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IKEDA隊長コラム

空気集熱式ソーラー完成見学会/練馬区

2週連続の完成見学会2周目。「夕やけはうす 完成お披露目会」がいよいよ明日より

 

開催いたします。「夕やけハウス」の見所とは・・・・・・→イベントメページでも。

 

木と自然素材の家は当然ながらですが、夕やけハウスに導入されている「空気集熱式ソーラー」

 

について着目!見所としてお伝えしておきましょう。

 

 

【空気集熱式ソーラーとは】

 

ソーラーと聞くと屋根の上で発電する「太陽光発電」や「太陽熱温水器」などをイメージ

 

される方も多いですよね。更にいくつかの太陽の恵み活かす手法があるのですが、その

 

一つに「空気集熱式ソーラー」があります。

 

文字通り、屋根で温まった空気熱を取り込み、その空気を床下や室内に送ったりする手法

 

を言います。発電は「光」を利用しますが、空気集熱式ソーラーは「熱」を利用します。

 

【効率は・・・・・】

 

太陽のエネルギーの変換効率は「太陽光発電」が一般的に約20%程度と言われています。(製品

 

により異なりますが)。空気集熱式ソーラーは、約50%程度の変換効率と言われていて、太陽光

 

と比べて効率が良い手法と呼ばれています。いわゆる、「生熱」。屋根の温まった熱を換気扇

 

のようなファンを介しいて、床下等に送りますから暖かさがそのまま送られます。

 

と言っても、当然床下等に行く際に、低い温度の部屋などを通過していくわけなので、熱を損失

 

しています。それが50%程度失われているということなんですが50%の温度を保ったまま

 

送風できるのはなかなかありません。

 

 

 

【どの程度の温度に・・・】

 

実際の温度の事を考えてみると、(経験値ですが)方位、立地、屋根面積等によっても異なりますが

 

一般的に屋根温度50度程度(12〜2月頃)になる集熱面を確保することが理想です。これは

 

屋根の幅にもよりますが、30坪程度の一般的な切り妻屋根の家であれば確保できるレベルです。

 

その様な計画ですと、天候が良ければ(晴れ)1日に4時間程度は集熱温度50度程度確保でき、室内

 

温度も、18度前後確保できます。集熱屋根50度くらいですと床下に送られる際には30度弱

 

程度の温風になっていて、その空気が床下に送られ、コンクリート等に蓄熱される関係もありますが、

 

概ねその様な室温になるケースが多いです。当然、立地による日当たりやプランニング、住まいの断熱性能

 

によってもその結果は異なります。でも、家中暖房するにはそれ相応のエネルギーが必要にまりますしね。

 

【夏は猛暑バンザイ!】

 

夏は夏でお湯を取ることも可能です、ココ数年、猛暑になることもしばしばですが、その猛暑が正しく万歳!!

 

高温のお湯が取れるのですね。こちらも立地にもよりますが、50度前後もそくはそれ以上の湯音になることも

 

あります。すなわち、洗面所やキッチン、浴室などでお湯を沸かす必要がなくなるわけですね。

 

ガス代も驚きの価格に・・・・なんて言うことも。

 

 

 

ということで、冬と夏に暮らしの恩恵をもたらし、エコにも寄与する「空気集熱式ソーラー」

 

明日の「夕やけハウス」で体感、そしてその仕組みや効果などについても聞ける機会です。

 

ぜひともお立ち寄りくださいね。

 

ソーラーシステムのページでも詳しく!

 

 

 

 

隊長

 

 

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