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タワマン節税の終わり その3

タワマンの評価額が市場価格の半分以下なのはなぜか?の続きです。

 

前回、評価額の算出方法を書きましたが、ちょっとまとめます。

 

簡単に言うと、

一軒家は土地の価値の比率が高く、マンションは建物の価値の比率が高いということになります。

 

建物は年数を経れば、どんどん価値が下がっていくものです。また土地の方はほとんど価値は変わりません。

そもそも、固定資産税評価額は原価を表しているものですが、市場価格は買い手がいるかいないかで変わります。

 

原価2000万の建物も、何もない原野にあれば2000万でも売れないけれど、豊洲とか武蔵小杉とか人気の場所にあれば1億円でも売れます。

でも評価額は2000万で同じ。

 

一時期はタワーマンションを8000万で買って、2~3年後に1億で売れたなんて時もありました。

 

建物の比率が高いマンションの評価方法は変わらなくて、市場価格が下がらなければ、どんどんその差は広がりますよね。

 

というのが、タワマンの評価額が市場価格の半分以下なのかの理由です。

 

次回は、タワマン節税とは何かです。

賃金格差のイラスト

 

豊村

 

岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています

 

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