chitosaji/Jiccaiさんへ@青山スパイラル
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。
先日、スタッフのくどうちゃんとヨッシーと共に、青山スパイラルで開催されていたイベントに足を運んでまいりました。目的は、西東京市田無にあるカフェと焼き菓子の店「JICCAI(CHITOSAJI)」さんへのご挨拶です。
田無の名店が、なぜ青山へ?
実は、田無のお店は並んでなおかつ、売り切れになることで有名なお店です。地元西東京市にこれほど人気の焼き菓子店があることを知り、以前から気になっていたのですが、なかなかタイミングが合わずにいました。
そんな折、青山スパイラルでイベント出店されていることを知り、「これはチャンス!」と思い立ちました。もう一つの目的は、今後の岡庭建設のイベント協力などについても、お話を伺えればと考えていたからです。住まいづくりと暮らし、そして「食」は切っても切り離せない関係にあります。地域で丁寧にものづくりをされている方々と繋がることは、私たちの仕事にとっても大切なことだと考えています。
幸いにも、少し並ぶ程度で購入でき、CHITOSAJIさんともお話しすることができました。


こだわりの焼き菓子との出会い
自宅用だけでなく、会社スタッフからの要望もあり、様々なジャンルの焼き菓子を購入させていただきました。スコーン、クッキーなど、どれもパッケージからこだわりが伝わってきます。実際に初めて頂きましたが、これが本当に美味しいのです!CHITOSAJIさんのお菓子作りの理念は「身近な恵を大切にする」こと。西東京市のいくつもの農園さんのイタリア野菜を使ったケーキや、ドライフルーツを使ったグラノーラなど、地元の素材を活かした製品づくりをされています。よつ葉発酵バターを使用した全粒粉入りのエピスコーン、小麦粉を使用したプレーンなスコーンや酒粕と京都の白味噌を使ったスコーンなど、素材へのこだわりと作り手の想いが伝わってきます。



建築家・槇文彦氏の名作、青山スパイラル
今回の訪問には、もう一つの楽しみがありました。それは、青山スパイラルという建築そのものです。
スパイラルは1985年にオープンした複合文化施設で、建築家・槇文彦氏が設計した建築物です。正方形、円、正三角形、円錐といった純粋幾何学体を基本要素とし、外観には数多くの形体を積み上げていくコラージュ的手法が採用されています 。1980年代の日本のポスト・モダン建築を代表する建築物の一つとして国際的に知られており、2024年にはDOCOMOMO Japanにより「日本におけるモダン・ムーブメントの建築290選」にも選定されています建物内部は、1階奥の吹抜けに螺旋スロープが設置された円筒形のアトリウムが特徴的で、この螺旋(スパイラル)が建物の名称の由来となっています。ギャラリーを見渡すカフェからショップを通って多目的ホールへと連なるオープンな空間構成は、通常の美術館や劇場とは異なったアートとの出会いを体験させてくれます


地元西東京の魅力を再発見
今回の青山スパイラル訪問を通じて、改めて気づいたこと。
CHITOSAJIさんが大切にされている「身近な恵を大切にする」という姿勢と、私たち岡庭建設が大切にしている「地域に根ざした家づくり」は、根底にある想いが共通しているということです。CHITOSAJIさんは、西東京市という地域で育った素材を使い、地域の作り手と繋がりながら、一つひとつ丁寧にお菓子を作られています。私たちも、地域で育った木材を使い、地域の職人と共に、一軒一軒丁寧に家を建てています。
地元西東京市に、こんなに素晴らしい焼き菓子店があることに、改めて驚かされました。田無という地域で、これだけのこだわりを持って製品づくりをされているCHITOSAJIさんのような存在は、地域の宝だと思います。私たちも工務店として、単に家を建てるだけでなく、地域の魅力を発見し、地域の方々と繋がりながら、西東京市をより良い場所にしていきたいと常々考えています。
今後、CHITOSAJIさんとは、岡庭建設のイベントでのコラボレーションなども検討していきたいと思っています。美味しい焼き菓子と共に、豊かな暮らしについて考える機会を提供できれば素敵だなあーと勝手ながら考えています。また、その様な機会が決まりましたらお知らせしますね。
隊長










