西武の自慢は〇〇〇?

地域
広報広報

広報の吉松です
毎日、西武新宿線にのって通勤しているのですが
年末ごろから、こういう広告が目に入るようになりました

西武鉄道ホームページより

ハテ?
西武線で西武線沿線エリアのPRをする理由って何だろう?と疑問に思い
少し調べました。

西武グループの社長もずっと前から「地盤押し」

少し古い記事ですが、西武鉄道の社長へのインタビュー記事がありました
「安くて地味」な西武線沿線が買いなワケ

Q)他私鉄にない西武線のアドバンテージとは

西武線沿線は実は防災上、優位性が高い地域なのです。地盤の調査・解析などを手掛ける「地盤ネット」(本社・東京都)が東京のJR、私鉄沿線の地盤を調べたところ、地盤の強さは西武池袋線がトップで西武新宿線が第2位という結果が出ました。

地盤ネットのデータをみると、関東平野の北西の方向に行くほど地盤が強い土地が多いようです。西武線沿線では石神井公園(池袋線、東京都練馬区)、大泉学園(同)、埼玉県の所沢(同、新宿線)などが都内トップレベルの地盤の強さを誇っています。

西武線沿線の地価は、他の沿線に比べ残念ながら少し安い。それなのに地盤は固いのですから、基礎工事の費用は少なくなります。今後、沿線の住宅地の競争力は増すとみています。

住宅地の競争力、と聞いて思いつくのは「コウカのコウカ」

西武線では、沿線地域の不動産価値を高めるための大きなプロジェクトが動いているのは、ご存じですか?
そうです、「西武新宿線の高架化」です。

2024年3月6日、西武新宿線の連続立体交差事業に着手することが発表されました。
区間は井荻駅~西武柳沢駅の約5.1kmの区間。
井荻駅と西武柳沢駅の間には駅が4つ・踏切は19か所あって、特に、上石神井駅から東伏見駅までの区間に集中しています。これが改善されるとのこと
事業期間は令和5年度~令和19年度なので、15年にわたる大工事になりそうです

あわせて、沿線の自治体では「まちづくり方針」の策定も進んでいます。
例えば、練馬区では2022年7月に、まちづくりに関するパンフレット「西武新宿線連続立体交差事業に関連する交通広場計画・道路計画および沿線各駅周辺のまちづくりについて」を作成しました。

東伏見のお隣、武蔵関駅前交通広場のイメージ図なども掲載されています。
さらに、高架完了後は高架下の活用事業として図書館や保育所などが予定されており、街の賑わいが期待できます。

「西武新宿線 連続立体交差事業等について」より引用

西武線のライバルは千葉県流山市

コロナ以降、首都圏の土地が上昇しています。
都心部住宅地や渋谷などの再開発地に加え実は地価上昇で注目されているのは千葉県。
NHKの番組ではこう紹介されています

>千葉県内は、「住宅地」「商業地」「工業地」のすべてで去年より上昇し、

>特に住宅地では県内の半数以上の自治体で上昇しているそうです。

>「東京圏」を中心に子育て世代の流入が目立ち、

>流山市ではプラス10%を超えるなど全体を押し上げました。

>千葉県全体の平均の上昇率はプラス3.2%と全国で4番目に高くなっています。

 

都心部に勤務する層にとって、このエリアは秋葉原に直通するつくばエクスプレスのエリア。

新しい路線でこれからのエリア。期待値は高く、かつ地価も安めなエリアに注目が集まっているのでしょう。

地盤も〇 高架も〇 将来性も〇 な・・・

地盤のいい武蔵野台地にあって、さらに高架化の効果が期待できて
まだまだ自然豊かなエリアが広がる西武柳沢、なんてどうでしょう?
ぴったりの物件があるんですけどね・・・・。

 

最後は宣伝になってしまいました!

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