「断熱・省エネリフォーム推進タスクフォース」の発足

「おかにわ建設」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日、JBN全国工務店協会の副会長として、「断熱・省エネリフォーム推進タスクフォース」の発足会に出席してまいりました。今回は久原副会長と私のダブル副会長で臨みましたが、登壇は久原副会長にお願いしました。

この新しいタスクフォースは、環境省が推進する*「デコ活」の一環として立ち上げられたもので、住友不動産さんを代表事業者に、LIXILさん、YKK APさん、三協立山さん、住宅開口部グリーン化推進協議会(AGW)、そして私たちJBNが連携。既存住宅の断熱・省エネリフォームの普及と技術向上を全国的に推し進めていく強力な布陣です。
※デコ活=脱炭素(Decarbonization)+エコ(Eco)+活動(Activity)

発足会当日は、驚くほどの報道陣の数。テレビ局や新聞社を含め、なんと80社以上が集まり、カメラの放列ができるほどの熱気でした(正直、この光景には私も圧倒されました…驚)。そしてその注目度の高さは、朝日新聞、日経新聞をはじめ、全国各地の新聞や業界誌にも大きく取り上げられる結果に。

背景には、2050年カーボンニュートラルという大きな目標があります。現状、日本の住宅の約82%が現行省エネ基準を満たしておらず、そのうち約1,300万戸は無断熱。新築だけでは到底追いつかないため、既存住宅の断熱改修は喫緊の課題です。

JBNとしては、全国の工務店・技術者に向け、断熱改修の知識・技術を底上げするためのテキスト作成や講習会の全国展開を準備中です。タスクフォースでも「認知拡大」「営業力強化」「技術力強化」という3つの分科会を設置し、役割分担をしながら活動を進めていきます。

断熱・省エネリフォームは、環境のためだけでなく、お客様の健康、快適性、そして光熱費削減に直結します。これを機に、地域の工務店が果たせる役割もますます大きくなると感じています。業界の垣根を越えたこの取り組みを、しっかり形にしていきたいと思います。

まずは、発足会のご報告まで。

隊長

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