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IKEDA隊長コラム

HK-BASE/ヤマガタカベ

西東京市で建築中の「HK-BASE」が間もなく竣工を迎えます。

 

「HK-BASE」は東京都が認証する「東京ゼロエミ住宅」認証済住宅。

 

そう、断熱性能が現行省エネ基準の3割以上割増され、エネルギー削減率も3割削減を達成している住宅なんです。

 

その「HKーBASE」には少し変わった位置に「高性能エアコン」が設置されています。

 

さて何処に取り付いていると思いますか??

 

 

 

 

下写真左手は「ヤマガタカベ」。「HKーBASE」に独特?意味不明?な壁があるんです。そう、エアコンの風向きを変えるためについた壁でもあるんです。

 

下写真右は、「スギカベマガジンラック」。

このスギのカベに本や、雑誌、資料を入れておけるスペースになっているんですね。これは省エネとは別の話ですが同様の場所を利用して設けられた暮らしのプラスαスペースです。

 

で、これらの場所は家のどの部分にあたるでしょうか・・・・・・・・。

 

 

写真見ればわかっちゃいますね・・・・・笑

 

 

そう、「階段」内、周辺に設置されているんですね。「HK-BASE」はリビングイン階段。という事で、階段室もリビングという扱いに設計されているんですね。

 

階段の途中に高性能エアコンを設置することで、1,2階の双方に冷気を送ることができるんです。また、2階廊下側の「ヤマガタカベ」にあたる風があたり、各部屋に微量に風が流れる工夫を施しています。

 

 

以前、コラムでも書きましたが、昨今の夏の暑さは異常です。通風も重要ですが、通風できない時期や時間帯が増えています。その分、近年のエアコンは高効率、高性能化しているので、むしろエアコンをつけた状態のままにすることの方がエネルギーロスが少ないんですね。隊長コラムで読む「エアコンはつけっぱなしがいい?」

 

当然、つけた状態にするためには家が高性能である事が条件で、「HK-BASE」の様に東京ゼロエミ住宅レベルの性能だからこそ計画できる設計手法でもあります。(住宅面積が80㎡台であることも)

 

しかし、最近のエアコンは消費電力や効率性能だけでなく、機能レベルも進化していましすね。AI機能やらなんやらがついていて予想以上の効果がでるかもしれません。と勝手な期待も・・・笑

 

立地や、プラン計画にもよりますが、弊社の家造りは高性能+しつらえ(引き戸も多い)等、この特徴を活かし、可能な限り少ないエアコン計画を進めていきたいと考えております。(体感差もあるので、念のため各部屋に設置できる計画にはしております)

 

 

エアコンの利用、選定方法は「おかにわの家造り学校2時間目」で学んでみよう。

 

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隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m