IKEDA隊長コラム
2016.10.09中古住宅購入補助・新築建替・エコリフォームに補助
現在政府の臨時国会が開催中ですが、第二次補正予算の中で、住宅の新築や建替の他、
中古住宅購入に向けた補助事業が含まれていますね。
主な内容は以下の通りです。
①エコリフォーム
住宅のエコリフォーム等を実施した場合に、リフォーム費用に対し最大30万円/戸
を補 助(耐震改修を行う場合は45万円/戸)
②中古住宅購入時
若者(40歳未満)が既存住宅を購入した場合に、インスペクション費用に対し5万円/戸
を補助
③新築住宅に建て替える
耐震性のない住宅等を除却し、エコ住宅を建替えた場合に、建設費用に対し30万円/戸 を補助
(認定長期優良住宅やさらに省エネ性能の高い住宅の場合は40万円/戸又は50万 円/戸)
と3つのジャンルに補助が出る予定です。
詳細はこれからですが、
①のエコリフォームは、窓に内窓をつけるとか、住宅そのものの断熱性能を向上させる、あと
は、効率の良い設備機器に交換するなどのが条件になります。
*既存住宅の省エネ率向上を目的にしたものですね。
②は、40歳未満?とある意味若者など住宅一時所得者の方向けで、中古住宅購入時に住宅の
検査、いわゆるインスペクションを行い、住宅の情報を見えるかし、かつ既存住宅の瑕疵保険
が付保されることなどが条件となります。
*中古住宅の普及に伴う安心と安全な取引実現に向けたものです。
*岡庭不動産でも安心安全な中古住宅取引に向けた国土交通省の事業にも採択されています。
③は建て替える際に、エコな住宅に建て替えましょうということだと思います。建て替える
=旧の住宅性能なわけですから、建て替える際に、ただ建替るのではなく、耐震性や省エ性
などしっかりした住宅にして下さいと言うことですね。ですから岡庭でも大半の方が所得され
る「認定長期優良住宅」も含まれますが、更に省エネ性能を高める事で、補助額が上がったり
もします。
*既存住宅では、耐震性と省エネ性が現行基準から劣るものも多いので、建替を機に質の高い
住宅を建設してもらうことを目的にしていますね。
*岡庭建設の手がる認定長期優良住宅へ
国には、住生活基本法という法律があり、国民のより良い住生活に向けた法律や目標値があり
それらの実現に向けた施策の一部だと考えます。
残念ながら、今回の事業では、土地から新築される方は対象外となります。
詳しくは国土交通省のホームページでもご確認頂けます。
あくまでも、国会審議中ですから、内容が変わることもありますし、当然、国会で可決され
ることが条件ですが、これから家造りやリフォームされる方にとっては、オトクな情報です
から、今回の国会には注視しておくのもよいでしょう。
国会会期末が11月末ですから、可決されれば12月中にはスタートすると思います。
でも、当然予算有りきですから、補助金目当てで計画を考えないようにしましょう。
「自分の望んでいる計画を推し進める!」
あくまでも、その延長で補助金がもらえらたラッキーくらいの感覚でですね!