IKEDA隊長コラムCOLUMN
2025年の記事(36件)
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一部屋断熱の可能性
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。今回は「一部屋断熱」という新しい断熱の考え方についてお話しします。家のすべてを一度に断熱化する――確かに理想的です。しかし、実際には予算や生活スタイル、住宅の構造などから難しいケースも多々あります。そこで注目されているのが「一部屋断熱」という選択肢です。

受け継いで暮す戸建リノベが完成@練馬区
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。このたび、練馬区で築65年の戸建住宅をリノベーションした住まいが完成しました。という事で、本日一日限りのお披露目会に多数の方々がご見学会いただけそうです。今回のリノベーションは、ご家族が長年所有されていたごお住まいを、次の世代へと受け継ぎながら暮らしていくための住まいづくりです。きっかけは、当社のリノベーションモデルハウス「ふじまちテラス」をご見学いただいたことでした。築年数の経過した住宅でも、性能を高めることで快適に暮らせることを実感していただき、今回の計画がスタートしました。

リビング・モダニティ住まいの実験展へ
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。今回は東京・六本木にある「国立新美術館」へ行ってきました!黒川紀章氏によるこの美術館、建築好きなら一度は訪れたい場所ですよね。ゆるやかに波打つような全面ガラスの外観が、まさに“現代建築の彫刻”といった佇まいです。今回のお目当ては、現在開催中の特別展「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」。ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエをはじめとする近代建築の巨匠たちが手がけた住宅の模型や家具が展示されており、「住まいとは何か?」という問いを100年にわたる実験の歴史を通して体感できます。

断熱等級7相当の住まい完成@世田谷区
本日明日の2日間、「一木陽のいえ」完成お披露目会を開催いたします。お施主様のご厚意により、実際の住まいを多くの方にご覧いただける、貴重な機会となっております。それに先立ち、私たちは引き渡し前の恒例行事である完成社内検査・検討会を行いました。社内の設計チーム・工事チームなど、各分野の担当者が集まり、住まいを一つひとつ丁寧に確認していきます。チェック項目は約60項目にわたり、内外部の細部まで、実際の暮らしを想定しながら入念にチェックします。検査は20年以上にわたり続けている当社独自の取り組みであり、家づくりの品質を支える重要な時間でもあります。この検討会では、単なる検査だけにとどまらず、「もっと良くなる可能性」をみんなで考え、意見を出し合います。そこには正解はありません。丁寧につくり上げた住まいをさらに良くするために、技術者・生活者の視点、設計者の想い、現場での工夫などを重ね合わせて議論を重ねます。今回は、設計者のセリからもこの住まいに込めたこだわりや設計上の工夫について話があり、スタッフ一同改めてこの住まいの魅力を再確認することができました。

三鷹市で現地調査
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日、三鷹市にて、設計を進める住宅の現地調査をスタッフのセリ、カッサー、コンくんの3名とともに行ってまいりました。この日はあいにくの小雨交じりの天候でしたが、しっとりと濡れた街の風景が、この土地の魅力をより一層引き立てているようにも感じられました。今回のお施主様とは、土地探しの段階からご一緒させていただいています。最初のご相談から、「自分たちにとって、どんな暮らしが理想なのか」を丁寧にすり合わせながら、いくつかの候補地を見て回りました。んー1年あまりかかったかも・・。そして、この三鷹の土地に出会ったとき、私たちはそのポテンシャルを感じ取り、急ぎスケッチプランを通じて住まいのイメージを描き出しました。
2025.04.09(水)

ホウ酸は新種のシロアリに効果が
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。IKEDA隊長チャンネル(YouTube)シリーズ【+1 guest】に、新作動画公開しました!前編「アメリカカンザイシロアリ」に続く後編となる今回のテーマは、シロアリ対策として注目されている「ホウ酸」です。弊社では、長年ホウ酸による処理を採用しており、その理由についても動画内で詳しくご紹介しています。薬剤の選択肢が多い中で、なぜホウ酸なのか?その答えを、専門家の視点からお届けしています。今回のゲストは、前回に引き続き、日本ボレイト株式会社の工事部長・玉井さん。「自称:日本で一番アメリカカンザイシロアリを駆除している男」として、実際の現場での経験やリアルなエピソードをたっぷりとお話しいただきました。
2025.04.06(日)

違反建築物や検査済証がない建物が救える?
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。国土交通省より、「既存建築物の現況調査ガイドライン(第1版)」が2024年12月に公表されました。このガイドラインは、これまで法的に不適合とされていた建物や、検査済証が発行されていない建築物に対して、一定の調査と適正なリフォーム等の対応を行うことで、適正な建築物として再評価できる可能性を示すものです。建築物の価値再評価への可能性や、既存の住宅ストックを有効に活用していくための新しい道筋が示されたことは、住宅を扱う私たち工務店にとっても、そしてお施主様にとっても、とても心強い制度だと感じています。
2025.04.03(木)

【注意】大規模なリフォームで申請せずに・・
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。以前のコラムでもご紹介しましたが、今回はいよいよ施行開始となる既存住宅部分の「建築基準法の改正」について、改めて重要なポイントをお知らせします。2025年4月1日から、一定規模以上の大規模リフォームには、事前の建築確認申請が必要になります。これまでは、「リフォームだから確認申請は不要」と思われていた工事も、今後は手続きを怠ると罰則の対象になる場合がありますので、十分ご注意ください。
2025.03.31(月)

東村山市で完成見学会開催します!
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。このたび、東村山市内で完成した一戸建て住宅の完成見学会を3月30日(日)一日限りで開催することになりました。今回ご覧いただけるお住まいは、木造2階建ての長期優良住宅です!。住宅性能表示制度の取得もしており、性能面でも安心の住まいとなっています。さらに、東京ゼロエミ住宅「水準3」にも適合し、断熱性能等級6をクリアした高断熱・省エネ住宅です。冬はあたたかく、夏は涼しい、快適な暮らしが実現されていきます。
2025.03.28(金)

神奈川某所での家造り
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。このたび、神奈川県某所にて一邸の家づくりが完成しました。当社の通常の施工エリアは東京都内が中心で、神奈川県は対象外となっていますが、今回のお施主様が西東京市にお住まいの方であったこと、そして以前からの特別なお付き合いがあったことから、遠方ではありますが対応させていただきました。この家づくりは、土地探しからのスタートでした。まだ売り出されたばかりの頃、隊長自身も現地を訪れましたが、そのときのことが、今では懐かしい思い出です。敷地のポテンシャルを見極めるため、当時は一人で神奈川まで足を運び、現地で風に揺れる木々の音を聞きながら、この場所でどんな暮らしが実現できるのか、想像を膨らませたことをよく覚えています。周辺環境は車通りの多いエリアではありますが、豊かな緑も残されており、特に南側に立つ一本の桜の木が目を引きました。春には見事な花を咲かせるであろうその桜を活かすことを前提に、プランニングを進めました。また、最寄り駅も近く、電車の走る姿も日常の一部として感じられます。人によっては音を気にされるかもしれませんが、隊長達はその風景もこの土地ならではの魅力だと考えました。窓から電車の往来を眺めることができる住まいも、そう多くはありません。
2025.03.25(火)