IKEDA隊長コラム
2019.07.15いなぎやのいえ/稲城市
稲城市で建築中でした「いなぎやのいえ」が竣工いたしました。
日程の関係で、完成見学会を開催することができませんでしたが、稲城市の地域の特性を活
かした素敵なお住いが完成いたしました。
稲城市は、都内の中でも起伏の多い街で、坂道も多くアップダウンの険しい街でもあります。
その中で比較的高台エリアで建築された「いなぎやのいえ」。住宅が密集するエリアであり
ながらも、上手く借景をいかした計画です。24坪ほどの家ですが借景を活かすことで、より
広がりを感じることができるのです。
ただ単に、景色の良い住まいというだけでなく性能も高いんです。
【性能の高い家】
「いなぎやのいえ」は国の低炭素住宅の認定を受けた住まいです。→認定低炭素住宅とは
認定低炭素住宅とは、建築物省エネの法律(最新で28年度基準)に定められている基準
よりも10%以上、エネルギー消費を抑えた建物で、国の基準に基づき所管行政庁が審査
し合格することで認定が受けられます。そもそもは長期優良住宅の認定を受けたいところなの
ですが、長期優良住宅は1の階が40㎡以上(階段を除く)が必要のため「いなぎやのいえ」
のように、性能は長期優良住宅以上なのですが、面積が足りず受けられない・・という現行の
制度から、今回は認定長期優良住宅から→認定低炭素住宅の認定を受けることになりました。
認定住宅は、性能の高いお墨付きの家(しっかりメンテは必要ですが)。今後、建物の価値と
しても評価されていく可能性もあることと、現在固定資産税他の税制優遇も受けられることから
弊社の注文住宅では、大半が認定を所得されています。
【いなぎやの家の性能】
耐震等級3 断熱性能等級4 一次エネルギー消費量等級5相当の 性能表示や長期優良住宅
の最高等級を所得しています。 HEAT20 G1相当の住宅→G1ってどのような家?
借景だけでなく、おかにわ家らしく、木と自然素材そして、大工技術を活かした仕上がりに
お見せできないのが残念・・・・・涙。
家族のワークスペースからなど、至るところで窓からの借景を望めるようにしています。
こちらは、リビング。
キッチンに立つ奥様の目線や、これから置かれるダイニングやソファーの目線の先には
大きな窓、1間幅の窓がスライドで開口し、デッキテラスに出ることができます。
そしてその向こうには、傾斜地を利用して、町並みや緑、そして夜には街明かりを望む
ことができます。
そのために建物の配置も、敷地に対して平行に建てるのではなく、少し斜にかまえて位置
しています。この斜めに配置されることで、借景が目に入り、目線を遠くに向かせ、居心地
や広さを感じることができるんですね。
いやー本当にご見学頂きたかった・・。涙。少しばかりでも「いなぎやのいえ」の魅力を
感じて頂ければ幸いです。
「いなぎやのいえ」のお施主様ご竣工おめでとうございます!!
隊長
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