IKEDA隊長コラムCOLUMN
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家をしっかりつくる
今週末は「家づくり学校2時間目 しっかりつくる家とは」が開催されます。午前と午後の計2回構造見学会場で開催されます。(西東京市内)実際の工事途中の建物の中で、品質や性能について学ぶ勉強会はとても理解しやすいです!【なんでしっかりつくる家とはを開催するか】誰もがしっかりした家に暮らしていきたいと願いますが、耐震など一般の方でもよく目や耳にする範囲の住宅性能のことは知っておられると思います。ただし、しっかりした家というのは、耐震だけでなく、省エネ、白蟻・・いえいえいそれ以外にも、取り組む姿勢や職人さん(おかにわ建設では職人ネットワーク:おかにわワークスが携わります。)やメンテナンスにと更に幅広い範囲を総合的に築き取組むからこそ安心・安全、そうしっかりした家が完成するのです。【どうやって品質と性能を向上させてる】おかにわ建設では、日々住宅品質の維持向上に向けて、社内に委員会なども設け住まい手様の声などを含め協議進化させております。弊社では3割ほどのスタッフ等が自社設計施工、そう、おかにわの家に暮らしていて、自分たちでも住んでいきたい家をつくろうと現在の品質や性能を導きつつ進化させています。【例えば 耐震性について】おかにわ建設では10年ほど前から、全ての新築建築物に「許容応力度計算」という手法を取り入れております。いわゆる構造計算の中でも詳細な計算です。(100P以上の書類)昨今多様な住まい方から、屋根に太陽熱利用をされたり、趣味などによる手持ち品等も幅広くなっています。少しイメージしてもらうとわかりますが、建物の重さや形状はそれぞれ異なるということです。という事は、それらを踏まえ家が造られるべきですね。私達も、その多様性から、より重さ等を考慮した手法を採用し昨今の家造りに活かしております。「許容応力度計算してますか?」は近い将来の確認用語になるかもですね。【あわせて現場でも・・】下の写真は、柱に取り付くホールダウンと呼ばれるものです。どの住宅でもあたりまえに取り付く金物ですが、ココにもおかにわ流の取組が・・よーくみると、ボルトの上にナットが2つ。一つがとれても2つあればと・・・ずーっと昔から手がけていたわけではありませんが、2つの方が安心だよね・・と社内での声からこちらも10年程前から始まった取組なんです。小心者ですかね・・笑【全ては伝えられませんが・・】ほんの一例でお伝えしましたが、一軒の住宅で無数にこのような取組が施されております。このセミナーでも、家造りを進める際の打合せでも全てをお話できませんが、このような小さな部位から、大きな部位まで、安心安全に暮らしていける住まいのために日々より進化を目指しております。 当日は岡庭建設の性能に関する虎の巻をご覧頂きながら学びます。 今年最後の家づくり学校。ぜひお正月前に情報を得ておきましょう! ■家造り学校2016年も沢山の方にご参加頂き感謝一杯の「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.12.15(木)

西東京市/新築住宅のスタート
新しい家づくりが西東京市で始まります。「やえがしらの家」 受け継いだ地からの家づくり。今後この地で豊かな暮らしを世代を超えて育んで欲しい。そのような想いを含めつけたハウスネーミングです。 「やえがしら」の意味ですが「やえ」は「八」をあらわし、受け継いだ地から永続的に豊かな暮らしが広がり続ける、まさに末広がりな暮らしを意味しています。また、この地は街区のはじまりのような角地の敷地。角地の敷地は誰でも手に入れることが出来るわけではないので、このような立地で建築できるのも先代のおかげでもあります。 角地になると建ぺい率にも割増があり、建ぺい率の高くないこの西東京市ににおいては、嬉しいアドバンテージです。この立地条件を活かすことから生まれた吹抜。この吹抜が、「やえがしらの家」の象徴的空間かもしれません。立地により生まれた吹抜から、光と風を取り込む工夫がなされています。吹抜があると窓が拭けないなどのデメリットもありますが、窓が開けられる工夫が施され、明るさと通風性の双方を取り入れることができました。 吹き抜けから降り注ぐ光の中には家族の集うリビング。その中にはゴロッとできる小さな小上がり畳が。見上げれば吹き抜けと、平面的だけでなく立体的な空間も「やえがしらの家」の特徴でもあります。また、敷地も道路から1M程度高い所に位置していて、この高低差を利用した工夫もなされています。その立体的かつ起伏を活かした暮らしは、ぜひ完成した際に目にして頂ければ幸いです。 受け継いだ土地から豊かな暮らしを育み続ける「やえ」に対し、街区のはじまるとなる角の敷地、そして立地、住まい手様のお名前を含め「頭」(かしら)とし「やえがしらの家」と言うネーミングが生まれました。 そして先日、晴天の中で地鎮祭が執り行われました。隊長は出張中のため残念ながら参列ができませんでしたが、設計を担当している芹沢隊員と岡庭常務に参列していただき滞りなく式が執り行われました。さーいよいよ着工の時を迎えましたね。大切な地での家づくり。住みてとつくり手で様々な打合せを進め、今に至ります。その想いを形に!おかにわワークス共々、力を合わせ素敵な器の完成に向け取り組んで参ります。「やえがしらの家」のお施主様、この度は、おめでとうございました!!! ■ご近所さんが増え続けるのは嬉しいですねー。以上「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.12.14(水)

杉並区/リノベーション・新築の見学会
杉並区で開催された同時完成見学会のご報告です!。完成見学会が2軒同時に開かれることは幾度かありますが、ともに杉並区でと言うのは初めてかもしれません。でも、杉並区では新築からリフォーム、リノベーションと以前からも多数手がけてきているエリアですー。 さて、それぞれ2軒の完成見学会ですが、ともに我々の設計や施工の技術がふんだんに活かされた建物となりました。折角なので、その一部をご紹介しておきましょう。 まずは1軒目、薪ストーブ+ペレットのハイブリット製品を入れたリノベーションの見学会。こちらは築50年近くの建物を大改修した建物です。夢であったストーブを家の中に取り込み温かい暮らし、楽しさを育む空間となりました。併せて室内には自然素材を多用し、健康かつ本物の素材いっぱいの空間に大変身!。(当日は火入れも・・・)リビングは、まるで、新築で作られたかのような空間が。耐震の改修も行っている関係で一部、外壁からの改修工事を機に新たな窓を設置しています。もともと大事にされているお庭をより眺めやすいようにと、全面開口の窓を計画し、室内とお庭を一体的につなげ視覚的な広がりや、目に映る景色により心和ませる空間となります。んーいい!私達の家造りコンセプトそのままに木ノベーションした作品です。半世紀近い建物もこの通り活かすことができる!ぜひ、知って頂きたい手法でもあります。杉並区の木ノベーションではいたるところに、品質の上でにデザインする工夫が。木で同化していて見えにくいですが、天井から飛び出る木の梁は、耐震性と、2階の重量を負担するために、新たに設けられた構造材です。天井材にはヒノキ、其の向こうには、さり気なく間接照明を施し、木の温かみをより活かしてくれています。このように、ただデザインするだけでなく、建物の性能を向上させデザインしていく。「品質の上にデザインする」岡庭建設、おかにわリフォーム工房の取組そのままです!。 もう一軒は、成田で開催された、「Ki−bako成田の家よんげんや」です。こちらは4軒が連なる、いわゆる街づくり。連なる建物それぞれに個性のある顔立ちが揃えられ一体となっています。すでに4軒の家に住まわれる方たちは決まっていて、これからこの街の中でコミュニティーが育まれ、より街の魅力度が向上していくことでしょうね。 街づくりには、植栽が欠かせません。建物を作るだけでなく、内観、外観の他、街並みを を形成していくためには連なる緑も重要です。この緑もただ植え込むだけでなく、室内からどのように見えたら良いのか、植える位置もとても重要です。イロハモミジ、ナンテン他、「よんげんや」の街を際立たせる美しい植栽バランスとなりました。5年後、10年後、木々と成長と共に街の景観が育まれていくことでしょう。人気のあるki-bako街並みシリーズ。先回の「西東京市文理台のさんげんや」に続き成田の「よんげんや」も大好評で終えることができました。また新たな街づくりが今度は練馬区と西東京市でスタートしています。西東京市では「木箱ガルテン第二期」。そして練馬区では「せきまちのよんげんや」第一期がはじまりました。おかにわの街づくりシリーズに興味がありましたらお問いかけくださいね。 ■あらたな街づくりシリーズにワクワクしている「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.12.13(火)

住宅医で講師
空き家や既存住宅の利活用が望まれる昨今、安心した、リフォーム・リノベーションを手掛ていくために住宅の診断、点検(インスペクション)の実行がこれからとても重要で、様々な施策や制度が整いつつあります。 現在、インスペクションを学ぶような講習会が業界では開催されていますが、その中でも座学だけでなく現場力を身に付ける「住宅医スクール」たるものが5年前から始まっています。 隊長も、毎年講師を努めておりますが、先日開催された住宅医スクール東京会場でもお話させて頂きました。住宅医スクールは、1年間で年間32のカリキュラムを受講することで修了生となります。その後、自らが計画しインスペクションを行い、完成した施工例を元に審査会に提出し審査合格した人が「住宅医」と言う称号を手に入れることができます。結構、長き道のりなんですねー。隊長は毎年、「木造住宅の施策とその実務対応」と言うことで、住宅施策を読み取りながら岡庭建設がどの様な取り組みをしているかなど、実例を交えお話させて頂いています。 近年、人口減少、高齢者社会を迎えた住生活のありかたから、既存の住宅を活用していくような施策等も多く含まれていますので、この施策や、制度のお話を充填的に講義しています。 例えば新築でいうと住宅の長寿命化を目指し、「長期優良住宅」などの制度が始まっていますが、今年の4月からは既存住宅の長寿命化「長期優良住宅の増改築版」も施行され、既存住宅の性能等をV字回復させる認定住宅の制度もスタートいたしました。どの様に既存の住宅を良質化させるのかなどを見極める技術はとても難しく、単純に建築士の資格があればできると言うことではないんですね。工務店の様に、設計と施工の双方を手掛けている人たちは、比較的その見極め力が高いので、もともと、インスペクションをする技術を兼ね備えている人も多いですが、住宅医の様な講習会で自らのスキルアップ出来るがあるのはとても貴重なので、多くの方々に受講いただきたいですね。 併せて、今年度から始まった「建築物省エネ法」他、新たな制度等についても。新たな制度では建築物の省エネのあり方が制定され、大きな建築物の省エネ法の適合義務化なども始まる予定で早ければ2020年に小規模建築物、住宅等の省エネ適合義務化も進められています。そして2030年には平均的な住宅がゼロエネルギー化するような取り組みなども施策で盛り込まれていて、岡庭建設では、この4月からオープンした「RーECOHOUE」のモデルハウス等もオープンさせこれから求められる住宅の新たなあり方を地域レベルに周知しております。 このように、住宅と言うのは、住生活のニーズや時代背景により常に変化していきます。住宅施策もその時代を見ながら、先を見据えながら様々な施策が考え打ち出されていきます。 特に最近ではこの多様なニーズに対応する住宅の政策が数多く盛り込まれている関係で、住宅の技術者も対応するのに四苦八苦している方も多いのが現状です。住宅施策が全てではありませんが、知らないより知っておくことが必要です。減税などの恩恵等もありますしね。一応、毎年隊長の方で、自社の取組を含め噛み砕いてお話しています。伝えるのも難しいですが・・・汗 年明け、1月12日には今年4月に起きた「熊本地震」の総括とでもいいましょうか、住宅医にてフォーラムを開催するそうです。隊長も今回パネラーを務めさせていただく事になりましたが、何せ著名な方々の中に混じりお話しさせて頂くので果たしてどうなることか…汗。一先ず頑張って参りますm(_ _)m。 もし、ご興味のある方は是非ご参加されてみてはいかがでしょうか。→「住宅医フォーラム」以上、住宅医スクール東京のご報告でした。 ■講義しながら自らも学び続ける「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.12.11(日)

ウッドデザイン賞/賞状授与
昨日は、先日受賞の決まった「ウッドデザイン賞」の授賞式へ!新築では「半平屋の家」リフォームでは「木ノベーション」のに部門を受賞させて頂き、岡庭建設の設計リーダー芹沢隊員と、おかにわリフォーム工房の高谷隊員と共にビックサイトへ。賞状と一緒に記念写真! 2010年のグッドデザイン賞、2015年のキッズデザイン賞に続き、公的団体主催の顕彰制度で3つめの受賞となります。ひとえに岡庭建設の取組をお支え頂いている住まい手の皆様、ご支援、ご教授頂いている皆様に感謝の気持ちで一杯です。m(_ _)m今回の受賞を通じ、より一層地域の皆様に貢献していくと共に、受賞の名に値する活動に精進して参る次第です。 【ウッドデザイン賞って?】 *ウッドデザイン賞受賞結果ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。主催:ウッドデザイン賞運営事務局 後援:林野庁 【建築・空間部門 ハートフルデザイン部門】「半平屋のくらし」〜みはらしだいの家〜岡庭建設 設計:池田浩和 芹沢佳代審査員:隈研吾 腰原 幹雄 鈴木恵千代 手塚由比 【半平屋の暮らしって?】「終の住処」として考案した、おかにわ独自のコンセプト「半平屋」平屋で住むことが最も暮らしやすいわけですが、都会の条件では暮らし全てを平屋に納めることは至難のわざです。そこで、平屋から登る屋根の高さを上手く利用しながら2階部分に一部の部屋を設ける。いわゆるロフトみたいな空間を利用しることから平屋でなく、「半平屋」という発想からから生まれた住宅スタイルです。超高齢化社会を迎える今後の日本、そして首都東京においても将来2階建てでなく「半平屋」という暮らしがスタンダート化する。そのような想いから同スタイルの家づくりにも取組んでおります。(立地条件によります) 【コミュニケーション部門】「木ノベーション」*木を活かしたリノベーションとはおかにわリフォーム工房 設計:堀内克己 田中信歩審査員:日比野 克彦 戸村亜紀 古田秘馬 山崎 亮 【木ノベーションって?】自然素材を多用してきた岡庭の家造りをリノベーションに活かす。木と自然素材、そして大工や職人の技術を活かし住宅を再生していく岡庭オリジナルのリノベーション住宅です。既存の木造住宅だけでなく、コンクリートのマンションや住宅な幅広い対応をしております。ちなみに、写真は先日竣工した「調布の木ノベーション住宅」徐々に、木ノベーションの輪が広がってきています! 驚きの2部門受賞に涙する「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.12.09(金)

杉並区でリノベーション
12月10日(土)〜11日(日)に杉並区でリノベーション中でしたお住いが完成し見学会を開催する運びとなりました。「おかにわリフォーム工房の木のベーション」その名も「耐震リノベーションと薪・ペレット兼用ストーブのある暮らし」。きっかけは、奥様の長年の夢「薪ストーブ」のある暮らしのご相談でした。ご夫婦二人で暮らす終の住処のご計画はインスペクション(建物診断)からはじまります。そして、築37年のお住まいは、憧れの薪ペレット兼用ストーブが備わり、耐震性と断熱性をあげ自然素材で仕上げる「木ノベーション」を施した、素敵な終の住処に生まれ変わりました。この度、ご夫婦のご好意にてお披露目会を開かせていただきます。 当日は同時開催で杉並区成田東にて、「木箱の家の街づくり」の完成見学会も開催致します。既存住宅を性能向上させた改修から、性能の高い新築住宅の完成した姿を両方見学することができます。土地から木箱の家をご検討の方、今の家を活かしたら良いのか・・それとも新築してしまったほうが良いのかと悩まれている方は必見ですから、ぜひこの機会にご見学下さいね。! 上記2件の完成見学会の詳細は、→「イベントページ」を御覧くださいね。 ■「木のベーション」と「木箱の家」の完成した姿に喜ぶ「隊長」でしたー。 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.08(木)

省エネ住宅
昨日は、国の事業で行われている、省エネ住宅技術者講習会の経営者向けセミナーが鹿児島県で開催され(主催:木活協),この度、講師役を務めさせていただく関係で隊長も事務局の方と一緒に鹿児島入りです。 という事で、開催前に最近注目される、大規模建築物の木造化を視察。鹿児島の港近くにあるショッピングセンター「ドルフィンポート」。一般の方は普通のショッピングセンターとしか見えないでしょうが、この建物は構造の大半が木造なんですね。 ドリフィンポートから見る桜島は絶景!ここまでくっきり見える桜島は初めてみました。 よく見ると分かるかもしれませんが、屋根や、それらを支える柱を含め木造化されています。平成22年から「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、保育所や学校他、公共建築物は、まず木造化から検討することが制定されましたから、今後公共建築物だけでなく、パブリックな建築物等でも木材が利用され、住宅だけでなく幅広い建築物に利用されていくことでしょう。はい、以上時間を利用して勉強もしてきました。 さて本題の講習会が開催される理由ですが、、現在、住宅の省エネルギー性能の等は法律で基準化されておりますが義務化されているわけではないので、極端な話し断熱材をいれなくても建築することは可能なわけです。 しかし、昨年のCOP21のパリ協定のように世界で地球温暖化防止に取り組む必要性もありエネルギーの消費の多い住宅を省エネ化していくことはとても重要なことです。 現在、国の政策の中でも2020年頃には住宅の省エネ基準適合を義務化する方向性が検討されています。ただ、急に義務化してしまうと世の中の経済性だけでなく、設計者や工務店、職人の方々が対応出来なければ意味がないわけで、それらの技術力の向上や周知を含め、今から5年前に、この住宅省エネ技術者講習会が開催され今に至ります。まだまだ受講されていない技術者も多いことから、受講を促す役割でもある経営者の方々にそのことを理解していただく必要もあり、この日の講習会が開催されたわけです。 ちなみに、岡庭建設の大工さんは、国の事業で行われている同講習会を全員受講し合格したひとが、工事を手がけております。設計者、現場監督も全員合格者でもあります。→住宅省エネ技術者講習会隊長も5年前からこの講習会のテキストづくりに携わっている関係で今回、このような講師役を務めさせていただきました。忙しい中ではありますが、限られた時間の中で、微力ながら社会貢献させていただいております。 ただ、日帰り鹿児島はさすがに疲れますね・・・汗 ■次週は神戸にて講師をつとめる「隊長」です! 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.07(水)

おかにわファミリー住まいて忘年会2016
毎年恒例の岡庭ファミリー住まい手忘年会2016が開催されました。今年は過去最大の200人あまりの岡庭ファミリーの皆様がお集まりになり楽しいひとときを共に過ごさせて頂きましたー。今年の忘年会は2部構成での開催です。 第1部では「第一回おかにわフォトアワード」の開催!。おかにわの手掛けた家に住まう方々の暮らしをSNSインスタグラムに投稿頂き、参加者の皆さんで投票しグランプリから、入賞作品までを選び表彰いたします。今年は第一回目にも関わらず100件を超える投稿がありました。第一次の選考会を経て29件のノミネート作品が! そして、第一回グランプリに輝いたのは・・・・・・!。 障子と飼っている仔猫ちゃんの姿。人だけでなく、ペットとの暮らしぶりが映し出され素敵な写真ですね。障子の影絵も◎。受賞おめでとうございます! 次に準グランプリは以下の2作品。家の柱に登るのは裸が、一番!と個性ある写真ですね・・笑。 こちらは、お引き渡しの際に撮影した子供達の姿。月日が経ちましたが思い出深い、温かみある写真が受賞しました。! 入賞を含め受賞された皆様、本当におめでとうございました!。 続きまして 一部と二部の間では、隊長、とおかにわリフォーム工房の高谷よりこの一年の取組をご報告。春には多摩産材コンクールと省エネ関連30歳以下の設計コンクールで優秀賞を受賞!秋にはウッドデザイン賞を二部門受賞したことの他、メンテナンス制度おうちクリニックについてご報告させて頂きました。 そして第二部は岡庭ファミリーの皆様と和気あいあい宴の席。ちびっこゲームや毎年恒例の大規模クイズ大会を行いましたー。などなど、今年も大賑わいの、おかにわファミリー住まい手忘年会。宴の途中では、入社12年目になる、外丸隊員の勤続10年表彰も!。大学卒業後から岡庭建設に就職し、三度の出産を経て今に至ります。おめでとう!頼りになります! と言う事で、延べ3時間以上に渡る宴席も終了!そして最後は参加者皆様と一緒に記念写真!参加された岡庭ファミリーの皆様本当にありがとうございました!。次回は春の庭之市でお会いしましょう!。 そして、何事もなく皆が楽しめる忘年会を開催できたのは、広報をはじめ、スタッフの準備があってこそ。本当に感謝の気持ちでいっぱいですm(_ _)m。ありがとうー! ■岡庭ファミリーの皆様ともっと飲みたかった「隊長」でしたー・・笑 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.05(月)

ビンテージ住宅
今後、少子高齢化により人口が減少していきます。それに伴い、地域社会においても、住宅の空き家や賃貸住宅の空室なども問題視されてきているのはご存知だと思います。築55年の戸建てシェアハウス・シェアオフィスを訪れる 自然の流れだから、仕方がないと思ってしまう時もありますが、常に訪れる社会問題を解決していかないと、地域の衰退に歯止めをかける事はできませんね。 新しい価値観を生む空間 隊長も、住生活に関わる者として、日々その問題の解決となるべくヒントを探しに行動を心がけていますが、この度、大家業や不動産コンサルに取り組む福岡県の会社様を訪れました。(スペースRデザイン)大家業は街づくり。と以前は収益としての建築(箱)づくりがメインであったそうですが、事業を継承を機に箱から場への取り組に変換され、建築、不動産、コミュニティデザインの3つの要素を兼ね備え、箱から場づくりを進められています。 半世紀近い建物をリノベし満室の建物 岡庭ファーム、にわのいち、住まいて忘年会など、工務店としての場づくりや街づくりに取り組んで参りましたが、不動産系の方々の取り組みもまた新鮮でありました。 こちら、ほぼ半世紀にわたるマンションですが、古くても空室がありません。入居者も、個性ある幅広いジャンルの方々が拠点としていて、相互のコミュニティー力や絆力が強いとのことです。価値観の合う人が集まる場 これから、20年、30年、いや100年先まで建物を使い、住み続けるヒントを沢山得ることが出来ました。少し整理をして今後地域に、そして社会に伝えて参りたいと思います。 明日は年に一度の岡庭ファミリー住まい手忘年会の日。住み手と一緒に飲んで食べて、話してと楽しい一日を迎えます。また、ブログでもご報告いたしますね! ■先進的な取組に感銘を受けた「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.03(土)

西東京市内ではじまる
もう一つお祝い事が続きます。新たな家の家づくりが、地元西東京市で始まります。「だんだんの家」、弊社に関係するお知り合いの方からの紹介で始まった家づくり、見晴らしの良い景色が映る敷地に温かいご家族の暮らしが育まれます。 ご夫婦共に西東京市出身でもあり、慣れ親しんだこの街で土地探しから始まり、こちらも縁あって素敵な土地に出会うことができました。比較的平坦なこの街西東京市、その中でも段差のあるような場所もいくつか存在します。 平坦割、段差のある敷地を利用して光や風、人の気配や街の姿を望みながら暮らしていくお宅でもあり、そのような思いから「だんだんの家」と言う名前をつけました。 豊かな暮らしだけでなく、住まいもしっかり質の高い住宅、そう「長期優良住宅」の認定を所得し、安心安全を割り増す住まいになっています。 そして、先週末地鎮祭が執り行われ、いよいよ工事の着手を迎えます。来年の温かい時期に完成を迎えますから、「だんだんの家」の進行もお楽しみに! 「だんだんの家」のお施主様おめでとうございます! ■縁が育まれ続けることに感謝一杯の「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.02(金)