことで「思い出の品」という、一番整理が難しい作業を計画的に行うことを推奨しています。 実家片付け、どれくらいかかる?「実家が空き家となってしまうので、もったいない」というのは多くの人の悩み。そのまま放っておくだけでも、維持管理やご近所さんの問題などがあります。マイナビの調査で実家じまいにどれくらいの期間がかかったか尋ねたところ、最も多かったのは「約半年(半年から1年未満程度)」(42.6%)という結果になりました。以降は、「数ヶ月」(30.7%)、「1年以上」(17.8%)、「2年以上」(8.9%)という順で、1年以上かかる「年単位での長期戦」は約3割にのぼることがわかりました。 https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/21491 その間、実家に通うことになるので、近場でも大変なのに、遠方ならもっと大変。売却などの日程が差し迫っていてゴミだと思って相談しないで捨てたものが、他の人には大変なお宝だったといわれても、捨てた後では、どうにもなりません。 そうならないためには、兄弟・家族で集まるときに、実家の「お宝さがし」をしてどれほどの思い出の品が埋もれているのか、小さなスペースからでもみんなでチェックしてみるのがいいのではないのでしょうか?実際、チェックしてみると気づかなかったことがあったり家族だけでは解決できないところも発見できるかもしれません。 具体的なスケジュールが決まる前に、誰に相談する、どの会社に依頼するという仕組みだけでも決めておくと気分的にはずいぶん楽になるはず。「いざ」という日が来る前に、この夏休みは、家族で話し合いを気軽にしてみてはいかがですか? 広報 吉松
2024.07.20(土)

「麻雀」と「実家」の話し
こんにちは!広報グループの吉松です「麻雀のスジって何?」先日、母からきたラインにびっくりしました詳しく聞くと、最近、ご近所さんの家で麻雀をよくやるらしく、ルールや戦術を覚えたいそう。以前、母は囲碁に熱中していたのですが麻雀とは意外でした。 母いわく「週一回の生存確認よ」。なるほど、麻雀は4人以上は必要ですし、おしゃべりしながらできる。さらに、囲碁と比べると運の要素が大きいので、初心者でも勝てるチャンスがあるゲームであるもの、気楽でいいそうです。 メンバーを聞くと、主催は私の幼馴染のご両親と聞いてびっくり。どうやら麻雀大会の発起人である、そのご両親は、お父さんが地域の中に知り合いを作るために、始めたそうです。女性は地域コミュニティに居場所があるのに、男性は、居場所づくりのための「とっかかり」がない、という話をよく聞きますが、ご夫婦で、居場所づくりをはじめるために、男性が得意な麻雀サークルを作ったというのは面白い話です。 母が言うには「なんか小難しく説明するから、よくわからないんだけど頑張って説明しているから、分かったふりをしてあげているのよ」とのこと。 そのお父さんは張り切って、以前の子ども部屋を麻雀用の部屋に改造するそうで、かくして、幼馴染の部屋は「雀荘」化しているそうです。実家の部屋がなくなった幼馴染は「親が楽しそうだから、実家の改造をサポートしている」と笑っていました。 「住まい」と「地域」は、本来、切っても切れない関係ですが、ついつい、「家族の入れ物」という狭い視点で見てしまいます。 子どもが小さいときには、「同居」を当然として、部屋をいくつ作れるか、という視点で見てしまい、やがて大きくなり、独立すると、何も使わない「物置」ばかりになってしまう。それはもったいないですね。 このご両親のように、広くなった家を地域コミュニティのちょっとした居場所として再設定するという考え方は、「住まい」を【点】ではなく、「地域」という【面】で見ていくイマドキのとらえ方かもしれません。 この視点を拡大した取り組みとして、生まれ育った実家の場所をコミュニティスペース併設型集合住宅に作り替えた「荻窪住宅」という取り組みの記事も参考になりました。岡庭建設では、「実家」について、様々な視点から情報発信やご相談をいただいています。長く「空き家」になってしまって困っている!という前に、地域の中で、「実家」がどんなポテンシャルを持っているのか、一緒に考えてみませんか? かくして、私も麻雀の先生として、学生のころに膨大な授業時間と、若干の授業代を払って習得した「とにかく負けない麻雀必勝法」を、母の前で披露しましたが、「そんな遊び方は面白くない」と却下されてしまいました・・・・。 広報 吉松
2024.07.13(土)

「暑い夏・日本の夏」と「世界の夏」
はじめまして!7月より広報チームに入りました吉松です。まだ梅雨明け前だというのに、暑い日が続いていますね。 調べてみると、観測史上、東京が一番暑かったのは2004年7月20日の最高気温39.5度。第二位は1994年8月3日の39.1度。93年が記録的な冷夏で米不足で、その翌年が記録的猛暑で街中にある温度計が40度を示した、と大騒ぎした記憶があります。 「昭和」な私の感覚では、夏のピークは「お盆」ごろ。しかし、ここ近年は7月から8月が「暑さのピーク」で、その期間が年々、長くなっている気がします。 ちなみに、”私”史上、最も暑い気温は、「気温50度」。これは、パキスタンの首都イスラマバードに5月に行ったときの温度(と地元の人が言っていました)。実は、私は90年代後半から2000年代ごろに一人旅にハマっていて、2001年5月の出来事です。 旅の目的地は標高3500mを超える山岳地域で桃源郷ともいわれるフンザでそれは素晴らしく、快適な場所なのですが、首都は、一歩外を出るとサウナの中を歩いているような感覚でした。 日本のような四季ではなく、雨季と乾季の「二季」の東南アジア・南アジアでは雨季に入る直前の5月が暑さのピーク。そんな季節に地元の人と一緒に、安ホテルの屋上で蚊帳を張った「アジアン・ベッドルームスタイル」で寝たそんな体験もあります。 東京が50度を超える日が来るかはわかりませんが、季節の感覚は、どんどん変わっていて、「暑さ」が、暮らしに大きな影響を与えることは間違いないでしょう。かつてのように、「一日の暑い時間帯だけ冷房をオン」という感覚から「冷房はつけっぱなしのほうが効率がよい」ということが常識になりつつあるように暮らしを入れる「器」である住宅についても、“令和の東京スタイル”に考えをチェンジする必要がありますね。 ※写真は、足元から涼しくなる、フンザ名物のつり橋足を踏み外すと50m下まで真っ逆さま。 真ん中に写っているのが私・・・ではなく、パキスタン人の友人。でも、私もこの橋を渡り切った思い出があります 広報 吉松
2024.07.07(日)

一年を通して変化がある庭|ふじまちテラス
1年を通して変化があるようにたくさんの植栽を植えてもらったふじまちテラス。 水やりと草むしりをしていたところ、 敷地の隅で綺麗な紫の花が咲いていました。 シランという蘭の花です。 5月~6月頃に見頃を迎えます。 時期を過ぎてしまったので今年はもうご覧いただけませんが、来年また咲くといいな……。 一年を通して楽しめる庭っていいですよね♩ ちなみにいまはこの暑さでなかなか草むしりに手が回っておらず……雑草がすごいことになっています。涙 ただ遠目でみると緑が生い茂っていい感じ!?に見えるかもしれません(笑) お庭のある暮らしを楽しむには手入れがかかせないなと常々感じます。 ▼社員食堂がふるまわれている建物はこちらのモデルハウス画像をクリックすると詳細ページへ移動します 広報 佐藤
2024.07.05(金)

夏に備えて体力をつける|ふじまちテラス
梅雨入りしましたが、雨が降らない!そして暑すぎる!! 梅雨入りの段階でこれだけ暑いと夏が恐ろしいですね……。 少しずつ暑さに慣れるのはもちろんよく食べてよく寝て体力をつけて乗り越えていくしかないですね〜。 さて、今回も栄養たっぷり社員食堂「なんてん食堂」をご紹介! 鶏からあげランチ さくさくジューシーななんてん食堂の唐揚げ大好きなんです〜! 付け合わせの胡瓜と生姜と一緒に食べれば、揚げ物でもさっぱりいただけます♩ ごちそうさまでした〜(^o^)/ ふじまちテラスにいると快適でついつい外のこの暑さを忘れてしまうので本社に戻る時に、毎回この温度差に驚いています……。 ▼社員食堂がふるまわれている建物はこちらのモデルハウス画像をクリックすると詳細ページへ移動します 広報 佐藤
2024.06.28(金)