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IKEDA隊長コラム

中大規模建物も木造化

以前から依頼されていた講演の関係で、秋田県へ。それも人生初の秋田入。

 

折角なので以前から見学して見たかった、国際教養大学の中嶋図書館に。

 

地元の秋田杉を活用し、大空間架構を実現しています。完全な木造ではなく鉄筋コンクリート

 

構造と木造を併用した建物で、地域資源を多用し、そして大規模構造で必要な構造部分を

 

鉄筋コンクリートで補っている建築物でもあります。その結果、自由な空間が建築でき

 

書棚やデスクなども広々利用しやすくなっているようです。

 

昨今、木材の活用が促進されていて「公共建築物木材利用促進法」たる法律が制定されました。

 

これは、公共建築物は木造化から検討することが求められているわけです。

 

それだけ、木材豊かな国、日本、伐採時期にきていることもありますが、地域資源を活かし

 

ていこうということでもあります。

 

 

↓こちらは、秋田駅にあるスタバ。なんと外装が秋田杉に・・・・

 

公共建築ではないですが、一般商業でも木が多用されていました。素晴らしい!

 

 

最後に講演会場でもあった、秋田駅横の「ALVE」。

 

大規模商業建築でありながらも一部に木構造が多用されているではないですかー。

 

まるで、木造住宅の天井みたい・・・

 

燃えないの?と思われるかもしれませんが、燃代といって、火災時に木が燃えて炭化した

 

際に構造で必要とされる木材の断面が残ることで計画されているので、問題はないんですね。

 

そう、木が火に弱いと思われるかもしれませんが、燃える巾にも限界があることを逆手にとり

 

この様な設計手法なども取り入れられているのです。その他様々な法律をクリアーさせるため

 

の手法も取り入れられていると思いますが。

 

 

 

なんと隣接するNHKまでも柱と梁が木構造に・・。

 

本当に全国各地、学校なども含め改めて中大規模建築物までも木造化が進んでいますね。

 

2020年東京オリンピックが開催される国立競技場も木材が多用されます。

 

木材を扱う上では大工さんの手仕事も重要です。木造建築を手がけるものとして様々な建築物が

 

木質化されることは嬉しい限りです。

 

皆様も、様々な場所に訪れた際に目にすることも多くなるかもしれませんね。

 

 

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

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