IKEDA隊長コラム
2017.08.25土地探しから建替まで/日当たり
【建築前の土地から日当たりを探る】
土地探しから始められる家造りのお客様が多いのも弊社の特徴で、隊長も頻繁に
お客様の選定候補の土地を見にいき、その後その土地でどの様な家造りができるのか
と可能性を探るべくスケッチ等を描いてます。→「土地探しから建替/プランスケッチ編」
スケッチを描く前には、その土地でのポテンシャルを現地で探ります。
その答えの導き方は・・・・・秘密です・・・笑
さて、写真の様に更地になっている土地もあれば、既存の建物が建っていたりと、
様々な条件下で土地の確認をしていきます。
【太陽の通り道を確認する】
そこで、更地の場合には敷地の中で、日照の可能性を測定することができます。
最も日が短い日が、12月21日の冬至と呼ばれる日です。
その日を基準に測定すると日が入るのか、どの方向から太陽が回ってくるのか。
真南はどの方向なのかなどが分かります。
青色線が冬至の日に通る太陽位置です。(線上の数字が時間を表します。)
12時と記載のあるところが、正しく正午、そして真南の位置を示します。
黄色線はその日、その時間を表します。この日は1月後半でしたので、冬至の青色
線よりも上、そう日が高くなってきているんですね。
ですから、この土地の場合にはどちらかと言うと、冬至の頃は11時くらいから日が
入り始め道路方向である午後に長い時間日が注ぎ込む土地と言う事がわかります。
また、1月以降は徐々に日が高くなり、1,2月の気温は低いものですが日照時間が
長くなる、いわゆる日射量を多く受け取ることができるということが分かります。
・・・専門家としてですが・・・・笑。
という事で、駅近いなどの立地条件だけでなく、日照の位置や通り方などを含め確認し
お客様の家づくりに向き不向きかをアドバイスしています。
また、1階がリビングでなければ・・・2階でもいい。このようにお客様の考え方に
よっても、この土地の活かし方は変わります。
ですから、事前に家造りの考え方などを含めヒアリングし、土地を一緒に探し答えを
見つけスケッチで確認していく。土地探しは立地条件だけでなく、自らの暮らしの実現
性から判断する。いつも言うように造りてと一緒に選定していくことが何よりも大事です。
ちょっと気になる土地が・・・・という方は「相談してみる」から隊長にご連絡くださいね。
隊長