IKEDA隊長コラムCOLUMN
2025年7月の記事(9件)
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受け継いだ土地からの家づくりを考える〜VOL3「最低敷地面積」とは?
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。前回のVOL2では、330㎡の土地を分筆して南側220㎡をご自宅用に、北側110㎡を売却用にというコラムを書きました。多くの方から「なるほど、そういう考え方があるのですね」「うちの土地でも同じようなことができるのでしょうか?」といったお問い合わせをいただいています。そこで今回VOL3では、土地を分割する際に必ず知っておいていただきたい「最低敷地面積」という重要な制約について、実例を交えながらお話しします。実は、何でもかんでも好きな面積で敷地が分割できるわけではないのです。
2025.07.30(水)

「しずおか木造塾」で講演いたします
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。この度、静岡県建築士会主催の「2025しずおか木造塾」にて講師を務めさせていただくことになりました。今回隊長が担当させていただくテーマは「これからの住宅設計・改修工事を考える」です。1部の講座では、新建ハウジングの三浦祐成社長による「これからの明るい住宅業界の動向を考える」と合わせて、住宅業界の現在と未来について多角的にお話しさせていただく予定です。2025年4月からの既存住宅改修における大きな変化隊長の講演では、特に既存住宅の改修工事に焦点を当てます。2025年4月から施行された建築基準法改正により、既存住宅の大規模修繕・大規模模様替えに関する確認手続きが大幅に変更となります。これまで「4号建築物」として扱われてきた一般的な木造住宅の多くが「新2号建築物」に分類され、大規模な修繕・模様替えを行う際にも建築確認申請が必要となることは、私たち建築実務者にとって非常に重要な変化です。大規模修繕・模様替えの実務への影響主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)のいずれか一種類について過半(50%超)を改修する工事については、新たに建築確認申請および完了検査が・・・改正法の制度等と改修工事の変化がどのようにリンクしているかについても触れる予定です。既存住宅は多様ですが、そこから中小工務店や設計者が現場からどの様な対応をしていくべきかなどお伝えできればです。
2025.07.27(日)

相続された土地、どう活かしますか?〜受け継いだ土地からの家づくりを考える〜VOL2
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。前回のVOL1では相続された土地活用のご相談が増えていることをお話ししましたが、今回は具体的な例を通して、330m²の大きな土地をどう活かすかを考えてみたいと思います。実際に多くのお客様から「土地が広すぎて悩んでいる」「植栽の手入れが大変で負担になっている」「建て替えるにも資金のことも不安」「将来の事を考えてどの位置に、どの大きさの家をつくれば良いのか」・・といったご相談をいただく中で、建築士として最適な解決策をご提案させていただいたり一緒に考えたりしています。
2025.07.22(火)

国分寺市にて現地調査
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日、国分寺市にて新たなプロジェクトの現地調査を実施してまいりました。今回は設計チームのリーダーであるセリ隊員と、若手のホープ・コンちゃんと共に、敷地のポテンシャルをしっかりと読み込んできましたー。今回調査させていただいた敷地は、国分寺市内でもやや広めの土地。こうした敷地では、単に建物を配置するだけではなく、土地の持つポテンシャルを最大限に活かした計画が重要になってきますし、将来の土地利用も意識しておく必要があるんですね。敷地の形状、高低差、隣地との関係性、そして何より「この土地が持つ可能性」を丁寧に読み取ることが、良質な住まいづくりの第一歩です。広めの敷地だからこそ、建物配置の自由度も高く、庭や外構計画との一体的な設計が可能になります。
2025.07.19(土)

相続された土地、どう活かしますか?〜受け継いだ土地からの家づくりを考える〜VOL1
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。最近、相続で受け継いだ土地について多くのご相談をいただきます。「親から引き継いだ土地があるけれど、どう活用すれば良いかわからない」「敷地が広すぎて、コンパクトな家を建てたときの余った土地の使い道に困っている」「広いこの土地を売却して別の場所に住む可能性ある?」といった相談です。(東京エリアで)
2025.07.16(水)

「新しい工務店の教科書」にて
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日、名だたる設計者や工務店経営者の方々が執筆された雑誌『あたらしい工務店の教科書2025』(新建ハウジング社)に、微力ながらメンバーの一員として加えていただき、「2025年ショック対応」について寄稿させていただきました。業界の最前線で活躍される皆様とともに掲載していただけたことは、非常に光栄なことでありました。実は、献本をいただいていたにも関わらず、すっかり忘れており、先日書店で偶然見かけて改めて・・・驚。今回の寄稿では、改正法に対応するために建築技術者が特に注意すべき点について執筆いたしました。2025年は住宅業界にとって大きな転換点となりますが、これらの変化を正しく理解し、適切に対応していくことが重要だと考えております。
2025.07.12(土)

工務店の技術共有@名古屋路
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日は久しぶりに名古屋を訪れ、名古屋で活躍する阿部建設様をはじめとする意識の高い工務店ネットワークの皆様を対象に講師を務めさせていただきました。おっと、名古屋駅にドアラが・・・。ドラゴンズファンの隊長には嬉しい景色・・・笑。さて、主なテーマは、本年4月に施行した改正建築基準法がもたらす既存住宅改修への影響についてです。今回の法改正は、建築業界にとって極めて重要な転換点。これまでの住宅レベルの審査制度等が特例制度であったのですが、様々な改正法に連動し中大規模と同様に審査省略がなくなりました。とても良いことではありますが、既存住宅の改修にも影響してくることと、まだまだ情報が的確に伝わていないことから、今回の講演となった次第です。
2025.07.09(水)

全国の工務店の集いへ
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日はは、隊長が役を務めるJBN全国工務店協会の18期代議員総会が開催されました。(水天宮:ロイヤルパークホテルにて)全国約3000社の工務店が加盟するこの団体の重要な会議に、代議員総会は毎回身が引き締まる思いです。何せ代議員数が100名近くも全国から選出されていますし、各地域からの想いを持って参加してますので。今期も議案が多岐にわたりましたが、様々な意見や議論を経て全ての議案が無事承認されました。これで全国の工務店仲間と共に、より活発な活動を展開していくことができます。地域密着型の工務店として、お客様に寄り添った住まいづくりを進める一方で、業界全体の発展にも貢献していく体制が整いました。私たち地域工務店にとって、このような全国規模の連携は非常に重要です。各地域で培った技術やノウハウを共有し、お互いに切磋琢磨することで、より良い住まいづくりができるのです。
2025.07.06(日)

工務店の技術共有@熊本路
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。先日、かねてから交流のある熊本の工務店仲間である株式会社エバーフィールドさんへ。お互いの工務店技術の共有、そして共に県単位で有事の代表主幹事工務店としての役割を担っているので、これまでの有事と成功例と課題についても共有してまいりました。
2025.07.03(木)