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2023.07.28タワマン節税の終わり その3
タワマンの評価額が市場価格の半分以下なのはなぜか?の続きです。
前回、評価額の算出方法を書きましたが、ちょっとまとめます。
簡単に言うと、
一軒家は土地の価値の比率が高く、マンションは建物の価値の比率が高いということになります。
建物は年数を経れば、どんどん価値が下がっていくものです。また土地の方はほとんど価値は変わりません。
そもそも、固定資産税評価額は原価を表しているものですが、市場価格は買い手がいるかいないかで変わります。
原価2000万の建物も、何もない原野にあれば2000万でも売れないけれど、豊洲とか武蔵小杉とか人気の場所にあれば1億円でも売れます。
でも評価額は2000万で同じ。
一時期はタワーマンションを8000万で買って、2~3年後に1億で売れたなんて時もありました。
建物の比率が高いマンションの評価方法は変わらなくて、市場価格が下がらなければ、どんどんその差は広がりますよね。
というのが、タワマンの評価額が市場価格の半分以下なのかの理由です。
次回は、タワマン節税とは何かです。
豊村
岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています