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IKEDA隊長コラム

「外皮ってなに?」

11月1日にALIA(リビングアメニティー協会)主催

「外皮ってなに?」シンポジウムに末席パネラーとして参加させていただきました。

住宅評論家の南雄三先生がコーディネーター、そしてSUUMO副編集長の福澤さん、ALIAの布井さん

森山さんと一緒に登壇。今後の省エネ住宅を考える上でのキーワード、分けて考えることの必要性を、

壇上で大いに勉強させていただきました。最後は業界の著名人と記念撮影!

 

所で「外皮ってなに?」とはなに?と思われる方も多いですよね・・・・

 

 

 

 

【「外皮とは?」】

 

いわゆる、住宅の外周(外壁・屋根・窓等)の部分で、建築用語で『外皮』と呼ばれています。

『外皮』は雨風、暑さ寒さをや和らげ、室内を快適に保つために重要な役割を果たします。

外皮の中身には、誰もが知る、「断熱材」や「窓」(最近はペアガラスが普及)の性能により

その家の快適性が大きな差になるため、住宅にとっては耐震に並ぶ「命」となる要素でもあります。

 

下の図を見るとなんとなくイメージできそうですね。↓

 

 

 

 

(参考:木活協テキストより)

 

 

 

 

【外皮性能を良くするとどうなる?】

 

下の表の縦軸に住宅の外皮性能グレードが記載されていてG1,G2と現在2つのレベルが

示されています。これは現在の建築物省エネ法の基準を遥かに上回る性能で、より高い断熱性能

を目指すために民間の団体が公開した指標です。横軸は地域を示していて、1,2地域は北海道

東北エリア、東京は6地域になります。縦軸と横軸の交点となるところに、G1ですと概ね10度

を下回らない、G2ですと概ね13度を下回らないレベルの体感温度になると言うことになります。

 

*岡庭建設では現在、概ねG1相当の性能になります。

モデルR-ECO HOUSEはG2相当の性能を目指した住宅になります。

 

 

(参考:HEAT20 外皮性能グレード(2015年12月版)より)

 

 

 

【何もしないで暖かい?】

 

断熱材を厚くいれた、沢山いれたら「暖かい」と思われる方もいますが、そうではないと言うことも

知っておいてください。断熱材等はあくまでも、熱を逃さない、入れないための材料ですから、断熱

性能を高くしたら暖かいわけではありません。

 

あくまでも冷暖房を利用することで、冬は熱が放熱され暖かくなり、その熱を以下に逃さず保てるか

が断熱材の役割なのですね。ですから、直射光など自然の熱を取り入れるとより有効的だということ

でもあります。

 

下の図(6地域の方)は、この概ね下回らな温度を割り出すために用いられたシュミレート上の数値

です。ピンク色で20と書かれている部分が、暖房器を20度設定で利用した時間と部屋を示しています。

日本人の暮らしというと、比較的暑い寒いに対して我慢する傾向や、冷暖房を利用するとしても、時間

や部屋ごとに入り切りをする、間歇型利用が主です。(欧米などは全館空調といって断熱性能が低くても

一日中冷暖房をつけっぱなしにしておく風習だそうです。)付けっぱなしはもったいない!という

風習が根付いていることなのでしょうね。

 

G1相当で概ね10度を下回らない、体感温度を導いた結果は、以下の間歇冷暖房利用からのシュミレート

によるものです。ですから、各家庭の暮らし方にもよりますが、一つの目安にはなるかもしれません。

 

 

 

 

【断熱性能が高いと冷暖房の効率もよし!】

 

冷暖房の利用時間のシュミレートだけ見ると、利用時間と温度が高いように見える方もいますが、

断熱性能が高くなると、冬の時期でいうと熱の逃げが少なくなるので、それだけ時間もかかります。

故に、室内温度も高いことから、冷暖房で20度にするまでにエネルギーをそこまで利用すること

なく(外出他生活形態よってことなりますが)暖かくすることができ、かつ、持続して利用して

いても、エネルギーロス低く利用できることとなります。

 

結果として一定の断熱性能を確保し、間歇的に冷暖房をする暮らしは、人に対して暑い寒いの

体感を減らすことができ、間歇的に冷暖房利用することで省エネ効果も高まる結果につながる

一粒で二度美味しい・・笑。なんて効果も生まれそうですね。

 

地域の気候風土によってこの断熱性能のあり方は異なりますが、「外皮って」住宅にとって、人の

生活にとって重要な役割をもっているのだなーと言うことに気がついて頂ければ幸いです。

 

ということで、そんなこんなの知識を持ち合わせ登壇してまいりましたー。

 

 

 

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