IKEDA隊長コラムCOLUMN

「住まいの性能」のこと(24件)

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家をしっかりつくる

今週末は「家づくり学校2時間目 しっかりつくる家とは」が開催されます。午前と午後の計2回構造見学会場で開催されます。(西東京市内)実際の工事途中の建物の中で、品質や性能について学ぶ勉強会はとても理解しやすいです!【なんでしっかりつくる家とはを開催するか】誰もがしっかりした家に暮らしていきたいと願いますが、耐震など一般の方でもよく目や耳にする範囲の住宅性能のことは知っておられると思います。ただし、しっかりした家というのは、耐震だけでなく、省エネ、白蟻・・いえいえいそれ以外にも、取り組む姿勢や職人さん(おかにわ建設では職人ネットワーク:おかにわワークスが携わります。)やメンテナンスにと更に幅広い範囲を総合的に築き取組むからこそ安心・安全、そうしっかりした家が完成するのです。【どうやって品質と性能を向上させてる】おかにわ建設では、日々住宅品質の維持向上に向けて、社内に委員会なども設け住まい手様の声などを含め協議進化させております。弊社では3割ほどのスタッフ等が自社設計施工、そう、おかにわの家に暮らしていて、自分たちでも住んでいきたい家をつくろうと現在の品質や性能を導きつつ進化させています。【例えば 耐震性について】おかにわ建設では10年ほど前から、全ての新築建築物に「許容応力度計算」という手法を取り入れております。いわゆる構造計算の中でも詳細な計算です。(100P以上の書類)昨今多様な住まい方から、屋根に太陽熱利用をされたり、趣味などによる手持ち品等も幅広くなっています。少しイメージしてもらうとわかりますが、建物の重さや形状はそれぞれ異なるということです。という事は、それらを踏まえ家が造られるべきですね。私達も、その多様性から、より重さ等を考慮した手法を採用し昨今の家造りに活かしております。「許容応力度計算してますか?」は近い将来の確認用語になるかもですね。【あわせて現場でも・・】下の写真は、柱に取り付くホールダウンと呼ばれるものです。どの住宅でもあたりまえに取り付く金物ですが、ココにもおかにわ流の取組が・・よーくみると、ボルトの上にナットが2つ。一つがとれても2つあればと・・・ずーっと昔から手がけていたわけではありませんが、2つの方が安心だよね・・と社内での声からこちらも10年程前から始まった取組なんです。小心者ですかね・・笑【全ては伝えられませんが・・】ほんの一例でお伝えしましたが、一軒の住宅で無数にこのような取組が施されております。このセミナーでも、家造りを進める際の打合せでも全てをお話できませんが、このような小さな部位から、大きな部位まで、安心安全に暮らしていける住まいのために日々より進化を目指しております。              当日は岡庭建設の性能に関する虎の巻をご覧頂きながら学びます。  今年最後の家づくり学校。ぜひお正月前に情報を得ておきましょう!  ■家造り学校2016年も沢山の方にご参加頂き感謝一杯の「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑 
隊長IKEDA隊長

しっかりつくる家とは

9月25日(日)開催される「むつみざとの家 構造見学会」その当日には、家造り学校2時間目「しっかりつくる家とは」を同時開催します。耐震性や省エネの性能の他、細かな家造りの設計値などが現場でどの様に反映されているのか、なぜ、おかにわ建設は独自の基礎構造や、金物の取付などを手がけるのかなどを工事途中の現場でお話いたします!。(岡庭建設の住まいの性能とは)【性能は何が大事?】これからの住宅は当然耐震性も大事ですが、省エネ(あつい、さむい)に対しての性能もとても重要です。ただ、省エネは机上や、資料、人の言葉で納得されている方が多く実際の住宅の中でどの様な部位でいかされているのかなども実際の建物をご覧になりながら知ると、納得しやすいですね。あー当然、耐震のお話もいたしますよ!。 (↑熊本上空から撮影してみました) 【熊本地震から見る耐震とは?】隊長も、この7月に熊本の現地を視察してまいりました。被災地と仲間が手がける木造の応急仮設住宅を視察にです(東京で災害が起きた際には岡庭建設が主体となり、木造の応急仮設住宅を建設します) その熊本の被害状況や、建物の被害などを実際に見てきたことから分かってきたことなどもあります。当日のセミナーでは、番外編として熊本地震、被災地からみる今後の耐震性とは?を併せてお話させていただきます。 「しっかりした家に暮らしたい!」・・では、しっかりした家って?知らないことを知れる構造見学会+プチセミナーをお楽しみに 構造見学会+プチセミナーの詳細はこちらから*午前のセミナーは既に満席となっております。m(_ _)m。 以上、性能フェチな隊長でしたー。 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑) 
隊長IKEDA隊長

エアコンはつけっぱなしがお得?/夏のエアコン効率

エアコンメーカーの大手「ダイキン」さんが面白い情報を公開され話題になってますね。 「日中30分の外出ならエアコンは切るよりつけっぱなしがお得でした!」 実際には住宅の性能も重要ですが、今回の検証では、2006年の鉄筋コンクリート造のマンションで試験されているので、さほど性能の悪い建物ではありません。 ちなみに岡庭のいえは「長期優良住宅」+なのでこの住宅以上の性能になります。  試験結果を端的に伝えると 検証結果①:9:00〜18:00の間で30分間隔でエアコンを入りきりしていると、つけっぱなしの方が、電気代が安い。すなわち、30分程度の外出であればつけっぱなしにした方がいい。これは、気温が高い9:00〜18:00の間は、止めてしまうと室温が上昇してしまい、入り切りしていると、折角、室温を下げたのにもう一度上昇した温度を下げるところから稼働しなければならないロスが発生する。ここがエアコンの一番エネルギーの掛かると言う事です。ですから、下げた室温の中で稼働するエアコンは大きくエネルギーを必要としないので、つけっぱなしの方が良いと言う事になります。 でも、日にもよりますが、18:00以降夜間は気温が日中のような上昇をしないので、むしろ入りきりしていた方が効率が良いと言う結果がでていますね。 その上で検証結果②:9:00〜23:00の間、エアコンをつけっぱなしにすると、かえって電気代がかかってしまう・・・という結果に。これは上記で述べた通り、つけっぱなしにした方が良い時間とそうでない時間の差から生まれた結果なのでしょう。電気代で35円/日の差という結果です。  以上は、ダイキンさんが、一つのモデルから検証したものですが、とても参考になります。都市伝説で、よくエアコンをつけっぱなしにした方が電気代は安くなる!という言葉を聞きますが、そうでないということも一つ知ることができました。 でも、住宅というものは個々に断熱の性能も違えば、住宅の向いている方位や窓の大きさや性能等様々な仕様差によって答えは異なってくると思います。皆さんの住まわれている家によって、結果は異なるかもしれませんが、今回の検証はぜひ参考にしましょう。ありがとうダイキンさんm(_ _)m。 あーもう一つ、隊長がユーザー様によく申し上げるのは、エアコンを購入する際には、家電のチラシで特売(価格だけ)に飛びつくのではなく、しっかりエアコンの性能(最近だと星印や省エネ率で表示)を見極め購入することをお勧めしています。できれば、高額かもしれませんが、省エネ性能がより高いものを選ばれると良いと思います。つけっぱなしの電気代も更に減りますからー。 後は、時間とお金があれば何方が特になるのかを、ご自宅で試して見ると面白いかもしれませんね。以上参考になれば幸いです。!  この様な工夫をした住宅も・・→「HKーBASE/西東京市」 
隊長IKEDA隊長

安心した中古住宅の買い方へ

近年、中古住宅を購入して、リフォーム・リノベーションしたいという方が以前よりも増えてきました。それは、安心して中古住宅を購入する仕組みが整ってきたからかもしれませんね。インスペクション(住宅検査)、既存住宅の瑕疵保険など、購入の際に、私共と一緒に物件を見たり、検査する仕組みや、万が一の場合に瑕疵保険等の保険金で修繕できるなどの制度ができたこともあります。 もう一つ、住宅金融支援機構の商品でもあるフラット35中古住宅(中古住宅)タイプが生まれ、しっかりインスペクションし適合した住宅は、固定金利で中古住宅を購入することが可能になったのも普及してきた要因かもしれませんね。(+リフォームにも) さて、このインスペクション、中古住宅に瑕疵保険や、フラット35などの金融商品を利用できるジャッジマンのことをインスペクターといいます。インスペクターになるためにはそれぞれ、まる一日講習会を受講し考査に合格するとその資格が与えられます。 瑕疵保険を判定するインスペクターの資格→既存住宅現況検査員フラット35(中古)のインスペクター→適合証明技術者 岡庭建設では隊長を含め設計スタッフ全員が、現況検査員の資格を所得し、3名が適合技術者の資格を所得していますので、公的に、中古住宅購入時に瑕疵保険の判定や、フラット35(中古)融資基準の判定をすることが可能になっております。 本日は1日、この適合技術者の更新講習会でした。この更新は2年に一度必ず受講しなければ更新することができない制度になっております。 このように隊長をはじめ、岡庭建設のスタッフたちとともに、新築だけでなく、中古住宅等の既存住宅を安心して購入しリフォーム、リノベーションしていく体制を整えていると共に、多くの方々がご利用頂いております。m(_ _)m    以上隊長でした    (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へ直接お聞きになりたいことや、知りたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑) 
隊長IKEDA隊長
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