全国の工務店の集いへ

「隊長の活動他」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日はは、隊長が役を務めるJBN全国工務店協会の18期代議員総会が開催されました。

(水天宮:ロイヤルパークホテルにて)

全国約3000社の工務店が加盟するこの団体の重要な会議に、代議員総会は毎回身が引き締まる思いです。

何せ代議員数が100名近くも全国から選出されていますし、各地域からの想いを持って参加してますので。

今期も議案が多岐にわたりましたが、様々な意見や議論を経て全ての議案が無事承認されました。これで全国の工務店仲間と共に、より活発な活動を展開していくことができます。地域密着型の工務店として、お客様に寄り添った住まいづくりを進める一方で、業界全体の発展にも貢献していく体制が整いました。
私たち地域工務店にとって、このような全国規模の連携は非常に重要です。各地域で培った技術やノウハウを共有し、お互いに切磋琢磨することで、より良い住まいづくりができるのです。

国交省による基調講演

総会後の基調講演では、国土交通省の松野生産課長にお越しいただきました。国交省の最新の政策動向や、その先にある住生活施策について、大変分かりやすくご説明いただき、非常に勉強になりました。特に印象的だったのは、カーボンニュートラル実現に向けた住宅業界の役割について言及された部分です。省エネ性能の向上、長期優良住宅の普及、そして既存住宅の性能向上リノベーション——これらは、私たち岡庭建設が日頃から取り組んでいる分野でもあります。国の施策と私たちの実践が重なる部分が多く、私たちが進めている方向性に確信を持つことができました。また、地域工務店だからこそできる、きめ細やかな対応やアフターサービスの重要性も改めて実感いたしました。

そして何よりも有意義だったのは、総会後に全国の代議員でもある工務店仲間と共に過ごした時間です。夜遅くまで語り合い、各地域での取り組みや課題を共有することができました。北海道から沖縄まで、それぞれの地域特性を活かした家づくりの話、職人不足への対応策、新技術の導入事例など、話題は尽きませんでした。特に興味深かったのは、各地域での災害対応や地域材活用の取り組みです。

これらの交流を通じて、改めて感じるのは「地域に根ざした工務店の価値」です。大手ハウスメーカーでは提供できない、その土地に適した家づくり、そして何十年にもわたるお付き合い——これこそが私たち地域工務店の強みなのです。

 

4年目を迎える3役年

隊長自身、JBN全国工務店協会の副会長として四年目を迎えることとなりました。微力ではありますが、業界の発展と、何より地域のお客様により良い住まいを提供するため、気持ちを新たに取り組んでまいります。社会や住生活を含め今、大きな変革期を迎えています。改正法、省エネ性能の義務化、デジタル技術の導入、職人不足への対応など、多くの課題があります。しかし、これらの課題は一社だけで解決できるものではありません。JBN全国工務店協会のような業界団体での連携、そして何より全国の工務店仲間との協力があってこそ、より良い解決策を見つけることができるのです。たくさんの方々に声を掛けられ、覚えきれないほどのテーマと役割。この役割も果たしつつ、そこから吸収したもの、得たものを自らの取組にも引き続き活かし地域の住生活に活かして参ります!

隊長

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